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  • VOL.33 さんまの炊き込み雑穀ご飯

    VOL.33 さんまの炊き込み雑穀ご飯

    空にはうろこ雲。秋刀魚が美味しい季節になりました。今回は秋の味覚の代表、秋刀魚を使った炊き込みご飯をご紹介します。塩焼きにした秋刀魚、ごぼう、にんじん、しめじなど秋の味覚をたっぷり入れ、雑穀を加えて炊き込みます。炊き上がりの良い香り。この季節ならではの深い味わいです。秋刀魚にはたくさんの栄養素が含まれています。良質の脂に含まれるEPAは血液をサラサラにし、DHAは脳の発達に良い効果。他にもお子様からお年寄りまで効果的な万能の食材です。新鮮な秋刀魚を見つけたら、多めに買って塩焼きに。冷凍しておけばすぐに作れます。ぜひ作ってみてください。 <材料>4人分 材料一覧 材料分量米2合雑穀1袋(30g)さんま2尾塩適宜ごぼう1/4本にんじん1/2本しめじ1/2パックしょうが1かけ(15gくらい)水調味料を加えて、いつもの水加減の分量(2カップ)醤油大さじ1酒大さじ2青みの野菜(三つ葉)適宜 手順一覧 1お米を洗ってざるに上げ、30分くらい置く。2さんまは頭、尾、はらわたを除き、水洗いしてペーパーで水気をよくとる。軽く塩をふって魚焼きグリルでこんがり焼き、冷ます。3ごぼうはささがきにして水につけ、あく抜きした後、ざるに上げる。にんじんは3cm長さの細切り、しょうがは千切り、しめじは石づきを取り、ほぐす。4炊飯器に米、雑穀、野菜を入れ、水加減をし、醤油、酒を加える。上に2.のさんまをのせ、普通に炊く。5炊き上がったら、7~8分蒸らす。さんまを取り出し、骨を取り除いて身を粗くほぐし、全体にさっと混ぜる。器に盛り、青みの野菜をのせる。 P R O F I L E 自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。 帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。 オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。 自宅での料理教室もリピーターが多い。 柏木京子(かしわぎ きょうこ) 柏木 京子公式サイト にんべん だしアンバサダー株式会社にんべん 鰹節専門店のにんべんが、日々の暮らしにかつお節やだしを取り入れている皆さまと一緒にかつお節やだしをもっと楽しもうというプロジェクトです。 にんべん公式サイト

  • VOL.32 ズッキーニのサラダ

    夏から初秋へ移るとともに、気温の変化で不調を感じることも多い季節。今回は暑さが残るこの時期に食べたい、ズッキーニのサラダをご紹介します。ズッキーニは生のままスライス。蜂蜜とレモン汁を加え、ほんのり甘く爽やかなドレッシングを合わせました。おいしく作るポイントは、ズッキーニを先につけ、少ししんなりさせること。味がうまくからみます。あと一品欲しい時に手軽にできる一品。肉や魚料理の付け合わせや、パンを添えてランチにもおすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。 材料  ズッキーニ・・1本(200〜250g) 米酢・・小さじ2 はちみつ・・小さじ1 塩・・4つまみ オリーブオイル・・小さじ2 こしょう・・少々 プチトマト(黄色)・・5個 紫玉ねぎ・・1/8個分 ブロッコリースプラウト・・1/2パック 材料一覧 ドレッシングの材料をボウルで混ぜる。ズッキーニを2〜3mmにスライスし、ドレッシングを絡める。プチトマト、紫玉ねぎをスライスする。皿にズッキーニを並べる。ボウルに残ったドレッシングでプチトマト、紫玉ねぎを和える。ズッキーニの上にのせ、上にブロッコリースプラウトを盛り付ける。

  • VOL.31 焼きなすのお吸い物

    VOL.31 焼きなすのお吸い物 夏から秋にかけて美味しくなるなす。焼いて熱を加えると、柔らかくとろ~っとした食感になります。焼きなすのコツは、皮をしっかり焦がし、水につけずに皮をむく。皮の香ばしさが加わり、一口食べるたびに「あー美味しい」と思わず言いたくなります。汁はいつもの出汁に白だしを少し加えて、本格的な味に。添えるプチトマト、枝豆をとろみをつけた汁に絡めて召し上がってください。いつものなすに一手間加えて作る、絶品美味しいなす料理。ぜひ作ってみてくださいね。

  • 鯵のソテー ラビゴットソース

    VOL.29 鯵のソテー ラビゴットソース

    柏木京子 VOL.29 鯵のソテー ラビゴットソース 鯵のソテー ラビゴットソース 春と夏の境目の6月。梅雨に入り蒸し暑さが増してくるこの時期は、何かと不調が出やすくなります。今回ご紹介するのは、フランス語で「元気を出させる」という意味があるラビゴットソース。酢の効いたドレッシングに、刻んだ生の野菜をたくさん入れて作ります。ビタミンCが豊富で、酢は疲労回復効果も期待できますね。  魚は下ごしらえが肝心。塩を振って10分置き、出てきた水分を拭き取ることで、生臭さがなくなります。表面をぱりっと焼き、ラビゴットソースをたっぷりかけて、美味しくお召し上がりください。 材料一覧 鯵の骨を取り除き、塩2つまみを全体にまぶして10分置く。出てきた水気を拭き取る。野菜を切る。紫玉ねぎをみじん切りにし、塩2つまみをかけて混ぜておく。10分くらい置き、ペーパーで包んで水気を取り除く。きゅうり、トマトは種の部分を取り除き、5mm角に切る。ボウルに☆の調味料を入れてよく混ぜ、野菜を加えて混ぜる。鯵の表面に出てきた水分をペーパーで拭き取り、小麦粉を薄くつけてフライパンでこんがり焼く。皿に盛り付け、ソースをかける。 鯵の骨を取り除き、塩2つまみ 野菜を切る ☆の調味料を入れてよく混ぜる 小麦粉を薄くつけてフライパンでこんがり焼く P R O F I L E 自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ)出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。 [ctr_block id="10176"] にんべん だしアンバサダー|株式会社にんべん公式サイト

  • VOL.28 豚肉の冷しゃぶオクラソースがけ

    ● VOL.28 ● 豚肉の冷しゃぶオクラソースがけ  今回ご紹介するのは我が家の定番メニュー、豚肉の冷しゃぶです。疲労回復に効果のある豚肉、ネバネバが人気のオクラ、タイの調味料ナンプラー。個性のある食材ですが、とてもよく合います。冷しゃぶを柔らかく、美味しく仕上げるためのコツがあります。まず茹で方。肉を柔らかく仕上げるために、肉は静かな火で茹でます。次に冷やし方。肉の色が変わったらザルに上げ、水気が切れたら少量のナンプラーをからめます。こうすることで、しっとり柔らかく、しっかりした旨味の豚しゃぶ肉に仕上がります。オクラソースは青魚の刺身にも合います。ぜひお試しくださいね。 【材料】(2人分)豚ロースしゃぶしゃぶ用................200g   ナンプラー.......................................小さじ1/2くらいオクラ................................................1/2パック(5本くらい)塩.........................................................大さじ1/2 ★オリーブオイル.................................大さじ2★マスタード.......................................小さじ1/2 ★千鳥酢.............................................大さじ1/2 ★ナンプラー.......................................小さじ1 ★こしょう..........................................少々 みょうが.............................................1本 ■ 作り方 ■ 1. オクラソースを作る。オクラはさっと洗い水気を拭き取る。塩をまぶし板ずりする。 2. 塩を洗い流す。ヘタを切り落とし、みじん切りにする。 3. 調味料をまぜる。 4. 鍋に湯を沸かし、沸騰したら火を弱め、豚肉を1枚ずつ広げて入れる。沸騰すると肉がパサパサになってしまうので、静かな火で茹でる。 5. 色が変わったらザルにあげる。水気が切れたら、ナンプラー小さじ1/2をからめる。 5. 2.の豚肉をお皿に盛る。その上に、オクラソースをかける。薄い輪切りにしたみょうがを添え、混ぜていただく。 <<< ● VOL.27 ● 出汁で炊くそら豆としらすのリゾット  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2022年5月11日(水)

  • VOL.27 出汁で炊くそら豆としらすのリゾット

    ● VOL.27 ● 出汁で炊くそら豆としらすのリゾット    春野菜のおいしい季節になりました。今回は食卓を春に彩る、そら豆としらすのリゾットをご紹介します。香りが強く、若くてやわらかなそら豆はさっと塩茹でを。 お米は洗わずに炒め、旨みのしらすをプラスします。鰹と昆布の合わせ出汁で煮て、バター、チーズ、白ワインを加えます。フライパンで作る、栄養たっぷり美味しいリゾット。そら豆は鮮度が落ちやすく、空気に触れると味も栄養価も低下します。さやに入ったものを購入し、できるだけ早く食べましょう。 【材料】(2人分)そら豆.............................. 1袋(30粒くらい) しらす.............................. 45g 米.................................... 1合(洗わずに)出汁................................. 400〜500ml 白ワイン........................... 大さじ2 塩.................................... 少々 こしょう........................... 適宜醤油................................. 少々 バター.............................. 10〜20gパルミジャーノチーズ......... 適宜 にんにく........................... 1かけ ★出汁の取り方はこちら。https://lady-tokyo.com/blog/2020/01/kokoro-k.html ■ 作り方 ■     1. そら豆を房から出し、塩を入れた熱湯で2〜3分茹でる。粗熱が取れたら、皮をむく。 2. フライパンにオリーブオイル、つぶしたにんにくを入れて火にかける。良い香りがして、オイルに香りが移ったらにんにくを取り出す。 3. 米を加えて炒める。透明になり、ガリっと噛めるようになったら、白ワイン、しらすを加える。 4. 出汁を200ml入れ、中火で煮る。水分がなくなってきたら出汁を100mlずつ加え、ほんの少し固さが残るくらい(アルデンテ)まで煮る。出汁が残っていても、固さがちょうど良くなったところまでで止める。 5. バターを加え、パルミジャーノチーズを削って混ぜる。 6. そら豆を加える。味見をして塩で味を整え、醤油少々をたらす。 7. 皿に盛りつけ、オリーブオイル、チーズをかけ、黒胡椒を引く。 <<< ● VOL.26 ● 新玉ねぎの柔らか煮すき焼き風  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2022年4月6日(水)

  • VOL.26 新玉ねぎの柔らか煮すき焼き風

    ● VOL.26 ● 新玉ねぎの柔らか煮すき焼き風    春先になると野菜売り場に「新」のつく野菜が並びますね。こうした野菜をみると、春の訪れを感じて、何だかうれしくなってきます。今日は新玉ねぎを丸ごといただく料理をご紹介します。収穫後そのまま出荷される新玉ねぎは、見るからにみずみずしく柔らかいのが特徴。甘辛味の出汁でじっくり煮込むことで外側に味が染み、中は新玉ねぎそのもののあまさを味わえます。お箸でくずしながら、半熟卵、甘辛のタレを絡めるととても美味しいです。この季節ならではのごちそう玉ねぎ、ぜひ作ってみてください。 【材料】(4人分)新玉ねぎ...........................4個 出汁.................................4カップ みりん..............................大さじ4醤油.................................大さじ4 牛肉.................................150g ●醤油.............................. 小さじ2 ●酒................................. 小さじ2 ●ごま油........................... 小さじ2しいたけ...........................3個 菜の花..............................適宜卵....................................4個 お好みで 七味唐辛子 ■ 作り方 ■     1. 新玉ねぎの皮をむく。 2. 鍋に出汁、みりん、醤油、新玉ねぎを入れて火にかけ、沸騰したら15分、上下を返して10分煮る。キッチンペーパーで落とし蓋をするとうまく煮える。 3. 牛肉を食べやすい大きさに切り、●の調味料を絡めておく。 4. 玉ねぎが柔らかくなったのを確認し、2.の鍋に牛肉(調味料ごと)、しいたけを加えて煮る。 5. 肉に火が通ったら菜の花を加える。 6. 皿に新玉ねぎ、牛肉、しいたけ、菜の花を盛り付ける。 7. 再び鍋を火にかけ、卵を入れて半熟にする。 8. 一緒に盛り付ける。卵をからめながらいただく。 <<< ● VOL.25 ● さばと大根の生姜鍋  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2022年3月2日(水)

  • VOL.25 さばと大根の生姜鍋

    ● VOL.25 ● さばと大根の生姜鍋    節分を過ぎると、暦の上では春が始まる2月。でも実際の気温はまだ低く、真冬の気候が続いていますね。今回は体がぽかぽかに温まる、さばと大根の鍋をご紹介します。冬のさばは脂がのっていて美味しく、安値で新鮮。DHA、EPAが豊富で体にとても良いです。生姜をたっぷり入れた醤油味の出汁で、大根と一緒に煮込むので、クセがなく旨みたっぷり。青菜を入れたり、柑橘や七味などでアクセントを加えるとさらにおいしくいただけます。焼き餅を入れるのもおすすめです。料理教室の生徒さんにも大人気の鍋。ぜひ作ってみてくださいね。 【材料】(4人分)大根..................1/2本(600gくらい) さば..................1尾(三枚おろし) 塩.....................2つまみ ●生姜汁.....................大さじ1 ●醤油...............大さじ1 ●酒..................大さじ1○だし汁...............4カップ○しょうゆ.........大さじ2○酒.....................大さじ2生姜..................1かけ(薄切り) 青菜 せり、小松菜など..................適宜薬味 三つ葉 かいわれ 柚子 レモン 黒こしょう 七味 など ■ 作り方 ■     1. さばはひと口大にそぎ切りにし、塩をふってしばらくおく。水分をペーパで拭き取り、臭みを取り除く。 2. 下味●のしょうが汁、醤油、酒をからめる。 3. 大根は皮をむいて少し長め(6〜7cm)の千切り、生姜を薄切りにする。青菜を食べやすい長さに切る。 4. 鍋に○の煮汁の材料、しょうがの薄切りを入れて火にかける。煮立ったらさばを入れ、灰汁を取りながら煮る。さばに火が通ったら大根を加え、好みの固さに煮る。青菜を加える。 5. 器に汁ごと盛りつけ、お好みで薬味を加える。柚子やレモンの絞り汁、七味、黒こしょうなどを加えていただく。 <<< ● VOL.24 ● スペアリブと大根の和風ポトフ  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2022年2月2日(水)

  • VOL.24 スペアリブと大根の和風ポトフ

    ● VOL.24 ● スペアリブと大根の和風ポトフ    1年で1番寒い時期に向かっているこの季節。ことこと煮込んだあったかい料理が食べたくなりますね。今回はスペアリブと一緒に根菜を煮込んだポトフです。スペアリブは塩をふってひと晩寝かせ、旨味を引き出します。野菜と一緒に鍋に入れて煮込めば完成! あっさりとした味わいなので野菜をたくさん食べることができ、これだけでも満足感が得られます。私にとっては忙しい時のおたすけ料理。少し残して、カレーにしてもおいしいですよ。体も心もほっとあったまる一品。ぜひ作ってみてくださいね。 【材料】(4人分)スペアリブ...............400〜500g  塩........................... 小さじ2 大根.....................1/2本(500g) じゃがいも...............中2個(200g)にんじん..................1/2本(100g)しょうが..................1かけ分(スライス) にんにく..................1かけ(芯を取り除き、潰す) 水...........................800ml 昆布........................5cm角1枚 酒...........................大さじ2みりん.....................大さじ1 ■ 作り方 ■     1. スペアリブに塩をふり、冷蔵庫で一晩〜3日置く。水分が出てきたら、拭き取る。 2. 野菜は皮をむき、大根は2cm厚さの半月切り、じゃがいもは半分に、にんじんは2cm厚さの輪切りにする。 3. 鍋に全ての材料(スペアリブ、大根、じゃがいも、にんじん、しょうが、にんにく、水、昆布、酒、みりん)を入れて火にかける。 4. 沸騰したら灰汁を取り除き弱火にして約1時間煮込む。具材が汁から出ていたら、キッチンペーパーで落とし蓋をするとうまく煮える。味見をして、塩こしょうで味を整える。 5. 皿に盛り付け、さっと茹でた大根の葉を添える。 6. 脂が気になる場合は、一晩冷蔵庫で冷やして取り除く。 7. 残ったら、カレールゥを加える。とても美味しい。 <<< ● VOL.23 ● ポテトとレンコンの海老入りグラタン  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2022年1月5日(水)

  • VOL.23 ポテトとレンコンの海老入りグラタン

    ● VOL.23 ● ポテトとレンコンの海老入りグラタン    師走になり、何かとあわただしい毎日。日が短く気忙しいですね。そんな時こそ、夜ご飯はほっとしていただきたいものです。今回は大地の恵みをいっぱいに蓄えた根菜を生クリームとチーズのコクで美味しいグラタンにしました。ほくほくのおいもにレンコンのサクサク食感。時々登場するさつまいもの甘さにほっこりします。じゃがいもよりさつまいもの方が火の通りが早いので、少し大きめに切ってください。がんばった自分にご褒美の一品。肉料理の付け合わせ、ワインにもよく合います。ぜひ作ってみてくださいね。 【材料】(3〜4人分)じゃがいも.................. 350g(中3個くらい) さつまいも.................. 150g(中1本くらい) レンコン.................. 100g(10cmくらい)むき海老.................. 8尾(3つに切る) にんにく................. 1かけ(みじん切り)ローリエ..................1枚 溶けるチーズ.................. 200g 生クリーム.................. 200g 塩 こしょうオリーブオイル............ 適宜 バター.................. 少々酢........................ 少々 ■ 作り方 ■     1. じゃがいも、さつまいもの皮をむく。じゃがいもは6等分に、さつまいもは少し大きめに切る。さっと水にさらし、鍋に入れ、水(ひたひた)、ローリエを入れて茹でる。柔らかくなったら火を強めて水分を飛ばす。 2. レンコンは皮をむいて薄切りにし、薄い酢水につけ、ざるに上げる。 3. フライパンにオイル、にんにくを入れて火にかける。香りがしてきたらレンコンを入れて透明になるまで炒める。エビを加えて軽く炒め、塩、こしょうで味をつける。 4. 耐熱皿に1.の半分、3.半分を入れ、チーズの半分をのせる。残りも同じように重ね、生クリームを全体にかける。 5. 200度のオーブンで20〜30分、こんがり焼けたら出来上がり。 <<< ● VOL.22 ● きのこと鶏のかきたま汁  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2021年12月1日(水)

  • VOL.33 さんまの炊き込み雑穀ご飯

    VOL.33 さんまの炊き込み雑穀ご飯

    空にはうろこ雲。秋刀魚が美味しい季節になりました。今回は秋の味覚の代表、秋刀魚を使った炊き込みご飯をご紹介します。塩焼きにした秋刀魚、ごぼう、にんじん、しめじなど秋の味覚をたっぷり入れ、雑穀を加えて炊き込みます。炊き上がりの良い香り。この季節ならではの深い味わいです。秋刀魚にはたくさんの栄養素が含まれています。良質の脂に含まれるEPAは血液をサラサラにし、DHAは脳の発達に良い効果。他にもお子様からお年寄りまで効果的な万能の食材です。新鮮な秋刀魚を見つけたら、多めに買って塩焼きに。冷凍しておけばすぐに作れます。ぜひ作ってみてください。 <材料>4人分 材料一覧 材料分量米2合雑穀1袋(30g)さんま2尾塩適宜ごぼう1/4本にんじん1/2本しめじ1/2パックしょうが1かけ(15gくらい)水調味料を加えて、いつもの水加減の分量(2カップ)醤油大さじ1酒大さじ2青みの野菜(三つ葉)適宜 手順一覧 1お米を洗ってざるに上げ、30分くらい置く。2さんまは頭、尾、はらわたを除き、水洗いしてペーパーで水気をよくとる。軽く塩をふって魚焼きグリルでこんがり焼き、冷ます。3ごぼうはささがきにして水につけ、あく抜きした後、ざるに上げる。にんじんは3cm長さの細切り、しょうがは千切り、しめじは石づきを取り、ほぐす。4炊飯器に米、雑穀、野菜を入れ、水加減をし、醤油、酒を加える。上に2.のさんまをのせ、普通に炊く。5炊き上がったら、7~8分蒸らす。さんまを取り出し、骨を取り除いて身を粗くほぐし、全体にさっと混ぜる。器に盛り、青みの野菜をのせる。 P R O F I L E 自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。 帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。 オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。 自宅での料理教室もリピーターが多い。 柏木京子(かしわぎ きょうこ) 柏木 京子公式サイト にんべん だしアンバサダー株式会社にんべん 鰹節専門店のにんべんが、日々の暮らしにかつお節やだしを取り入れている皆さまと一緒にかつお節やだしをもっと楽しもうというプロジェクトです。 にんべん公式サイト

  • VOL.32 ズッキーニのサラダ

    夏から初秋へ移るとともに、気温の変化で不調を感じることも多い季節。今回は暑さが残るこの時期に食べたい、ズッキーニのサラダをご紹介します。ズッキーニは生のままスライス。蜂蜜とレモン汁を加え、ほんのり甘く爽やかなドレッシングを合わせました。おいしく作るポイントは、ズッキーニを先につけ、少ししんなりさせること。味がうまくからみます。あと一品欲しい時に手軽にできる一品。肉や魚料理の付け合わせや、パンを添えてランチにもおすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。 材料  ズッキーニ・・1本(200〜250g) 米酢・・小さじ2 はちみつ・・小さじ1 塩・・4つまみ オリーブオイル・・小さじ2 こしょう・・少々 プチトマト(黄色)・・5個 紫玉ねぎ・・1/8個分 ブロッコリースプラウト・・1/2パック 材料一覧 ドレッシングの材料をボウルで混ぜる。ズッキーニを2〜3mmにスライスし、ドレッシングを絡める。プチトマト、紫玉ねぎをスライスする。皿にズッキーニを並べる。ボウルに残ったドレッシングでプチトマト、紫玉ねぎを和える。ズッキーニの上にのせ、上にブロッコリースプラウトを盛り付ける。

  • VOL.31 焼きなすのお吸い物

    VOL.31 焼きなすのお吸い物 夏から秋にかけて美味しくなるなす。焼いて熱を加えると、柔らかくとろ~っとした食感になります。焼きなすのコツは、皮をしっかり焦がし、水につけずに皮をむく。皮の香ばしさが加わり、一口食べるたびに「あー美味しい」と思わず言いたくなります。汁はいつもの出汁に白だしを少し加えて、本格的な味に。添えるプチトマト、枝豆をとろみをつけた汁に絡めて召し上がってください。いつものなすに一手間加えて作る、絶品美味しいなす料理。ぜひ作ってみてくださいね。

  • 鯵のソテー ラビゴットソース

    VOL.29 鯵のソテー ラビゴットソース

    柏木京子 VOL.29 鯵のソテー ラビゴットソース 鯵のソテー ラビゴットソース 春と夏の境目の6月。梅雨に入り蒸し暑さが増してくるこの時期は、何かと不調が出やすくなります。今回ご紹介するのは、フランス語で「元気を出させる」という意味があるラビゴットソース。酢の効いたドレッシングに、刻んだ生の野菜をたくさん入れて作ります。ビタミンCが豊富で、酢は疲労回復効果も期待できますね。  魚は下ごしらえが肝心。塩を振って10分置き、出てきた水分を拭き取ることで、生臭さがなくなります。表面をぱりっと焼き、ラビゴットソースをたっぷりかけて、美味しくお召し上がりください。 材料一覧 鯵の骨を取り除き、塩2つまみを全体にまぶして10分置く。出てきた水気を拭き取る。野菜を切る。紫玉ねぎをみじん切りにし、塩2つまみをかけて混ぜておく。10分くらい置き、ペーパーで包んで水気を取り除く。きゅうり、トマトは種の部分を取り除き、5mm角に切る。ボウルに☆の調味料を入れてよく混ぜ、野菜を加えて混ぜる。鯵の表面に出てきた水分をペーパーで拭き取り、小麦粉を薄くつけてフライパンでこんがり焼く。皿に盛り付け、ソースをかける。 鯵の骨を取り除き、塩2つまみ 野菜を切る ☆の調味料を入れてよく混ぜる 小麦粉を薄くつけてフライパンでこんがり焼く P R O F I L E 自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ)出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。 [ctr_block id="10176"] にんべん だしアンバサダー|株式会社にんべん公式サイト

  • VOL.28 豚肉の冷しゃぶオクラソースがけ

    ● VOL.28 ● 豚肉の冷しゃぶオクラソースがけ  今回ご紹介するのは我が家の定番メニュー、豚肉の冷しゃぶです。疲労回復に効果のある豚肉、ネバネバが人気のオクラ、タイの調味料ナンプラー。個性のある食材ですが、とてもよく合います。冷しゃぶを柔らかく、美味しく仕上げるためのコツがあります。まず茹で方。肉を柔らかく仕上げるために、肉は静かな火で茹でます。次に冷やし方。肉の色が変わったらザルに上げ、水気が切れたら少量のナンプラーをからめます。こうすることで、しっとり柔らかく、しっかりした旨味の豚しゃぶ肉に仕上がります。オクラソースは青魚の刺身にも合います。ぜひお試しくださいね。 【材料】(2人分)豚ロースしゃぶしゃぶ用................200g   ナンプラー.......................................小さじ1/2くらいオクラ................................................1/2パック(5本くらい)塩.........................................................大さじ1/2 ★オリーブオイル.................................大さじ2★マスタード.......................................小さじ1/2 ★千鳥酢.............................................大さじ1/2 ★ナンプラー.......................................小さじ1 ★こしょう..........................................少々 みょうが.............................................1本 ■ 作り方 ■ 1. オクラソースを作る。オクラはさっと洗い水気を拭き取る。塩をまぶし板ずりする。 2. 塩を洗い流す。ヘタを切り落とし、みじん切りにする。 3. 調味料をまぜる。 4. 鍋に湯を沸かし、沸騰したら火を弱め、豚肉を1枚ずつ広げて入れる。沸騰すると肉がパサパサになってしまうので、静かな火で茹でる。 5. 色が変わったらザルにあげる。水気が切れたら、ナンプラー小さじ1/2をからめる。 5. 2.の豚肉をお皿に盛る。その上に、オクラソースをかける。薄い輪切りにしたみょうがを添え、混ぜていただく。 <<< ● VOL.27 ● 出汁で炊くそら豆としらすのリゾット  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2022年5月11日(水)

  • VOL.27 出汁で炊くそら豆としらすのリゾット

    ● VOL.27 ● 出汁で炊くそら豆としらすのリゾット    春野菜のおいしい季節になりました。今回は食卓を春に彩る、そら豆としらすのリゾットをご紹介します。香りが強く、若くてやわらかなそら豆はさっと塩茹でを。 お米は洗わずに炒め、旨みのしらすをプラスします。鰹と昆布の合わせ出汁で煮て、バター、チーズ、白ワインを加えます。フライパンで作る、栄養たっぷり美味しいリゾット。そら豆は鮮度が落ちやすく、空気に触れると味も栄養価も低下します。さやに入ったものを購入し、できるだけ早く食べましょう。 【材料】(2人分)そら豆.............................. 1袋(30粒くらい) しらす.............................. 45g 米.................................... 1合(洗わずに)出汁................................. 400〜500ml 白ワイン........................... 大さじ2 塩.................................... 少々 こしょう........................... 適宜醤油................................. 少々 バター.............................. 10〜20gパルミジャーノチーズ......... 適宜 にんにく........................... 1かけ ★出汁の取り方はこちら。https://lady-tokyo.com/blog/2020/01/kokoro-k.html ■ 作り方 ■     1. そら豆を房から出し、塩を入れた熱湯で2〜3分茹でる。粗熱が取れたら、皮をむく。 2. フライパンにオリーブオイル、つぶしたにんにくを入れて火にかける。良い香りがして、オイルに香りが移ったらにんにくを取り出す。 3. 米を加えて炒める。透明になり、ガリっと噛めるようになったら、白ワイン、しらすを加える。 4. 出汁を200ml入れ、中火で煮る。水分がなくなってきたら出汁を100mlずつ加え、ほんの少し固さが残るくらい(アルデンテ)まで煮る。出汁が残っていても、固さがちょうど良くなったところまでで止める。 5. バターを加え、パルミジャーノチーズを削って混ぜる。 6. そら豆を加える。味見をして塩で味を整え、醤油少々をたらす。 7. 皿に盛りつけ、オリーブオイル、チーズをかけ、黒胡椒を引く。 <<< ● VOL.26 ● 新玉ねぎの柔らか煮すき焼き風  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2022年4月6日(水)

  • VOL.26 新玉ねぎの柔らか煮すき焼き風

    ● VOL.26 ● 新玉ねぎの柔らか煮すき焼き風    春先になると野菜売り場に「新」のつく野菜が並びますね。こうした野菜をみると、春の訪れを感じて、何だかうれしくなってきます。今日は新玉ねぎを丸ごといただく料理をご紹介します。収穫後そのまま出荷される新玉ねぎは、見るからにみずみずしく柔らかいのが特徴。甘辛味の出汁でじっくり煮込むことで外側に味が染み、中は新玉ねぎそのもののあまさを味わえます。お箸でくずしながら、半熟卵、甘辛のタレを絡めるととても美味しいです。この季節ならではのごちそう玉ねぎ、ぜひ作ってみてください。 【材料】(4人分)新玉ねぎ...........................4個 出汁.................................4カップ みりん..............................大さじ4醤油.................................大さじ4 牛肉.................................150g ●醤油.............................. 小さじ2 ●酒................................. 小さじ2 ●ごま油........................... 小さじ2しいたけ...........................3個 菜の花..............................適宜卵....................................4個 お好みで 七味唐辛子 ■ 作り方 ■     1. 新玉ねぎの皮をむく。 2. 鍋に出汁、みりん、醤油、新玉ねぎを入れて火にかけ、沸騰したら15分、上下を返して10分煮る。キッチンペーパーで落とし蓋をするとうまく煮える。 3. 牛肉を食べやすい大きさに切り、●の調味料を絡めておく。 4. 玉ねぎが柔らかくなったのを確認し、2.の鍋に牛肉(調味料ごと)、しいたけを加えて煮る。 5. 肉に火が通ったら菜の花を加える。 6. 皿に新玉ねぎ、牛肉、しいたけ、菜の花を盛り付ける。 7. 再び鍋を火にかけ、卵を入れて半熟にする。 8. 一緒に盛り付ける。卵をからめながらいただく。 <<< ● VOL.25 ● さばと大根の生姜鍋  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2022年3月2日(水)

  • VOL.25 さばと大根の生姜鍋

    ● VOL.25 ● さばと大根の生姜鍋    節分を過ぎると、暦の上では春が始まる2月。でも実際の気温はまだ低く、真冬の気候が続いていますね。今回は体がぽかぽかに温まる、さばと大根の鍋をご紹介します。冬のさばは脂がのっていて美味しく、安値で新鮮。DHA、EPAが豊富で体にとても良いです。生姜をたっぷり入れた醤油味の出汁で、大根と一緒に煮込むので、クセがなく旨みたっぷり。青菜を入れたり、柑橘や七味などでアクセントを加えるとさらにおいしくいただけます。焼き餅を入れるのもおすすめです。料理教室の生徒さんにも大人気の鍋。ぜひ作ってみてくださいね。 【材料】(4人分)大根..................1/2本(600gくらい) さば..................1尾(三枚おろし) 塩.....................2つまみ ●生姜汁.....................大さじ1 ●醤油...............大さじ1 ●酒..................大さじ1○だし汁...............4カップ○しょうゆ.........大さじ2○酒.....................大さじ2生姜..................1かけ(薄切り) 青菜 せり、小松菜など..................適宜薬味 三つ葉 かいわれ 柚子 レモン 黒こしょう 七味 など ■ 作り方 ■     1. さばはひと口大にそぎ切りにし、塩をふってしばらくおく。水分をペーパで拭き取り、臭みを取り除く。 2. 下味●のしょうが汁、醤油、酒をからめる。 3. 大根は皮をむいて少し長め(6〜7cm)の千切り、生姜を薄切りにする。青菜を食べやすい長さに切る。 4. 鍋に○の煮汁の材料、しょうがの薄切りを入れて火にかける。煮立ったらさばを入れ、灰汁を取りながら煮る。さばに火が通ったら大根を加え、好みの固さに煮る。青菜を加える。 5. 器に汁ごと盛りつけ、お好みで薬味を加える。柚子やレモンの絞り汁、七味、黒こしょうなどを加えていただく。 <<< ● VOL.24 ● スペアリブと大根の和風ポトフ  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2022年2月2日(水)

  • VOL.24 スペアリブと大根の和風ポトフ

    ● VOL.24 ● スペアリブと大根の和風ポトフ    1年で1番寒い時期に向かっているこの季節。ことこと煮込んだあったかい料理が食べたくなりますね。今回はスペアリブと一緒に根菜を煮込んだポトフです。スペアリブは塩をふってひと晩寝かせ、旨味を引き出します。野菜と一緒に鍋に入れて煮込めば完成! あっさりとした味わいなので野菜をたくさん食べることができ、これだけでも満足感が得られます。私にとっては忙しい時のおたすけ料理。少し残して、カレーにしてもおいしいですよ。体も心もほっとあったまる一品。ぜひ作ってみてくださいね。 【材料】(4人分)スペアリブ...............400〜500g  塩........................... 小さじ2 大根.....................1/2本(500g) じゃがいも...............中2個(200g)にんじん..................1/2本(100g)しょうが..................1かけ分(スライス) にんにく..................1かけ(芯を取り除き、潰す) 水...........................800ml 昆布........................5cm角1枚 酒...........................大さじ2みりん.....................大さじ1 ■ 作り方 ■     1. スペアリブに塩をふり、冷蔵庫で一晩〜3日置く。水分が出てきたら、拭き取る。 2. 野菜は皮をむき、大根は2cm厚さの半月切り、じゃがいもは半分に、にんじんは2cm厚さの輪切りにする。 3. 鍋に全ての材料(スペアリブ、大根、じゃがいも、にんじん、しょうが、にんにく、水、昆布、酒、みりん)を入れて火にかける。 4. 沸騰したら灰汁を取り除き弱火にして約1時間煮込む。具材が汁から出ていたら、キッチンペーパーで落とし蓋をするとうまく煮える。味見をして、塩こしょうで味を整える。 5. 皿に盛り付け、さっと茹でた大根の葉を添える。 6. 脂が気になる場合は、一晩冷蔵庫で冷やして取り除く。 7. 残ったら、カレールゥを加える。とても美味しい。 <<< ● VOL.23 ● ポテトとレンコンの海老入りグラタン  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2022年1月5日(水)

  • VOL.23 ポテトとレンコンの海老入りグラタン

    ● VOL.23 ● ポテトとレンコンの海老入りグラタン    師走になり、何かとあわただしい毎日。日が短く気忙しいですね。そんな時こそ、夜ご飯はほっとしていただきたいものです。今回は大地の恵みをいっぱいに蓄えた根菜を生クリームとチーズのコクで美味しいグラタンにしました。ほくほくのおいもにレンコンのサクサク食感。時々登場するさつまいもの甘さにほっこりします。じゃがいもよりさつまいもの方が火の通りが早いので、少し大きめに切ってください。がんばった自分にご褒美の一品。肉料理の付け合わせ、ワインにもよく合います。ぜひ作ってみてくださいね。 【材料】(3〜4人分)じゃがいも.................. 350g(中3個くらい) さつまいも.................. 150g(中1本くらい) レンコン.................. 100g(10cmくらい)むき海老.................. 8尾(3つに切る) にんにく................. 1かけ(みじん切り)ローリエ..................1枚 溶けるチーズ.................. 200g 生クリーム.................. 200g 塩 こしょうオリーブオイル............ 適宜 バター.................. 少々酢........................ 少々 ■ 作り方 ■     1. じゃがいも、さつまいもの皮をむく。じゃがいもは6等分に、さつまいもは少し大きめに切る。さっと水にさらし、鍋に入れ、水(ひたひた)、ローリエを入れて茹でる。柔らかくなったら火を強めて水分を飛ばす。 2. レンコンは皮をむいて薄切りにし、薄い酢水につけ、ざるに上げる。 3. フライパンにオイル、にんにくを入れて火にかける。香りがしてきたらレンコンを入れて透明になるまで炒める。エビを加えて軽く炒め、塩、こしょうで味をつける。 4. 耐熱皿に1.の半分、3.半分を入れ、チーズの半分をのせる。残りも同じように重ね、生クリームを全体にかける。 5. 200度のオーブンで20〜30分、こんがり焼けたら出来上がり。 <<< ● VOL.22 ● きのこと鶏のかきたま汁  ■■  P R O F I L E  ■■  自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー柏木京子(かしわぎ きょうこ) 出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。   更新日:2021年12月1日(水)