ticker
LADY TOKYO は毎月第一水曜 日本経済新聞 読者にお届け
LADY TOKYO は毎月第一水曜 日本経済新聞 読者にお届け

大阪市立東洋陶磁美術館 日本有数の東洋陶磁の名品を所蔵する大阪市立東洋陶磁美術館。その中核をなすのが、安宅産業株式会社の安宅英一氏(あたか・えいいち 1901-1994)の美意識によって収集された961件におよぶ東洋陶磁からなる「安宅コレクション」です。従来の伝統的な価値観や枠組みにとらわれることなく、安宅英一という一人の芸術家的な眼をもった収集家によって築かれたコレクションで、国宝《飛青磁 花生》《油滴天目 茶碗》に代表される優れた中国陶磁143件、高麗・朝鮮時代を代表する作品を数多く含む韓国陶磁791件を中心に構成されます。 安宅英一は父の安宅弥吉の安宅商会に入社後、26歳でロンドン支店長となり、帰国後30代半ばから音楽や美術に関する支援活動を始めました。戦後日本のクラシック音楽のパトロン、近代の日本画家・速水御舟のコレクターとしても知られる彼は、昭和26年(1951)安宅産業の事業の一環として美術品購入が認められると、本格的な東洋陶磁の収集を開始し、それは経営が行き詰まる昭和51年まで続きました。その後、散逸の危機に直面した「安宅コレクション」を大阪市に寄贈し、美術館建設に寄与したのが、大阪を基盤とする住友グループでした。本展では、安宅コレクションから国宝2件、重文11件を含む名品 101件を選び、珠玉の東洋陶磁を紹介します。 1)珠玉の名品室 (左)《加彩 婦女俑》(かさい ふじょよう)中国 唐時代 8世紀 (中央)《青磁陽刻 筍形水注》(せいじようこく たけのこがたすいちゅう)韓国 高麗時代 12世紀 (右)《青磁象嵌 竹鶴文 梅瓶》(せいじぞうがんたけつるもんめいぴん)韓国 高麗時代 12世紀後半-13世紀前半 2)韓国陶磁室 (左)青磁陽刻 牡丹蓮花文 鶴首瓶》(せいじようこくぼたんれんかもんかくしゅへい)韓国 高麗時代 12世紀 (右)《粉青鉄絵 蓮池鳥魚文 俵壺》(ふんせいてつえれんちちょうぎょもんひょうこ)韓国 朝鮮時代 15世紀後半-16世紀前半 3)中国陶磁室 (左)国宝《飛青磁 花生》(とびせいじ はないけ)中国 元時代 14世紀(中央)国宝《油滴天目 茶碗》(ゆてきてんもくちゃわん)中国 南宋時代 12-13世紀 (右)重要文化財《木葉天目 茶碗》(このはてんもくちゃわん)中国 南宋時代 12-13世紀 4)住友コレクションとの競演 陶磁器の器形には、中国古代青銅祭器から継承されたものが多くみられます。特徴的な形に注目し、住友コレクションとの競演をお楽しみ頂きます。 *掲載作品の所蔵はすべて大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)写真:六田知弘 ■展覧会名/「特別展 大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101」■会期/3月18日(土)〜2023年5月21日(日)■会場/泉屋博古館東京(東京・六本木)(〒106-0032東京都港区六本木1丁目5番地1号)■開館時間/11時〜18時 ※最終入館は17時30分まで※金曜日は19時まで開館(入館は18時30分まで)■休館日/月曜日■入館料/一般1,200円 高大生800円 中学生以下無料■主催/公益財団法人泉屋博古館、住友グループ各社、大阪市立東洋陶磁美術館、日本経済新聞社■お問い合わせ/TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)■アクセス/東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅下車北改札正面 泉ガーデン1F出口より屋外エスカレーターで徒歩3分東京メトロ日比谷線「神谷町」駅下車 4b出口より徒歩10分東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅下車 13番出口より徒歩10分 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 3/17(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 プレゼント応募 特別展 大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101 | 泉屋博古館東京 更新日:2023年3月1日(水)

「 東福寺 」 新緑や紅葉の名所として知られる東福寺は、京都を代表する禅寺の一つです。日本から中国へと渡り、南宋時代の高僧無準師範に禅を学んだ円爾(聖一国師)を開山に迎えて創建されました。「東福寺」の名は、奈良 の東大寺と興福寺になぞらえて、その一字ずつをとったことに由来します。 東福寺の寺宝をまとめて紹介する初の機会となる本展では、「画聖」とも崇められた絵仏師・明兆による記念 碑的大作「五百羅漢図」全幅を修理後初公開するとともに、応仁の乱による戦火を免れた貴重な文化財の数々 や、巨大伽藍にふさわしい特大サイズの仏像や書画類の優品も一堂に展観いたします(※会期中展示替えがあります)。 草創以来の東福寺の歴史を辿りつつ、大陸との交流を通して花開いた禅宗文化の全容を幅広く紹介し、東福 寺の日本文化における意義とその魅力を余すところなくご覧いただきます。 初めて全貌が明かされる、明兆畢生の大作 重要文化財 五百羅漢図(ごひゃくらかんず)のうち 吉山明兆筆 南北朝時代・至徳3年(1386) 京都・東福寺蔵 (中)第1号幅 展示期間:3月7日(火)~3月27日(月) (右)第20号幅 展示期間:3月28日(火)~4月16日(日) (左)第40号幅 展示期間:4月18日(火)~5月7日(日) 水墨と極彩色が見事に調和した、若き明兆の代表作。1幅に10人の羅漢を表わし50幅本として描かれた作で、東福寺に45幅、東京・根津美術館に2幅が現存します。東福寺の伽藍再興運動のなか、至徳3年(1386)に完成したことが記録により判明する基準作としてもきわめて貴重です。14年に渡る修理事業後、本展で初めて現存全幅が公開されます。 東福寺 東福寺は鎌倉時代前期に摂政・関白を務めた九条道家が、奈良の東大寺と興福寺とを合わせたような大寺院の創建を発願し、開山として円爾(聖一国師)を招いて建立した禅宗寺院です。後世「伽藍面」と称されるほど我が 国随一の巨大伽藍を誇り、多くの弟子を育成しました。南北朝時代には京都 五山の第四に列し、本山東福寺とその 塔頭には中国伝来の文物をはじめ、建 造物や彫刻・絵画・書跡など禅宗文化を物語る多くの特色ある文化財が伝えられています。国指定を受けている文化 財の数は、本山東福寺・塔頭合わせて 国宝7件、重要文化財98件、合計105件におよびます。そのうち東福寺所属の 絵仏師・吉山明兆は大部の禅宗画を数多く描き、代表作に近年大修理の完成した重要文化財「五百羅漢図」があります。 東福寺 三門 第1章 東福寺の創建と円爾 (左)国宝 無準師範像(ぶじゅんしばんぞう)自賛中国 南宋時代・嘉熙2年 展示期間:3月7日(火)~4月2日(日)京都・東福寺蔵 (左) 重要文化財 遺偈(ゆいげ)円爾筆 鎌倉時代・弘安3年(1280) 京都・東福寺蔵 展示期間:4月4日(火)~5月7日(日) 第2章 聖一派 の形成と展開 (左)虎 一大字(とら いちだいじ)虎関師錬(こかんしれん)筆 鎌倉~南北朝時代・14世紀 京都・霊源院蔵 ※通期展示 (右)重要文化財 癡兀大慧像(ちこつだいえぞう) 鎌倉時代・正安3年(1301) 京都・願成寺蔵 展示期間:3月7日(火)~4月2日(日) 第3章 伝説の絵仏師・明兆 重要文化財 白衣観音図(びゃくえかんのんず)吉山明兆筆 室町時代・15世紀 京都・東福寺蔵 展示期間:4月11日(火)~5月7日(日) 重要文化財 達磨・蝦蟇鉄拐図(だるま・がまてっかいず) 吉山明兆筆 室町時代・15世紀 京都・東福寺蔵 展示期間:3月7日(火)~4月9日(日) 第4章 禅宗文化と海外交流 国宝 太平御覧(たいへいぎょらん) 李昉(りぼう)等編 中国 南宋時代・12~13世紀 京都・東福寺蔵 ※通期展示(ただし、冊替えあり) 十六羅漢図 中国 明時代・15~16世紀 京都・永明院蔵 展示期間:3月7日(火)~4月9日(日) 第5章 巨大伽藍と仏教彫刻 重要文化財 東福寺伽藍図(とうふくじがらんず) 了庵桂悟(りょうあんけいご)賛 室町時代・永正2年(1505) 京都・東福寺蔵 展示期間:4月11日(火)~5月7日(日) (左)四天王立像(してんのうりゅうぞうのうち)多聞天立像(たもんてんりゅうぞう) 鎌倉時代・13世紀 京都・東福寺蔵 ※通期展示 (右上)仏手(ぶっしゅ) 鎌倉~南北朝時代・14世紀 京都・東福寺蔵 ※通期展示 (右下)国宝 禅院額字幷牌字(ぜんいんがくじならびにはいじ)のうち方丈(ほうじょう) 張即之(ちょうそくし)筆 中国 南宋時代・13世紀 京都・東福寺蔵 展示期間:3月7日(火)~4月9日(日) ■展覧会名/特別展「東福寺」■会期/3月7日(火)~5月7日(日)■休館日/月曜日 ※ただし、3月27日(月)と5月1日(月)は開館■開館時間/9時30分~17時 ※入館は閉館の30分前まで■会場/東京国立博物館 平成館 【上野公園】(〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9)■観覧料(当日券)/一般:2,100円、大学生 1,300円、高校生 900円■主催/東京国立博物館、大本山東福寺、読売新聞社、NHK、NHKプロモーション、文化庁■特別協賛/大和証券グループ、三井不動産、三菱地所、明治ホールディングス■協賛/JR東日本、清水建設、竹中工務店、三井住友銀行、三菱商事■協力/ライブアートブックス■問合せ/050-5541-8600(ハローダイヤル)■アクセス/JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分 ★こちらの無料観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切3/17(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 プレゼント応募 特別展「東福寺」|東京国立博物館 更新日:2023年3月1日(水)

アンケートに答えて抽選で5名様にドレッシングをプレゼント! 醤油にんにくドレッシング(左)伝統の木桶仕込み醤油と青森県産にんにくの香りが芳ばしい濃厚な味わい。肉料理とも相性抜群です。 鰹香る和風フレンチドレッシング(中央)フランス料理のヴィネグレットと焼津製造の鰹だしを融合させた新感覚のドレッシングです。 和風たまねぎドレッシング(右)北海道産たまねぎをたっぷり使い、しいたけエキスや鰹だしを利かせた醤油屋ならではの味わいです。 ◎各200ml 各429円 (税込・送料別)※「HEIZAEMONドレッシング」は上記のほか、「焙煎きなこ&ごまドレッシング」、「濃厚とろ〜りコーンドレッシング」があります。 ★詳細・ご購入はこちらから HEIZAEMONドレッシング 「HEIZAEMON ドレッシング」は、醤油職人が丹精込めて造り上げた木桶醤油がベース※のまろやかな味わい。5種類の味は、それぞれの素材の味を生かした個性豊かなラインナップです。野菜にかけるだけでなく、おかずに、おつまみに、お弁当に、調味料としてもお使いください。木桶醤油の風味がお料理の幅を広げてくれます。※濃厚とろ〜りコーンドレッシングを除く アンケートにお答えください。 アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で5名様に「HEIZAEMON ドレッシング」5本セットをプレゼントいたします。下記の応募フォームよりご応募ください。■締め切り/3月20日(月) 23:59まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 プレゼント応募 タイヘイ株式会社 公式サイトへ 更新日:2023年3月1日(水)

ルーヴルが誇る珠玉の“愛”の絵画が一堂に! 人間の根源的な感情である「愛」は、古代以来、西洋美術の根幹をなすテーマの一つでした。ギリシア・ローマ神話を題材とする神話画、現実の人間の日常生活を描く風俗画には、特別な誰かに恋焦がれる神々・人々の情熱や欲望、官能的な悦び、あるいは苦悩や悲しみが、様々なかたちで描かれています。一方、宗教画においては、神が人間に注ぐ無償の愛、そして人間が神に寄せる愛が、聖家族、キリストの磔刑、聖人の殉教といった主題を介して、象徴的に表されています。本展では、西洋社会における様々な愛の概念が絵画芸術にどのように描出されてきたのか、ルーヴル美術館の膨大なコレクションから精選された73点の絵画を通して浮き彫りにします。 16世紀から19世紀半ばまで、西洋各国の主要画家の名画によって愛の表現の諸相をひもとく、かつてない趣向の展覧会です。ぜひご期待ください。 みどころ 1.ルーヴルが世界に誇る 珠玉の絵画コレクションから厳選された、「愛」の名画、全73点が一堂に集結! (左)ピーテル・ファン・デル・ウェルフ 《善悪の知識の木のそばのアダムとエバ》1712年以降 油彩/板 45x35.5cm パリ、ルーヴル美術館Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Franck Raux / distributed by AMF-DNPartcom(右)フランソワ・ブーシェ 《アモルの標的》1758年 油彩/カンヴァス 268x167cm パリ、ルーヴル美術館Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Gérard Blot / distributed by AMF-DNPartcom 2.古代の神々の愛、キリスト教の愛、 恋人たちの愛、家族の愛、官能の愛、悲劇の愛...16世紀から19世紀半ばまで、ヨーロッパ各国の主要画家の名画により、多様な愛の表現に迫る! (上)ドメニキーノ(本名 ドメニコ・ザンピエーリ)《リナルドとアルミーダ》1617-1621年頃 油彩/カンヴァス121x168cm パリ、ルーヴル美術館Photo ©RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Martine Beck-Coppola /distributed by AMF-DNPartcom(左下)クロード=マリー・デュビュッフ 《アポロンとキュパリッソス》1821年 油彩/カンヴァス 192x227.5cm アヴィニョン、カルヴェ美術館Photo © Avignon, musée Calvet(右下)サッソフェラート(本名 ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ)《眠る幼子イエス》1640-1685年頃 油彩/カンヴァス 77x 61cm パリ、ルーヴル美術館Photo ©RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Stéphane Maréchalle / distributed by AMF-DNPartcom 3.「愛」というテーマを通して、誰もが知る傑作から隠れた名画まで、日本初公開作品を含め、新たな発見や出会いのある展覧会。 (上)ギヨーム・ボディニエ 《イタリアの婚姻契約》1831年 油彩/カンヴァス100x138cm パリ、ルーヴル美術館Photo ©RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Mathieu Rabeau / distributed by AMF-DNPartcom(左下)ハブリエル・メツー《ヴァージナルを弾く女性と歌い手による楽曲の練習》、または《音楽のレッスン》1659-1662年頃 油彩/板 32x24.5cm パリ、ルーヴル美術館Photo ©RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Tony Querrec / distributed by AMF-DNPartcom(右下)サミュエル・ファン・ホーホストラーテン《部屋履き》1655-1662年頃 油彩/カンヴァス 103x70cm パリ、ルーヴル美術館Photo ©RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado / distributed by AMF-DNPartcom 4.18世紀フランス絵画の至宝、フラゴナールの《かんぬき》が26年ぶりに来日! ジャン=オノレ・フラゴナール 《かんぬき》1777-1778年頃 油彩/カンヴァス 74x94cm パリ、ルーヴル美術館Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado / distributed by AMF-DNPartcom ■展覧会名/「ルーヴル美術館展 愛を描く」 東京展■会期/3月1日(水)〜6月12日(月)■休館日/毎週火曜日 ※ただし 3/21(火・祝)・5/28(火)は開館、3/22(水)は休館■開館時間/10時~18時(※毎週金・土曜日は 20時 まで ※入場は閉館の30分前まで■会場/国立新美術館 企画展示室 1E 〒106-8558 東京都港区六本木 7-22-2■観覧料/一般:2,100 円、大学生 1,400 円、高校生 1,000円■主催/国立新美術館、ルーヴル美術館、日本テレビ放送網、読売新聞社、BS日テレ、ニッポン放送 後援 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本■特別協賛/野村證券■協賛/大成建設、DNP 大日本印刷■協力/日本航空、NX 日本通運、TOKYO MX、TOKYO FM■企画協力/NTVヨーロッパ■問合せ/050-5541-8600(ハローダイヤル)■アクセス/東京メトロ千代田線 乃木坂駅 青山霊園方面改札 6出口(美術館直結)東京メトロ日比谷線 六本木駅 4a出口から徒歩約5分都営地下鉄大江戸線 六本木駅 7出口から徒歩約4分 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切3/3(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 プレゼント応募 ルーヴル美術館展「愛を描く」公式サイト 更新日:2023年2月17日(金)

セタビの森の動物たち 人は太古の昔から、様々な動物たちと共に生きてきました。生活を豊かにするためにその力をもらい、そして、わたしたちを生かすためにその命をいただき、時には家族として、また友達として寄り添い、しかし一方、時には、圧倒的な存在として、あこがれや恐れも感じてきました。そういった動物たちはアーティストの格好のモチーフとなり、古今東西、人は動物を描いてきました。描かれた動物たちは、人の心を宿し、人の思いを乗せ、見るものを見つめ返します。この展覧会は、この時代に想像力豊かにたくましく生きるわたしたちのための展覧会です。「セタビ」こと世田谷美術館の豊かなコレクションから、様々な手法で表現されたいろいろな動物の作品を約120点ご覧いただきます。それはあたかも不思議な森の中に迷い込み、思わぬ発見をするような体験になるかもしれません。共に生き、わたしたちの思いを乗せ、絵画に、彫刻に登場する動物たちとの出会いをお楽しみください。 展覧会のみどころ 1.登場する動物はなんと100種以上! 犬、猫、牛など身近な動物から、豹、アルマジロなど普段なかなか見られない動物、そしてペガサス、ケンタウロスのような想像上の動物まで、100種以上が登場。絵の中の動物を探したり、あてっこをしたりなど、小さなお子さまから大人まで楽しめます。また油彩、日本画、版画、彫刻とジャンルも多彩な作品が展示され、動物の表現の多様さもじっくり味わえます。 フェルディナン・デスノス《鹿》1925年 世田谷美術館蔵 2.早春の砧公園と「セタビの森」、ふたつの散策を楽しめます 世田谷美術館は、四季折々の自然が楽しめる広大な砧公園の一角にあります。早春の光と風の中、森のような公園でゆっくりと散策を楽しみ、美術館に着いたらまた別の森に入り込む…そんな楽しみ方ができるのも、豊かな自然環境に恵まれた世田谷美術館ならではの贅沢さです。本展の会期末にあたる3月下旬から4月上旬には、砧公園では840本もの桜が次々と開花。お花見と美術鑑賞を心ゆくまでご堪能いただけます。 (左)柳原義達《道標・鴉》1991年 世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏 (右)ムスタファ・ディメ《空想の動物たち》1994年 世田谷美術館蔵 3.アートの普及活動に力を入れてきた美術館ならではの、あたたかなお出迎え 1986年の開館以来、区立小中学校の子どもたちの来館を毎年約8000人迎え入れ、その子どもたちを案内する「鑑賞リーダー」とよばれるボランティアが現在400人以上活動する世田谷美術館は、地域に密着した教育普及活動を行う美術館の草分け。本展では、そのような数十年にわたる活動を活かし、区内の小学校とのコラボから生まれたプロローグを準備しました。子どもたちがそれぞれの思いを込めた動物たちが、来場者のみなさまをあたたかくお迎えします。 4.見たら描きたくなる・・・そんな来場者のための参加コーナーがあります 多彩な作品を見終わったあと、自分でも何か表現してみたくなることはありませんか?本展では、来場者のみなさんが自由に創作できるコーナーを設けます。 (左)宮本三郎《乳牛》1958年頃 世田谷美術館蔵 (中央)稲垣知雄《箱入り猫》1970年 世田谷美術館蔵 (右)オルネオーレ・メテッリ《楽師と猫》1937年 世田谷美術館蔵 ■会期/2月18日(土)~4月9日(日)■会場/世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)■開室時間/10時〜18時(最終入場時間 17時30分)■休室日/毎週月曜日■観覧料/一般:500円、65歳以上:400円、大高生:400円、中小生:300円 未就学児無料※障害者の方は300円。ただし小中高大生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。■主催/世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)■後援/世田谷区、世田谷区教育委員会■お問い合わせ/050-5541-8600(ハローダイヤル) ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 2/17(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます プレゼント応募 セタビの森の動物たち|世田谷美術館 公式サイト 更新日:2022年2月1日(水)

【美しい人びと】 松岡美術館(港区白金台)は「美しい人びと 松園からローランサンまで」を2023年2月21日(火)より6月4日(日)まで開催します。同館は実業家 松岡清次郎が蒐集した美術品を公開するため、1975(昭和50)年に設立された私立美術館です。1917(大正6)年 貿易商から身を起こした清次郎の理想は、自らの眼にかなった「美しいもの」を追い求め、蒐めていくことでした。本展では、上村松園の格調高い美人画をはじめ、鏑木清方、下村観山、伊東深水、さらにフランスのローランサン、ヴァン・ドンゲンらの女性像や男性像など、年齢や性別にとらわれない美しい人びとを描いた作品をお楽しみいただきます。 展覧会概要 「美人画」という言葉が一般的になったのは明治期以降ですが、日本では古来より美しい女性の姿が描かれてきました。一方、物語の登場人物として人気の高い在原業平や光源氏など魅力的な男性の姿も絵画や工芸などにあらわされてきました。今展では、上村松園、伊藤小坡、鏑木清方、伊東深水ら人気の高い「美人画家」たちの作品とともに、下村観山、吉川霊華らによる男性像や、ローランサン、ドニ、ヴァン・ドンゲン、ペルジーニなどの西洋絵画も紹介します。性別・年齢にとらわれない東西の美しい人びとをご覧ください。 (左上)マリー・ローランサン 《若い女》 1937年(右上)松室加世子《燭光》 1985(昭和60)年 再興第70回院展(左下2枚)下村観山《山寺の春》 1915(大正4)年 二幅対 前期展示(右下)上村松園《藤娘之図》 明治末頃 後期展示 ※会期半ばで一部展示替えを行います。前期展示 2月21日(火)~4月16日(日) / 後期展示 4月18日(火)~6月4日(日) 同時開催 ●憧憬のペルシア イスラーム時代に中近東で作られた陶器をペルシア陶器と呼びます。1972(昭和47)年、初代館長は初めて海外オークションに参加し、その帰途に立ち寄ったテヘラン(イラン)で 9世紀から13世紀のペルシア陶器をまとめて取得しました。これらは以後の東洋陶磁やインド彫刻、西洋の古代彫刻蒐集等の魁となる作品群で、松岡コレクションの幅広さが美術館設立の構想以前に形成されていたことを物語っています。今回は館蔵のペルシア陶器約50点を一挙公開いたします。貴人や動物が描かれた鉢、ターコイズブルーの水差しに加え、輝くラスター彩の壺など悠久の時を伝えるエキゾチックな世界をお楽しみください。 (左)三彩刻線花文鉢 イラン 9~10世紀(中央)色絵騎馬人物文鉢 イラン 13世紀(右)青釉黒彩人物形瓶 イラン 13世紀 通年企画 ●古代オリエント 創造の源 所蔵品の中で最も古いトルコの《横たわる女人像》をはじめイラク、ギリシアなどの古代オリエントの彫像を展観します。古代オリエントの文物には当時の人々が思い描いた理想が織り込まれるとともに、人間が抱いてきた不変の感覚を我々に伝えてくれます。また、こうした古代の造形は後世の芸術家たちのインスピレーションを刺激し、様々な芸術作品が生み出されました。古代以来、連綿と受け継がれてきた創造の原型をご覧いただき、古代人が思い描いた理想や現代にも通ずる人類不変の感覚に思いを馳せていただければ幸いです。 横たわる女人像 紀元前5600年頃 トルコ ■展覧会名/美しい人びと 松園からローランサンまで同時開催 憧憬のペルシア 《通年企画》古代オリエント 創造の源■会期/2月21日(火)~6月4日(日)前期 2月21日(火)〜 4月16日(日)後期 4月18日(火)〜 6月4日(日)■会場/松岡美術館 (東京都港区白金台5-12-6)■開館時間/10時~17時(最終入館時間16時30分)※毎月第1金曜日 10時~19時(入館は18時30分まで)■休館日/毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始■入館料/一般 1,200円、25歳以下500円 高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方無料■企画担当/企画展:寺島いずみ 同時開催:安斎明子 通年企画:山口翼■アクセス/東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台駅」1番出口から徒歩7分JR「目黒駅」東口から徒歩15分 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切2/17(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 プレゼント応募 松岡美術館 | 公式サイト 更新日:2023年2月1日(水)

一枚の紙から広がる現代切り絵の世界 そごう美術館にて2月4日(土)より3月19日(日)まで「日本の切り絵 7人のミューズ」が開催されます。「切り絵」とは紙をハサミやナイフなどで切り抜いて、貼ることによって絵を描いてゆく技法のひとつです。カットによって生まれる切り口(線や断面)を活かすことで、絵の具で描いているのとはまた違った独特な効果が生み出されます。日本で切り絵という言葉が使われ始めたのは昭和40年代だとも言われていますが、紙を切って造形する方法は、昔から神前での儀式のために使われてきた伝統文化です。本展では、日本を代表する女性の切り絵作家7人の100点を越える作品が展観されます。蒼山日菜は小さなハサミだけを使い、まるで繊細なレース編みのように切り抜いた作品で知られています。SouMa(ソウマ)は切り絵の概念を超えた立体的で重層的かつ精緻な作品を特徴としています。筑紫ゆうなは多くのパーツを丹念に切り取り、絵具やパステルで着彩することによってユーモラスでちょっと不思議な作品を組み立ててゆきます。福井利佐は高度なデッサン力に裏打ちされた曲線描写と大胆な構図の力強い作品を生み出します。切り剣Masayoは生き物をテーマにした、すべてつながった一枚の紙から生み出されたとは信じ難い立体感と生命力あふれる作品を特徴としています。松原真紀は郷里の八女手漉き和紙にこだわり、季節の草花や動物を1枚の紙から切り出します。柳沢京子は日本古来の渋紙を用いた切り絵作家の第一人者です。このように一括りに切り絵とは呼べないほどバラエティに富んだ7人の作家の作品を通して、現代日本の切り絵の繊細で華麗な世界をお楽しみください。 出品作家:蒼山日菜、SouMa、筑紫ゆうな、福井利佐、切り剣Masayo、松原真紀、柳沢京子 (上段左から)蒼山日菜《Olympic1》2021年筑紫ゆうな《無題》2021年(中段左から)切り剣Masayo《昴然(孔雀)》2019年 松原真紀《メイさんの日》2020年(下段左から)SouMa《Robin》2017年 柳沢京子《ギュー、して。「母子像より」》2021年 福井利佐《幽玄美 of能「化身」》(部分)》 2005年 photo: Yoshihito Sasaguchi, make-up: UDA [mekashi project] ■会期/2月4日(土)〜3月19日(日)※会期中無休■開館時間/10時~20時(入館は閉館の30分前まで)※2月16日(木)は19時閉館。※そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。■休館日/会期中無休■会場/そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6階)■住所/横浜市西区高島2-18-1■入館料/一般 1,200(1,000)円、大学・高校生 1,000(800)円、中学生以下無料※( )内は、前売および以下をご提示の方の料金です。[クラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム アプリ、セブンカード・プラス、セブンカード]※障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは無料でご入館いただけます。※前売券は、2月3日(金)まで、そごう美術館またはセブンチケット、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあにてお取り扱いしております。■問合せ/045(465)5515 [美術館直通]■主催/そごう美術館、毎日新聞社■企画協力/TNC プロジェクト■協力/富士川・切り絵の森美術館■後援/神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会■協賛/(株)そごう・西武 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 2/3(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます プレゼント応募 そごう美術館 公式サイト 更新日:2023年1月20日(金)

1920年代パリ―ローランサン、ココ・シャネル、マドレーヌ・ヴィオネも活躍女性たちは羽ばたいた ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリ。それは様々な才能がジャンルを超えて交錯し、類まれな果実を生み出した、奇跡のような空間でした。とりわけ女性たちの活躍には、目を見張るものがありましたが、ともに1883年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネルの二人は、大戦後の自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在でした。女性的な美をひたすら追求したローランサンと、男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたシャネル。本展では美術とファッションの境界を交差するように生きた二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、そして美しいバイアスカットを駆使したマドレーヌ・ヴィオネなど、時代を彩った人々との関係にも触れながら、モダンとクラシックが絶妙に融合する両大戦間パリの芸術界を俯瞰します。時代とともにありながら、時代を超えた存在となったローランサンとシャネル。二人の創作の今日的な意味とその真価が、生誕140年を記念するこの展覧会で明らかになるでしょう。本展では、オランジュリー美術館やマリー・ローランサン美術館※など国内外のコレクションから、約90点のラインナップで紹介します。 Marie Laurencin マリー・ローランサン(1883-1956) パリ生まれ。アカデミー・アンベールで絵画を学ぶ。ピカソやブラックとの交流から、初期にはキュビスムの影響色濃い作風であったが、後に、パステル調の淡い色調と優美なフォルムが特徴の女性的な作風に。エコール・ド・パリの中でもひときわ輝く存在となる。詩人アポリネールとの大恋愛でも知られる。 ※マリー・ローランサン美術館:マリー・ローランサンの世界で唯一の専門美術館。1983年~2011年まで長野県蓼科高原で開館。2017年~2019年まで東京・ホテルニューオータニで開館。現在コレクションの公開はしていない。 第1章 狂騒の時代(レザネ・フォル)のパリParis in the age of“Les années folles” ローランサンが描く社交界の女性たち マリー・ローランサン《ヴァランティーヌ・テシエの肖像》 1933年油彩/キャンヴァス ポーラ美術館 第2章 越境するアートCollaborations of Artists ローランサンの作品 さながらのバレエ『牝鹿』 ニジンスカ、プーランクら多彩な個性が集結 (左)マリー・ローランサン《牡鹿と二人の女》 1923年 油彩/キャンヴァス ひろしま美術館(右)マリー・ローランサン《鳩と花》 1935年頃 油彩/キャンヴァス(タペストリーの下絵) マリー・ローランサン美術館© Musée Marie Laurencin 第3章 モダンガールの変遷Rise of Modern Girls 1910年代 ポワレのファッション1910-1920年代 帽子ファッションの流行1920年代 モダンガールの登場1930年代 フェミニンへの回帰 (左から)ジョルジュ・ルパップ《ポール・ポワレの夏のドレス『ガゼット・デュ・ボン・トン』誌より》1913年 ポショワール/紙 島根県立石見美術館/ガブリエル・シャネル《帽子》1910年代 神戸ファッション美術館/ガブリエル・シャネル《デイ・ドレス》1927年頃 神戸ファッション美術館/マドレーヌ・ヴィオネ《イブニング・ドレス》1938年 島根県立石見美術館 (左)マリー・ローランサン《羽根飾り帽子の女、あるいはティリア、あるいはタニア》 1924年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin (右)マリー・ローランサン《ばらの女》 1930年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie LaurencinLaurencin エピローグ ローランサンの色彩(パレット)Epilogue. Laurencin’s palette マリー・ローランサン 《ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》 1922年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin ■会期/2月14日(火)〜2023年4月9日(日)■会場/Bunkamura ザ・ミュージアム東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F■開館時間/10時~18時(入館は17時30分まで)毎週金・土曜日は21時まで(入館は20時30分まで)※状況により、会期・開館時間が変更となる場合があります。■休館日/3月7日(火)■観覧料/一般 1,900円(1,700円)大学生・高校生 1,000円(800円)中学生・小学生 700円(500円)※( )内は前売料金※未就学児は入館無料。※学生券をお求めの場合は、学生証のご提示をお願いいたします。(小学生は除く)※障がい者手帳のご提示で割引料金あり。ご本人様とお付添いの方1名様は半額となります。(一般950円、大学・高校生500円、中学・小学生350円)当日窓口にてご購入ください。※前売券は2023年1月販売予定。詳細につきましては、決定次第Bunkamura ザ・ミュージアムHPにてご案内いたします。◎本展は会期中すべての日程で【オンラインによる事前予約】が可能です。ご予約なしでもご入場いただけますが、混雑時にはお待ちいただく場合がございます。予約方法等の詳細はBunkamura ザ・ミュージアムHPにてご確認ください。■主催/Bunkamura、日本経済新聞社■後援/TOKYO MX■お問合せ/050-5541-8600(ハローダイヤル) ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切2/10(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます プレゼント応募 マリー・ローランサン 公式サイト 更新日:2023年1月20日(金)

街に生き 街に死す 描くことに命を捧げた伝説の洋画家 大阪、東京、パリ。3つの街で、画家としての短い生涯を燃焼し尽くした画家、佐伯祐三(1898-1928)。2023年に生誕125年を迎える佐伯の生涯は、多くのドラマと伝説に彩られています。彼が生み出した作品群は、今なお強い輝きを放ち、見る人の心を揺さぶらずにはおきません。1898年に大阪で生まれた佐伯祐三は、25歳で東京美術学校を卒業し、その年のうちにパリに向かいます。作品を見せたフォーヴィスムの画家ヴラマンクから、「このアカデミック!」と怒声を浴びたことが、佐伯を覚醒させます。2年間の最初のパリ滞在中に、ユトリロやゴッホらからも影響を受け、佐伯の作品は大きな変貌を遂げていきます。1年半の一時帰国を経て、再渡欧したのは1927年のこと。このとき佐伯は29歳になっていました。パリに戻った佐伯は、何かに憑かれたかのように猛烈な勢いで制作を続けますが、結核が悪化して精神的にも追い詰められ、1年後にパリ郊外の病院で亡くなりました。佐伯にとってパリは特別な街でした。重厚な石造りの街並み、ポスターが貼られた建物の壁、プラタナスの並木道、カフェ、教会、さらには公衆便所までが、傑作を生み出す契機となりました。また、多くの画家たちや作品と出会い、強い刺激を受けたのもパリでのことです。一方で、生誕の地・大阪、学生時代と一時帰国時代を過ごした東京も、佐伯芸術を育んだ重要な街でした。本展では3つの街での佐伯の足跡を追いながら、独創的な佐伯芸術が生成する過程を検証します。 Highlights みどころ 1. 厳選した代表作100余点を一堂に展示 大阪中之島美術館が所蔵する国内最大の佐伯祐三コレクションを核に、全国の美術館と個人所蔵家から集めた多くの名品で構成される本展は、佐伯芸術の魅力を再認識し、新たな発見へと導く機会となることでしょう。 2. 東京では18年ぶりとなる回顧展 東京では意外にも、2005年に練馬区立美術館開館20周年を記念して開催された展覧会「佐伯祐三-芸術家への道-」以来、18年ぶりの佐伯祐三の本格的な回顧展となります。 3. 赤いレンガ壁の空間で味わうパリの街並みを描いた数々の名作 佐伯祐三と同時代の1914年に創建された東京駅丸の内駅舎(重要文化財)の中にある当館は、当時の構造レンガがそのまま展示室の空間に生かされています。パリの石造りの建物と重厚な壁に魅了された佐伯の作品を展示するのに、誠にふさわしい空間だといえます。 (上段左から)《立てる自画像》1924年 大阪中之島美術館 /《レストラン(オテル・デュ・マルシェ)》1927年 大阪中之島美術館 /《コルドヌリ(靴屋)》1925年、石橋財団アーティゾン美術館 (下段左から)《モランの寺》1928年 東京国立近代美術館 /《下落合風景》1926年頃 和歌山県立近代美術館/《汽船》1926年頃 大阪中之島美術館 ■展覧会名/佐伯祐三 自画像としての風景■会期/1月21日(土)から4月2日(日)※会期中一部展示替えがあります■会場/東京ステーションギャラリー東京都千代田区丸の内1-9-1(JR東京駅 丸の内北口 改札前)■開館時間/10:00~18:00(金曜日~20:00)※入館は閉館30分前まで■休館日/月曜日(3月27日は開館)■入館料/一般1,400円、高校・大学生1,200円、中学生以下無料※障がい者手帳等持参の方は100円引き(介添者1名は無料)※最新情報・チケット購入方法は当館ウェブサイトでご確認ください■主催/東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]、読売新聞社■TEL/03-3212-2485 東京ステーションギャラリー 公式サイト ★こちらの無料観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 1/20(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます プレゼント応募 更新日:2023年1月11日(水)

伝統的な醸造法で造られる醤油「平左衛門」でも知られるタイヘイ株式会社。1880年(明治13年)、醤油醸造から始まった事業は、時代のニーズに応じて食品・印刷・信販の3分野・6事業部に広がり、現在約80社の関連会社とともに、さまざまな場面で私たちの暮らしを支えています。特に近年は、保育事業・高齢者福祉事業などへの貢献も重視して取り組んでいます。 未来を担う子どもたちの「食」を支える 創業当時から一貫して取り組んでいる「食」。特に1日3回、しっかりと食べることで体ができあがっていく子どもたちに安全で栄養のあるものを食べてもらいたいという思いから、保育事業への食材の提供にも力を入れています。食べる楽しさ、喜びを育てる「食育」という側面を考慮、タイヘイの栄養士がメニューを考えた健康で美味しい食事は、アレルギーへの対応などきめ細かいサービスも充実。仕入れから配送まで自社の流通施設で一元管理されている安心・安全な食材で、子どもたちの健やかな成長をサポートします。 高齢者介護施設向けサービスが充実 グループホーム、デイサービス、老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅といった介護施設ではかなりのシェアを占めるタイヘイの食材供給サービス。日々たくさんの方が食事をし、スタッフが献立作成や調理・配膳などに日夜奮闘している施設では、利用者には美味しく健康的な食事が、スタッフには負担の軽減が望まれます。タイヘイでは、「手作りタイプ」「調理済みタイプ」のほか、噛む力や飲み込む力が弱い方のためにムース食・ペースト食といった「介護食」にも対応。超高齢化社会の日本の「食」を縁の下で支えています。 産経児童出版文化賞に協賛 「次の世代を担う子どもたちに、良い本を」という主旨で制定され、これまでに翻訳本を含む約1200冊が表彰されている「産経児童出版文化賞」は、2023年に第70回を迎えます。タイヘイは、「子どもの心を育むことは未来の日本のためになる」との考えをもとに、今年から同賞に協賛することを決定。また、将来的には子ども食堂を設立し、さまざまな面で子どもたちをサポートしたいという思いもあり、構想を練っているところとか。社会を「食」で支え続けてきた縁の下の力もちタイヘイ。2023年もさらなる高みを目指し、さまざまな事業で挑戦を続けていきます。 アンケート&プレゼント! アンケートに回答いただいた方の中から抽選で5名に、タイヘイ「調味料セット」をプレゼント。〔応募方法〕下記応募フォームからどうぞ◎締切り/1月25日(水) 23:59まで プレゼントに応募する タイヘイ 公式サイト 更新日:2023年1月11日(水)

大阪市立東洋陶磁美術館 日本有数の東洋陶磁の名品を所蔵する大阪市立東洋陶磁美術館。その中核をなすのが、安宅産業株式会社の安宅英一氏(あたか・えいいち 1901-1994)の美意識によって収集された961件におよぶ東洋陶磁からなる「安宅コレクション」です。従来の伝統的な価値観や枠組みにとらわれることなく、安宅英一という一人の芸術家的な眼をもった収集家によって築かれたコレクションで、国宝《飛青磁 花生》《油滴天目 茶碗》に代表される優れた中国陶磁143件、高麗・朝鮮時代を代表する作品を数多く含む韓国陶磁791件を中心に構成されます。 安宅英一は父の安宅弥吉の安宅商会に入社後、26歳でロンドン支店長となり、帰国後30代半ばから音楽や美術に関する支援活動を始めました。戦後日本のクラシック音楽のパトロン、近代の日本画家・速水御舟のコレクターとしても知られる彼は、昭和26年(1951)安宅産業の事業の一環として美術品購入が認められると、本格的な東洋陶磁の収集を開始し、それは経営が行き詰まる昭和51年まで続きました。その後、散逸の危機に直面した「安宅コレクション」を大阪市に寄贈し、美術館建設に寄与したのが、大阪を基盤とする住友グループでした。本展では、安宅コレクションから国宝2件、重文11件を含む名品 101件を選び、珠玉の東洋陶磁を紹介します。 1)珠玉の名品室 (左)《加彩 婦女俑》(かさい ふじょよう)中国 唐時代 8世紀 (中央)《青磁陽刻 筍形水注》(せいじようこく たけのこがたすいちゅう)韓国 高麗時代 12世紀 (右)《青磁象嵌 竹鶴文 梅瓶》(せいじぞうがんたけつるもんめいぴん)韓国 高麗時代 12世紀後半-13世紀前半 2)韓国陶磁室 (左)青磁陽刻 牡丹蓮花文 鶴首瓶》(せいじようこくぼたんれんかもんかくしゅへい)韓国 高麗時代 12世紀 (右)《粉青鉄絵 蓮池鳥魚文 俵壺》(ふんせいてつえれんちちょうぎょもんひょうこ)韓国 朝鮮時代 15世紀後半-16世紀前半 3)中国陶磁室 (左)国宝《飛青磁 花生》(とびせいじ はないけ)中国 元時代 14世紀(中央)国宝《油滴天目 茶碗》(ゆてきてんもくちゃわん)中国 南宋時代 12-13世紀 (右)重要文化財《木葉天目 茶碗》(このはてんもくちゃわん)中国 南宋時代 12-13世紀 4)住友コレクションとの競演 陶磁器の器形には、中国古代青銅祭器から継承されたものが多くみられます。特徴的な形に注目し、住友コレクションとの競演をお楽しみ頂きます。 *掲載作品の所蔵はすべて大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)写真:六田知弘 ■展覧会名/「特別展 大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101」■会期/3月18日(土)〜2023年5月21日(日)■会場/泉屋博古館東京(東京・六本木)(〒106-0032東京都港区六本木1丁目5番地1号)■開館時間/11時〜18時 ※最終入館は17時30分まで※金曜日は19時まで開館(入館は18時30分まで)■休館日/月曜日■入館料/一般1,200円 高大生800円 中学生以下無料■主催/公益財団法人泉屋博古館、住友グループ各社、大阪市立東洋陶磁美術館、日本経済新聞社■お問い合わせ/TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)■アクセス/東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅下車北改札正面 泉ガーデン1F出口より屋外エスカレーターで徒歩3分東京メトロ日比谷線「神谷町」駅下車 4b出口より徒歩10分東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅下車 13番出口より徒歩10分 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 3/17(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 プレゼント応募 特別展 大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101 | 泉屋博古館東京 更新日:2023年3月1日(水)

「 東福寺 」 新緑や紅葉の名所として知られる東福寺は、京都を代表する禅寺の一つです。日本から中国へと渡り、南宋時代の高僧無準師範に禅を学んだ円爾(聖一国師)を開山に迎えて創建されました。「東福寺」の名は、奈良 の東大寺と興福寺になぞらえて、その一字ずつをとったことに由来します。 東福寺の寺宝をまとめて紹介する初の機会となる本展では、「画聖」とも崇められた絵仏師・明兆による記念 碑的大作「五百羅漢図」全幅を修理後初公開するとともに、応仁の乱による戦火を免れた貴重な文化財の数々 や、巨大伽藍にふさわしい特大サイズの仏像や書画類の優品も一堂に展観いたします(※会期中展示替えがあります)。 草創以来の東福寺の歴史を辿りつつ、大陸との交流を通して花開いた禅宗文化の全容を幅広く紹介し、東福 寺の日本文化における意義とその魅力を余すところなくご覧いただきます。 初めて全貌が明かされる、明兆畢生の大作 重要文化財 五百羅漢図(ごひゃくらかんず)のうち 吉山明兆筆 南北朝時代・至徳3年(1386) 京都・東福寺蔵 (中)第1号幅 展示期間:3月7日(火)~3月27日(月) (右)第20号幅 展示期間:3月28日(火)~4月16日(日) (左)第40号幅 展示期間:4月18日(火)~5月7日(日) 水墨と極彩色が見事に調和した、若き明兆の代表作。1幅に10人の羅漢を表わし50幅本として描かれた作で、東福寺に45幅、東京・根津美術館に2幅が現存します。東福寺の伽藍再興運動のなか、至徳3年(1386)に完成したことが記録により判明する基準作としてもきわめて貴重です。14年に渡る修理事業後、本展で初めて現存全幅が公開されます。 東福寺 東福寺は鎌倉時代前期に摂政・関白を務めた九条道家が、奈良の東大寺と興福寺とを合わせたような大寺院の創建を発願し、開山として円爾(聖一国師)を招いて建立した禅宗寺院です。後世「伽藍面」と称されるほど我が 国随一の巨大伽藍を誇り、多くの弟子を育成しました。南北朝時代には京都 五山の第四に列し、本山東福寺とその 塔頭には中国伝来の文物をはじめ、建 造物や彫刻・絵画・書跡など禅宗文化を物語る多くの特色ある文化財が伝えられています。国指定を受けている文化 財の数は、本山東福寺・塔頭合わせて 国宝7件、重要文化財98件、合計105件におよびます。そのうち東福寺所属の 絵仏師・吉山明兆は大部の禅宗画を数多く描き、代表作に近年大修理の完成した重要文化財「五百羅漢図」があります。 東福寺 三門 第1章 東福寺の創建と円爾 (左)国宝 無準師範像(ぶじゅんしばんぞう)自賛中国 南宋時代・嘉熙2年 展示期間:3月7日(火)~4月2日(日)京都・東福寺蔵 (左) 重要文化財 遺偈(ゆいげ)円爾筆 鎌倉時代・弘安3年(1280) 京都・東福寺蔵 展示期間:4月4日(火)~5月7日(日) 第2章 聖一派 の形成と展開 (左)虎 一大字(とら いちだいじ)虎関師錬(こかんしれん)筆 鎌倉~南北朝時代・14世紀 京都・霊源院蔵 ※通期展示 (右)重要文化財 癡兀大慧像(ちこつだいえぞう) 鎌倉時代・正安3年(1301) 京都・願成寺蔵 展示期間:3月7日(火)~4月2日(日) 第3章 伝説の絵仏師・明兆 重要文化財 白衣観音図(びゃくえかんのんず)吉山明兆筆 室町時代・15世紀 京都・東福寺蔵 展示期間:4月11日(火)~5月7日(日) 重要文化財 達磨・蝦蟇鉄拐図(だるま・がまてっかいず) 吉山明兆筆 室町時代・15世紀 京都・東福寺蔵 展示期間:3月7日(火)~4月9日(日) 第4章 禅宗文化と海外交流 国宝 太平御覧(たいへいぎょらん) 李昉(りぼう)等編 中国 南宋時代・12~13世紀 京都・東福寺蔵 ※通期展示(ただし、冊替えあり) 十六羅漢図 中国 明時代・15~16世紀 京都・永明院蔵 展示期間:3月7日(火)~4月9日(日) 第5章 巨大伽藍と仏教彫刻 重要文化財 東福寺伽藍図(とうふくじがらんず) 了庵桂悟(りょうあんけいご)賛 室町時代・永正2年(1505) 京都・東福寺蔵 展示期間:4月11日(火)~5月7日(日) (左)四天王立像(してんのうりゅうぞうのうち)多聞天立像(たもんてんりゅうぞう) 鎌倉時代・13世紀 京都・東福寺蔵 ※通期展示 (右上)仏手(ぶっしゅ) 鎌倉~南北朝時代・14世紀 京都・東福寺蔵 ※通期展示 (右下)国宝 禅院額字幷牌字(ぜんいんがくじならびにはいじ)のうち方丈(ほうじょう) 張即之(ちょうそくし)筆 中国 南宋時代・13世紀 京都・東福寺蔵 展示期間:3月7日(火)~4月9日(日) ■展覧会名/特別展「東福寺」■会期/3月7日(火)~5月7日(日)■休館日/月曜日 ※ただし、3月27日(月)と5月1日(月)は開館■開館時間/9時30分~17時 ※入館は閉館の30分前まで■会場/東京国立博物館 平成館 【上野公園】(〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9)■観覧料(当日券)/一般:2,100円、大学生 1,300円、高校生 900円■主催/東京国立博物館、大本山東福寺、読売新聞社、NHK、NHKプロモーション、文化庁■特別協賛/大和証券グループ、三井不動産、三菱地所、明治ホールディングス■協賛/JR東日本、清水建設、竹中工務店、三井住友銀行、三菱商事■協力/ライブアートブックス■問合せ/050-5541-8600(ハローダイヤル)■アクセス/JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分 ★こちらの無料観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切3/17(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 プレゼント応募 特別展「東福寺」|東京国立博物館 更新日:2023年3月1日(水)

アンケートに答えて抽選で5名様にドレッシングをプレゼント! 醤油にんにくドレッシング(左)伝統の木桶仕込み醤油と青森県産にんにくの香りが芳ばしい濃厚な味わい。肉料理とも相性抜群です。 鰹香る和風フレンチドレッシング(中央)フランス料理のヴィネグレットと焼津製造の鰹だしを融合させた新感覚のドレッシングです。 和風たまねぎドレッシング(右)北海道産たまねぎをたっぷり使い、しいたけエキスや鰹だしを利かせた醤油屋ならではの味わいです。 ◎各200ml 各429円 (税込・送料別)※「HEIZAEMONドレッシング」は上記のほか、「焙煎きなこ&ごまドレッシング」、「濃厚とろ〜りコーンドレッシング」があります。 ★詳細・ご購入はこちらから HEIZAEMONドレッシング 「HEIZAEMON ドレッシング」は、醤油職人が丹精込めて造り上げた木桶醤油がベース※のまろやかな味わい。5種類の味は、それぞれの素材の味を生かした個性豊かなラインナップです。野菜にかけるだけでなく、おかずに、おつまみに、お弁当に、調味料としてもお使いください。木桶醤油の風味がお料理の幅を広げてくれます。※濃厚とろ〜りコーンドレッシングを除く アンケートにお答えください。 アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で5名様に「HEIZAEMON ドレッシング」5本セットをプレゼントいたします。下記の応募フォームよりご応募ください。■締め切り/3月20日(月) 23:59まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 プレゼント応募 タイヘイ株式会社 公式サイトへ 更新日:2023年3月1日(水)

ルーヴルが誇る珠玉の“愛”の絵画が一堂に! 人間の根源的な感情である「愛」は、古代以来、西洋美術の根幹をなすテーマの一つでした。ギリシア・ローマ神話を題材とする神話画、現実の人間の日常生活を描く風俗画には、特別な誰かに恋焦がれる神々・人々の情熱や欲望、官能的な悦び、あるいは苦悩や悲しみが、様々なかたちで描かれています。一方、宗教画においては、神が人間に注ぐ無償の愛、そして人間が神に寄せる愛が、聖家族、キリストの磔刑、聖人の殉教といった主題を介して、象徴的に表されています。本展では、西洋社会における様々な愛の概念が絵画芸術にどのように描出されてきたのか、ルーヴル美術館の膨大なコレクションから精選された73点の絵画を通して浮き彫りにします。 16世紀から19世紀半ばまで、西洋各国の主要画家の名画によって愛の表現の諸相をひもとく、かつてない趣向の展覧会です。ぜひご期待ください。 みどころ 1.ルーヴルが世界に誇る 珠玉の絵画コレクションから厳選された、「愛」の名画、全73点が一堂に集結! (左)ピーテル・ファン・デル・ウェルフ 《善悪の知識の木のそばのアダムとエバ》1712年以降 油彩/板 45x35.5cm パリ、ルーヴル美術館Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Franck Raux / distributed by AMF-DNPartcom(右)フランソワ・ブーシェ 《アモルの標的》1758年 油彩/カンヴァス 268x167cm パリ、ルーヴル美術館Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Gérard Blot / distributed by AMF-DNPartcom 2.古代の神々の愛、キリスト教の愛、 恋人たちの愛、家族の愛、官能の愛、悲劇の愛...16世紀から19世紀半ばまで、ヨーロッパ各国の主要画家の名画により、多様な愛の表現に迫る! (上)ドメニキーノ(本名 ドメニコ・ザンピエーリ)《リナルドとアルミーダ》1617-1621年頃 油彩/カンヴァス121x168cm パリ、ルーヴル美術館Photo ©RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Martine Beck-Coppola /distributed by AMF-DNPartcom(左下)クロード=マリー・デュビュッフ 《アポロンとキュパリッソス》1821年 油彩/カンヴァス 192x227.5cm アヴィニョン、カルヴェ美術館Photo © Avignon, musée Calvet(右下)サッソフェラート(本名 ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ)《眠る幼子イエス》1640-1685年頃 油彩/カンヴァス 77x 61cm パリ、ルーヴル美術館Photo ©RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Stéphane Maréchalle / distributed by AMF-DNPartcom 3.「愛」というテーマを通して、誰もが知る傑作から隠れた名画まで、日本初公開作品を含め、新たな発見や出会いのある展覧会。 (上)ギヨーム・ボディニエ 《イタリアの婚姻契約》1831年 油彩/カンヴァス100x138cm パリ、ルーヴル美術館Photo ©RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Mathieu Rabeau / distributed by AMF-DNPartcom(左下)ハブリエル・メツー《ヴァージナルを弾く女性と歌い手による楽曲の練習》、または《音楽のレッスン》1659-1662年頃 油彩/板 32x24.5cm パリ、ルーヴル美術館Photo ©RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Tony Querrec / distributed by AMF-DNPartcom(右下)サミュエル・ファン・ホーホストラーテン《部屋履き》1655-1662年頃 油彩/カンヴァス 103x70cm パリ、ルーヴル美術館Photo ©RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado / distributed by AMF-DNPartcom 4.18世紀フランス絵画の至宝、フラゴナールの《かんぬき》が26年ぶりに来日! ジャン=オノレ・フラゴナール 《かんぬき》1777-1778年頃 油彩/カンヴァス 74x94cm パリ、ルーヴル美術館Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado / distributed by AMF-DNPartcom ■展覧会名/「ルーヴル美術館展 愛を描く」 東京展■会期/3月1日(水)〜6月12日(月)■休館日/毎週火曜日 ※ただし 3/21(火・祝)・5/28(火)は開館、3/22(水)は休館■開館時間/10時~18時(※毎週金・土曜日は 20時 まで ※入場は閉館の30分前まで■会場/国立新美術館 企画展示室 1E 〒106-8558 東京都港区六本木 7-22-2■観覧料/一般:2,100 円、大学生 1,400 円、高校生 1,000円■主催/国立新美術館、ルーヴル美術館、日本テレビ放送網、読売新聞社、BS日テレ、ニッポン放送 後援 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本■特別協賛/野村證券■協賛/大成建設、DNP 大日本印刷■協力/日本航空、NX 日本通運、TOKYO MX、TOKYO FM■企画協力/NTVヨーロッパ■問合せ/050-5541-8600(ハローダイヤル)■アクセス/東京メトロ千代田線 乃木坂駅 青山霊園方面改札 6出口(美術館直結)東京メトロ日比谷線 六本木駅 4a出口から徒歩約5分都営地下鉄大江戸線 六本木駅 7出口から徒歩約4分 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切3/3(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 プレゼント応募 ルーヴル美術館展「愛を描く」公式サイト 更新日:2023年2月17日(金)

セタビの森の動物たち 人は太古の昔から、様々な動物たちと共に生きてきました。生活を豊かにするためにその力をもらい、そして、わたしたちを生かすためにその命をいただき、時には家族として、また友達として寄り添い、しかし一方、時には、圧倒的な存在として、あこがれや恐れも感じてきました。そういった動物たちはアーティストの格好のモチーフとなり、古今東西、人は動物を描いてきました。描かれた動物たちは、人の心を宿し、人の思いを乗せ、見るものを見つめ返します。この展覧会は、この時代に想像力豊かにたくましく生きるわたしたちのための展覧会です。「セタビ」こと世田谷美術館の豊かなコレクションから、様々な手法で表現されたいろいろな動物の作品を約120点ご覧いただきます。それはあたかも不思議な森の中に迷い込み、思わぬ発見をするような体験になるかもしれません。共に生き、わたしたちの思いを乗せ、絵画に、彫刻に登場する動物たちとの出会いをお楽しみください。 展覧会のみどころ 1.登場する動物はなんと100種以上! 犬、猫、牛など身近な動物から、豹、アルマジロなど普段なかなか見られない動物、そしてペガサス、ケンタウロスのような想像上の動物まで、100種以上が登場。絵の中の動物を探したり、あてっこをしたりなど、小さなお子さまから大人まで楽しめます。また油彩、日本画、版画、彫刻とジャンルも多彩な作品が展示され、動物の表現の多様さもじっくり味わえます。 フェルディナン・デスノス《鹿》1925年 世田谷美術館蔵 2.早春の砧公園と「セタビの森」、ふたつの散策を楽しめます 世田谷美術館は、四季折々の自然が楽しめる広大な砧公園の一角にあります。早春の光と風の中、森のような公園でゆっくりと散策を楽しみ、美術館に着いたらまた別の森に入り込む…そんな楽しみ方ができるのも、豊かな自然環境に恵まれた世田谷美術館ならではの贅沢さです。本展の会期末にあたる3月下旬から4月上旬には、砧公園では840本もの桜が次々と開花。お花見と美術鑑賞を心ゆくまでご堪能いただけます。 (左)柳原義達《道標・鴉》1991年 世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏 (右)ムスタファ・ディメ《空想の動物たち》1994年 世田谷美術館蔵 3.アートの普及活動に力を入れてきた美術館ならではの、あたたかなお出迎え 1986年の開館以来、区立小中学校の子どもたちの来館を毎年約8000人迎え入れ、その子どもたちを案内する「鑑賞リーダー」とよばれるボランティアが現在400人以上活動する世田谷美術館は、地域に密着した教育普及活動を行う美術館の草分け。本展では、そのような数十年にわたる活動を活かし、区内の小学校とのコラボから生まれたプロローグを準備しました。子どもたちがそれぞれの思いを込めた動物たちが、来場者のみなさまをあたたかくお迎えします。 4.見たら描きたくなる・・・そんな来場者のための参加コーナーがあります 多彩な作品を見終わったあと、自分でも何か表現してみたくなることはありませんか?本展では、来場者のみなさんが自由に創作できるコーナーを設けます。 (左)宮本三郎《乳牛》1958年頃 世田谷美術館蔵 (中央)稲垣知雄《箱入り猫》1970年 世田谷美術館蔵 (右)オルネオーレ・メテッリ《楽師と猫》1937年 世田谷美術館蔵 ■会期/2月18日(土)~4月9日(日)■会場/世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)■開室時間/10時〜18時(最終入場時間 17時30分)■休室日/毎週月曜日■観覧料/一般:500円、65歳以上:400円、大高生:400円、中小生:300円 未就学児無料※障害者の方は300円。ただし小中高大生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。■主催/世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)■後援/世田谷区、世田谷区教育委員会■お問い合わせ/050-5541-8600(ハローダイヤル) ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 2/17(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます プレゼント応募 セタビの森の動物たち|世田谷美術館 公式サイト 更新日:2022年2月1日(水)

【美しい人びと】 松岡美術館(港区白金台)は「美しい人びと 松園からローランサンまで」を2023年2月21日(火)より6月4日(日)まで開催します。同館は実業家 松岡清次郎が蒐集した美術品を公開するため、1975(昭和50)年に設立された私立美術館です。1917(大正6)年 貿易商から身を起こした清次郎の理想は、自らの眼にかなった「美しいもの」を追い求め、蒐めていくことでした。本展では、上村松園の格調高い美人画をはじめ、鏑木清方、下村観山、伊東深水、さらにフランスのローランサン、ヴァン・ドンゲンらの女性像や男性像など、年齢や性別にとらわれない美しい人びとを描いた作品をお楽しみいただきます。 展覧会概要 「美人画」という言葉が一般的になったのは明治期以降ですが、日本では古来より美しい女性の姿が描かれてきました。一方、物語の登場人物として人気の高い在原業平や光源氏など魅力的な男性の姿も絵画や工芸などにあらわされてきました。今展では、上村松園、伊藤小坡、鏑木清方、伊東深水ら人気の高い「美人画家」たちの作品とともに、下村観山、吉川霊華らによる男性像や、ローランサン、ドニ、ヴァン・ドンゲン、ペルジーニなどの西洋絵画も紹介します。性別・年齢にとらわれない東西の美しい人びとをご覧ください。 (左上)マリー・ローランサン 《若い女》 1937年(右上)松室加世子《燭光》 1985(昭和60)年 再興第70回院展(左下2枚)下村観山《山寺の春》 1915(大正4)年 二幅対 前期展示(右下)上村松園《藤娘之図》 明治末頃 後期展示 ※会期半ばで一部展示替えを行います。前期展示 2月21日(火)~4月16日(日) / 後期展示 4月18日(火)~6月4日(日) 同時開催 ●憧憬のペルシア イスラーム時代に中近東で作られた陶器をペルシア陶器と呼びます。1972(昭和47)年、初代館長は初めて海外オークションに参加し、その帰途に立ち寄ったテヘラン(イラン)で 9世紀から13世紀のペルシア陶器をまとめて取得しました。これらは以後の東洋陶磁やインド彫刻、西洋の古代彫刻蒐集等の魁となる作品群で、松岡コレクションの幅広さが美術館設立の構想以前に形成されていたことを物語っています。今回は館蔵のペルシア陶器約50点を一挙公開いたします。貴人や動物が描かれた鉢、ターコイズブルーの水差しに加え、輝くラスター彩の壺など悠久の時を伝えるエキゾチックな世界をお楽しみください。 (左)三彩刻線花文鉢 イラン 9~10世紀(中央)色絵騎馬人物文鉢 イラン 13世紀(右)青釉黒彩人物形瓶 イラン 13世紀 通年企画 ●古代オリエント 創造の源 所蔵品の中で最も古いトルコの《横たわる女人像》をはじめイラク、ギリシアなどの古代オリエントの彫像を展観します。古代オリエントの文物には当時の人々が思い描いた理想が織り込まれるとともに、人間が抱いてきた不変の感覚を我々に伝えてくれます。また、こうした古代の造形は後世の芸術家たちのインスピレーションを刺激し、様々な芸術作品が生み出されました。古代以来、連綿と受け継がれてきた創造の原型をご覧いただき、古代人が思い描いた理想や現代にも通ずる人類不変の感覚に思いを馳せていただければ幸いです。 横たわる女人像 紀元前5600年頃 トルコ ■展覧会名/美しい人びと 松園からローランサンまで同時開催 憧憬のペルシア 《通年企画》古代オリエント 創造の源■会期/2月21日(火)~6月4日(日)前期 2月21日(火)〜 4月16日(日)後期 4月18日(火)〜 6月4日(日)■会場/松岡美術館 (東京都港区白金台5-12-6)■開館時間/10時~17時(最終入館時間16時30分)※毎月第1金曜日 10時~19時(入館は18時30分まで)■休館日/毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始■入館料/一般 1,200円、25歳以下500円 高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方無料■企画担当/企画展:寺島いずみ 同時開催:安斎明子 通年企画:山口翼■アクセス/東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台駅」1番出口から徒歩7分JR「目黒駅」東口から徒歩15分 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切2/17(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 プレゼント応募 松岡美術館 | 公式サイト 更新日:2023年2月1日(水)

一枚の紙から広がる現代切り絵の世界 そごう美術館にて2月4日(土)より3月19日(日)まで「日本の切り絵 7人のミューズ」が開催されます。「切り絵」とは紙をハサミやナイフなどで切り抜いて、貼ることによって絵を描いてゆく技法のひとつです。カットによって生まれる切り口(線や断面)を活かすことで、絵の具で描いているのとはまた違った独特な効果が生み出されます。日本で切り絵という言葉が使われ始めたのは昭和40年代だとも言われていますが、紙を切って造形する方法は、昔から神前での儀式のために使われてきた伝統文化です。本展では、日本を代表する女性の切り絵作家7人の100点を越える作品が展観されます。蒼山日菜は小さなハサミだけを使い、まるで繊細なレース編みのように切り抜いた作品で知られています。SouMa(ソウマ)は切り絵の概念を超えた立体的で重層的かつ精緻な作品を特徴としています。筑紫ゆうなは多くのパーツを丹念に切り取り、絵具やパステルで着彩することによってユーモラスでちょっと不思議な作品を組み立ててゆきます。福井利佐は高度なデッサン力に裏打ちされた曲線描写と大胆な構図の力強い作品を生み出します。切り剣Masayoは生き物をテーマにした、すべてつながった一枚の紙から生み出されたとは信じ難い立体感と生命力あふれる作品を特徴としています。松原真紀は郷里の八女手漉き和紙にこだわり、季節の草花や動物を1枚の紙から切り出します。柳沢京子は日本古来の渋紙を用いた切り絵作家の第一人者です。このように一括りに切り絵とは呼べないほどバラエティに富んだ7人の作家の作品を通して、現代日本の切り絵の繊細で華麗な世界をお楽しみください。 出品作家:蒼山日菜、SouMa、筑紫ゆうな、福井利佐、切り剣Masayo、松原真紀、柳沢京子 (上段左から)蒼山日菜《Olympic1》2021年筑紫ゆうな《無題》2021年(中段左から)切り剣Masayo《昴然(孔雀)》2019年 松原真紀《メイさんの日》2020年(下段左から)SouMa《Robin》2017年 柳沢京子《ギュー、して。「母子像より」》2021年 福井利佐《幽玄美 of能「化身」》(部分)》 2005年 photo: Yoshihito Sasaguchi, make-up: UDA [mekashi project] ■会期/2月4日(土)〜3月19日(日)※会期中無休■開館時間/10時~20時(入館は閉館の30分前まで)※2月16日(木)は19時閉館。※そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。■休館日/会期中無休■会場/そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6階)■住所/横浜市西区高島2-18-1■入館料/一般 1,200(1,000)円、大学・高校生 1,000(800)円、中学生以下無料※( )内は、前売および以下をご提示の方の料金です。[クラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム アプリ、セブンカード・プラス、セブンカード]※障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは無料でご入館いただけます。※前売券は、2月3日(金)まで、そごう美術館またはセブンチケット、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあにてお取り扱いしております。■問合せ/045(465)5515 [美術館直通]■主催/そごう美術館、毎日新聞社■企画協力/TNC プロジェクト■協力/富士川・切り絵の森美術館■後援/神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会■協賛/(株)そごう・西武 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 2/3(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます プレゼント応募 そごう美術館 公式サイト 更新日:2023年1月20日(金)

1920年代パリ―ローランサン、ココ・シャネル、マドレーヌ・ヴィオネも活躍女性たちは羽ばたいた ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリ。それは様々な才能がジャンルを超えて交錯し、類まれな果実を生み出した、奇跡のような空間でした。とりわけ女性たちの活躍には、目を見張るものがありましたが、ともに1883年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネルの二人は、大戦後の自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在でした。女性的な美をひたすら追求したローランサンと、男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたシャネル。本展では美術とファッションの境界を交差するように生きた二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、そして美しいバイアスカットを駆使したマドレーヌ・ヴィオネなど、時代を彩った人々との関係にも触れながら、モダンとクラシックが絶妙に融合する両大戦間パリの芸術界を俯瞰します。時代とともにありながら、時代を超えた存在となったローランサンとシャネル。二人の創作の今日的な意味とその真価が、生誕140年を記念するこの展覧会で明らかになるでしょう。本展では、オランジュリー美術館やマリー・ローランサン美術館※など国内外のコレクションから、約90点のラインナップで紹介します。 Marie Laurencin マリー・ローランサン(1883-1956) パリ生まれ。アカデミー・アンベールで絵画を学ぶ。ピカソやブラックとの交流から、初期にはキュビスムの影響色濃い作風であったが、後に、パステル調の淡い色調と優美なフォルムが特徴の女性的な作風に。エコール・ド・パリの中でもひときわ輝く存在となる。詩人アポリネールとの大恋愛でも知られる。 ※マリー・ローランサン美術館:マリー・ローランサンの世界で唯一の専門美術館。1983年~2011年まで長野県蓼科高原で開館。2017年~2019年まで東京・ホテルニューオータニで開館。現在コレクションの公開はしていない。 第1章 狂騒の時代(レザネ・フォル)のパリParis in the age of“Les années folles” ローランサンが描く社交界の女性たち マリー・ローランサン《ヴァランティーヌ・テシエの肖像》 1933年油彩/キャンヴァス ポーラ美術館 第2章 越境するアートCollaborations of Artists ローランサンの作品 さながらのバレエ『牝鹿』 ニジンスカ、プーランクら多彩な個性が集結 (左)マリー・ローランサン《牡鹿と二人の女》 1923年 油彩/キャンヴァス ひろしま美術館(右)マリー・ローランサン《鳩と花》 1935年頃 油彩/キャンヴァス(タペストリーの下絵) マリー・ローランサン美術館© Musée Marie Laurencin 第3章 モダンガールの変遷Rise of Modern Girls 1910年代 ポワレのファッション1910-1920年代 帽子ファッションの流行1920年代 モダンガールの登場1930年代 フェミニンへの回帰 (左から)ジョルジュ・ルパップ《ポール・ポワレの夏のドレス『ガゼット・デュ・ボン・トン』誌より》1913年 ポショワール/紙 島根県立石見美術館/ガブリエル・シャネル《帽子》1910年代 神戸ファッション美術館/ガブリエル・シャネル《デイ・ドレス》1927年頃 神戸ファッション美術館/マドレーヌ・ヴィオネ《イブニング・ドレス》1938年 島根県立石見美術館 (左)マリー・ローランサン《羽根飾り帽子の女、あるいはティリア、あるいはタニア》 1924年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin (右)マリー・ローランサン《ばらの女》 1930年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie LaurencinLaurencin エピローグ ローランサンの色彩(パレット)Epilogue. Laurencin’s palette マリー・ローランサン 《ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》 1922年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin ■会期/2月14日(火)〜2023年4月9日(日)■会場/Bunkamura ザ・ミュージアム東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F■開館時間/10時~18時(入館は17時30分まで)毎週金・土曜日は21時まで(入館は20時30分まで)※状況により、会期・開館時間が変更となる場合があります。■休館日/3月7日(火)■観覧料/一般 1,900円(1,700円)大学生・高校生 1,000円(800円)中学生・小学生 700円(500円)※( )内は前売料金※未就学児は入館無料。※学生券をお求めの場合は、学生証のご提示をお願いいたします。(小学生は除く)※障がい者手帳のご提示で割引料金あり。ご本人様とお付添いの方1名様は半額となります。(一般950円、大学・高校生500円、中学・小学生350円)当日窓口にてご購入ください。※前売券は2023年1月販売予定。詳細につきましては、決定次第Bunkamura ザ・ミュージアムHPにてご案内いたします。◎本展は会期中すべての日程で【オンラインによる事前予約】が可能です。ご予約なしでもご入場いただけますが、混雑時にはお待ちいただく場合がございます。予約方法等の詳細はBunkamura ザ・ミュージアムHPにてご確認ください。■主催/Bunkamura、日本経済新聞社■後援/TOKYO MX■お問合せ/050-5541-8600(ハローダイヤル) ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切2/10(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます プレゼント応募 マリー・ローランサン 公式サイト 更新日:2023年1月20日(金)

街に生き 街に死す 描くことに命を捧げた伝説の洋画家 大阪、東京、パリ。3つの街で、画家としての短い生涯を燃焼し尽くした画家、佐伯祐三(1898-1928)。2023年に生誕125年を迎える佐伯の生涯は、多くのドラマと伝説に彩られています。彼が生み出した作品群は、今なお強い輝きを放ち、見る人の心を揺さぶらずにはおきません。1898年に大阪で生まれた佐伯祐三は、25歳で東京美術学校を卒業し、その年のうちにパリに向かいます。作品を見せたフォーヴィスムの画家ヴラマンクから、「このアカデミック!」と怒声を浴びたことが、佐伯を覚醒させます。2年間の最初のパリ滞在中に、ユトリロやゴッホらからも影響を受け、佐伯の作品は大きな変貌を遂げていきます。1年半の一時帰国を経て、再渡欧したのは1927年のこと。このとき佐伯は29歳になっていました。パリに戻った佐伯は、何かに憑かれたかのように猛烈な勢いで制作を続けますが、結核が悪化して精神的にも追い詰められ、1年後にパリ郊外の病院で亡くなりました。佐伯にとってパリは特別な街でした。重厚な石造りの街並み、ポスターが貼られた建物の壁、プラタナスの並木道、カフェ、教会、さらには公衆便所までが、傑作を生み出す契機となりました。また、多くの画家たちや作品と出会い、強い刺激を受けたのもパリでのことです。一方で、生誕の地・大阪、学生時代と一時帰国時代を過ごした東京も、佐伯芸術を育んだ重要な街でした。本展では3つの街での佐伯の足跡を追いながら、独創的な佐伯芸術が生成する過程を検証します。 Highlights みどころ 1. 厳選した代表作100余点を一堂に展示 大阪中之島美術館が所蔵する国内最大の佐伯祐三コレクションを核に、全国の美術館と個人所蔵家から集めた多くの名品で構成される本展は、佐伯芸術の魅力を再認識し、新たな発見へと導く機会となることでしょう。 2. 東京では18年ぶりとなる回顧展 東京では意外にも、2005年に練馬区立美術館開館20周年を記念して開催された展覧会「佐伯祐三-芸術家への道-」以来、18年ぶりの佐伯祐三の本格的な回顧展となります。 3. 赤いレンガ壁の空間で味わうパリの街並みを描いた数々の名作 佐伯祐三と同時代の1914年に創建された東京駅丸の内駅舎(重要文化財)の中にある当館は、当時の構造レンガがそのまま展示室の空間に生かされています。パリの石造りの建物と重厚な壁に魅了された佐伯の作品を展示するのに、誠にふさわしい空間だといえます。 (上段左から)《立てる自画像》1924年 大阪中之島美術館 /《レストラン(オテル・デュ・マルシェ)》1927年 大阪中之島美術館 /《コルドヌリ(靴屋)》1925年、石橋財団アーティゾン美術館 (下段左から)《モランの寺》1928年 東京国立近代美術館 /《下落合風景》1926年頃 和歌山県立近代美術館/《汽船》1926年頃 大阪中之島美術館 ■展覧会名/佐伯祐三 自画像としての風景■会期/1月21日(土)から4月2日(日)※会期中一部展示替えがあります■会場/東京ステーションギャラリー東京都千代田区丸の内1-9-1(JR東京駅 丸の内北口 改札前)■開館時間/10:00~18:00(金曜日~20:00)※入館は閉館30分前まで■休館日/月曜日(3月27日は開館)■入館料/一般1,400円、高校・大学生1,200円、中学生以下無料※障がい者手帳等持参の方は100円引き(介添者1名は無料)※最新情報・チケット購入方法は当館ウェブサイトでご確認ください■主催/東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]、読売新聞社■TEL/03-3212-2485 東京ステーションギャラリー 公式サイト ★こちらの無料観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 1/20(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます プレゼント応募 更新日:2023年1月11日(水)

伝統的な醸造法で造られる醤油「平左衛門」でも知られるタイヘイ株式会社。1880年(明治13年)、醤油醸造から始まった事業は、時代のニーズに応じて食品・印刷・信販の3分野・6事業部に広がり、現在約80社の関連会社とともに、さまざまな場面で私たちの暮らしを支えています。特に近年は、保育事業・高齢者福祉事業などへの貢献も重視して取り組んでいます。 未来を担う子どもたちの「食」を支える 創業当時から一貫して取り組んでいる「食」。特に1日3回、しっかりと食べることで体ができあがっていく子どもたちに安全で栄養のあるものを食べてもらいたいという思いから、保育事業への食材の提供にも力を入れています。食べる楽しさ、喜びを育てる「食育」という側面を考慮、タイヘイの栄養士がメニューを考えた健康で美味しい食事は、アレルギーへの対応などきめ細かいサービスも充実。仕入れから配送まで自社の流通施設で一元管理されている安心・安全な食材で、子どもたちの健やかな成長をサポートします。 高齢者介護施設向けサービスが充実 グループホーム、デイサービス、老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅といった介護施設ではかなりのシェアを占めるタイヘイの食材供給サービス。日々たくさんの方が食事をし、スタッフが献立作成や調理・配膳などに日夜奮闘している施設では、利用者には美味しく健康的な食事が、スタッフには負担の軽減が望まれます。タイヘイでは、「手作りタイプ」「調理済みタイプ」のほか、噛む力や飲み込む力が弱い方のためにムース食・ペースト食といった「介護食」にも対応。超高齢化社会の日本の「食」を縁の下で支えています。 産経児童出版文化賞に協賛 「次の世代を担う子どもたちに、良い本を」という主旨で制定され、これまでに翻訳本を含む約1200冊が表彰されている「産経児童出版文化賞」は、2023年に第70回を迎えます。タイヘイは、「子どもの心を育むことは未来の日本のためになる」との考えをもとに、今年から同賞に協賛することを決定。また、将来的には子ども食堂を設立し、さまざまな面で子どもたちをサポートしたいという思いもあり、構想を練っているところとか。社会を「食」で支え続けてきた縁の下の力もちタイヘイ。2023年もさらなる高みを目指し、さまざまな事業で挑戦を続けていきます。 アンケート&プレゼント! アンケートに回答いただいた方の中から抽選で5名に、タイヘイ「調味料セット」をプレゼント。〔応募方法〕下記応募フォームからどうぞ◎締切り/1月25日(水) 23:59まで プレゼントに応募する タイヘイ 公式サイト 更新日:2023年1月11日(水)