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  • 【特集】シダネルとマルタン展 -最後の印象派、二大巨匠-

    アンリ・ル・シダネル《ジェルブロワ、テラスの食卓》1930年 油彩/カンヴァス 100×81cm フランス、個人蔵 ©Luc Paris  19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍した画家、アンリ・ル・シダネルとアンリ・マルタンに焦点をあてた、国内初の展覧会です。印象派を継承しながら、新印象主義、象徴主義など同時代の表現技法を吸収して独自の画風を確立した二人は、幻想的な主題、牧歌的な風景、身近な人々やその生活の情景を、親密な情感を込めて描きました。「最後の印象派」と言われる世代の中心的存在であった二人は、1900年に新協会(ソシエテ・ヌーヴェル)を設立、円熟期には共にフランス学士院会員に選出されるなど、当時のパリ画壇の中核にいました。 二人は深い友情で結ばれ同じ芸術観を共有しながらも、それぞれの活動拠点に由来して、異なる光の表現を追求します。シダネルは北フランスに特有の霞がかった柔らかな光を、マルタンは南仏の眩い光を描き出しました。本展では、世紀末からモダニスムへ至るベル・エポック期に、 独自の絵画世界を展開した二人の道のりを、約70点の油彩・素描・版画を通して辿ります。 国内初の二人展 「最後の印象派」の二大巨匠、シダネルとマルタンに焦点を当てた日本で初めての展覧会です。印象派を継承し、穏やかで神秘的な光の表現を展開した二人の足跡を、油彩64点を中心とする約70点を通して辿ります。 (左)アンリ・ル・シダネル《エタプル、砂地の上》1888年 油彩/カンヴァス 46×60.5cm フランス、個人蔵 ©Bonhams(中央)アンリ・マルタン《腰掛ける少女》1904年以前 油彩/カンヴァス 96.4×56.5cm ランス美術館 Inv. 907.19.165 ©C. Devleeschauwer(右)アンリ・ル・シダネル《サン=トロペ、税関》1928年 油彩/カンヴァス 73×92cm フランス、個人蔵 ©Yves Le Sidaner 印象派の "末裔" が描いた北と南、二つの光 フランス北部のダンケルクで10代を過ごしたシダネル、南仏トゥールーズ生まれのマルタン。パリでの修行後、再び北と南へ向かった二人が描いた光は、対照的で異なる性格を帯びています。北を拠点としたシダネルは、黄昏時や月明かりに浮かび上がる静謐な情景を、他方南のマルタンは、眩い陽光に照らし出される南仏風景を色鮮やかに描き出しました。 (左)アンリ・ル・シダネル《ジェルブロワ、テラスの食卓》1930年 油彩/カンヴァス 100×81cm フランス、個人蔵 ©Luc Paris(右上)アンリ・マルタン《農業[フランス国務院(パリ)の装飾画のための習作]》1918年 油彩/カンヴァス 62×205cm フランス、個人蔵 ©Archives photographiques Maket Expert(右下)アンリ・マルタン《二番草》1910年 油彩/板 69×100cm フランス、個人蔵 ©Archives photographiques Maket Expert フランス近代絵画史の "もう一つの本流" 印象派以降、様々な「イズム」が登場したベルエポック期のフランス美術界。私たちがよく知る、前衛画家たちによるフランス近代絵画史とは別の、"もうひとつの本流"を担った画家たちがいました。その代表格が、シダネルとマルタンです。穏やかな画風ゆえにこれまで前衛画家たちの影に隠れていましたが、近年、フランス本国を中心に再評価の機運が高まっています。 (左)アンリ・マルタン《マルケロルの池》1910-1920年頃 油彩/カンヴァス 81.5×100.5cm フランス、ピエール・バスティドウ・コレクション©Galerie Alexis Pentcheff(中央)アンリ・ル・シダネル《ヴェルサイユ、月夜》1929年 油彩/カンヴァス 95×116cm フランス、個人蔵 ©Yves Le Sidaner(右)アンリ・マルタン《コリウール》1923年 油彩/カンヴァス 65×81cm フランス、個人蔵 ©Archives photographiques Maket Expert ■展覧会名/シダネルとマルタン展 -最後の印象派、二大巨匠- ■会期/3月26日(土)〜6月26日(日) ■会場/SOMPO美術館( 〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 )■開館時間/10時〜18時 ※最終入館は午後17時30分まで ■休館日/月曜日 ■観覧料/一般1,600円、大学生1,100円、高校生以下無料 ■主催/SOMPO 美術館、朝日新聞社 ■協賛/損保ジャパン ■後援/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 ■協力/日本航空 ■企画協力/ブレーントラスト■お問い合わせ/050-5541-8600(ハローダイヤル)■アクセス/新宿駅西口より徒歩5分 ◎【展覧会ホームページ】https://www.sompo-museum.org◎公式 Twitter→ https://twitter.com/sompomuseum◎公式 Instagram→ https://www.instagram.com/sompo_museum/ ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント! ★申込み締切 3/18(金)12:00まで ※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2022年3月2日(水) [[aform063]]

  • 【特集】メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

    カラヴァッジョ(本名 ミケランジェロ・メリージ)《音楽家たち》 1597年 油彩/カンヴァス 92.1x118.4cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1952 / 52.81  1870年に創立されたアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで、5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵しています。 本展では、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する約2,500点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画65点(うち46点は日本初公開)を展覧します。15世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った巨匠たちの傑作が、一挙来日します。 フラ・アンジェリコ、ラファエロ、クラーナハ、ティツィアーノ、エル・グレコから、カラヴァッジョ、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール、レンブラント、 フェルメール、ルーベンス、ベラスケス、プッサン、ヴァトー、ブーシェ、そしてゴヤ、ターナー、クールベ、マネ、モネ、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌまで、時代順に3章構成でご紹介します。メトロポリタン美術館が誇る至高の名画を、ぜひ堪能ください。 展覧会のみどころ POINT1 メトロポリタン美術館、主要作品が一挙来日POINT2 ルネサンスから19世紀まで、西洋絵画史500年を彩った巨匠たちの名画が勢ぞろい POINT3 ヨーロッパ絵画部門の2500点余りから選りすぐった名画65点、うち46点が日本初公開 メトロポリタン美術館の歴史  メトロポリタン美術館は、1866年7月4日、パリでアメリカ独立宣言の90周年を祝うために集ったアメリカの人々によって構想が提案され、その4年後の1870年4月13日に創立されました。アメリカ国民のために美術の教育と振興を図ることを使命とし、実業家や資産家、芸術家といった市民が創立者として尽力しました。創立当初、作品は1点もありませんでしたが、個人コレクターからの寄贈など、関係者の努力によってコレクションを形成し、1872年2月20日、ニューヨークのマンハッタンの小さな建物の中で一般公開を開始します。そして1880年、現在の場所である、セントラル・パーク内の建物に移りました。 以来拡張を続け、現在では、先史時代から現代まで5000年以上にわたる世界各地の考古遺物・美術品150万点余りを有しています。 ©Floto+Warner for The Metropolitan Museum of Art ヨーロッパ絵画部門  ヨーロッパ絵画部門のコレクションは、メトロポリタン美術館の創立から1年後の1871年、ヨーロッパの画商から購入した174点の絵画から始まりました。以来、寄贈・遺贈と購入により拡充が続けられ、現在は、13世紀から20世紀初頭まで、2,500点以上に及ぶヨーロッパ各国の絵画を所蔵しています。同部門の常設展ギャラリーは美術館の2階に位置しますが、2018年より照明設備を改修する「スカイライト・プロジェクト」が進められています。電灯が普及する以前の19世紀末まで、絵画は自然光のもとで描かれ、鑑賞されていました。スカイライト・プロジェクトは、天窓からの自然光をギャラリーの照明に活用することで、より快適で自然な鑑賞環境を整える試みです。本展は、この改修工事をきっかけとして実現しました。 l . 信仰とルネサンス     【日本初公開作品】(左)フラ・アンジェリコ(本名 グイド・ディ・ピエトロ)《キリストの磔刑》1420-23年頃 テンペラ/金地、板 63.8x48.3cm ニューヨーク、メトロポリタン美術館Maitland F. Griggs Collection, Bequest of Maitland F. Griggs, 1943 / 43.98.5【日本初公開作品】(中央)ラファエロ・サンツィオ(サンティ)《ゲッセマネの祈り》1504年頃 油彩/板 24.1×28.9cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 Funds from various donors, 1932 / 32.130.1【日本初公開作品】(右)ルカス・クラーナハ (父)《パリスの審判》1528年頃 油彩/板(ブナ)101.9×71.1cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1928 / 28.221   ll. 絶対主義と啓蒙主義の時代 【日本初公開作品】(左)ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》おそらく1630年代 油彩/カンヴァス101.9x123.5cm ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1960 / 60.30【日本初公開作品】(中央)ヨハネス・フェルメール《信仰の寓意》1670-72年頃 油彩/カンヴァス 114.3x88.9cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 The Friedsam Collection, Bequest of Michael Friedsam, 1931/ 32.100.18【日本初公開作品】(右)フランソワ・ブーシェ《ヴィーナスの化粧》1751年 油彩/カンヴァス 108.3x85.1cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 Bequest of William K. Vanderbilt, 1920 / 20.155.9 lll. 革命と人々のための芸術   (左上)オーギュスト・ルノワール《ヒナギクを持つ少女》1889年 油彩、カンヴァス 65.1x54cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 The Mr. and Mrs. Henry Ittleson Jr. Purchase Fund, 1959 / 59.21(右上)エドガー・ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》1890年頃 油彩/カンヴァス 82.2×75.6cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 H. O. Havemeyer Collection, Bequest of Mrs. H. O. Havemeyer, 1929 / 29.100.42【日本初公開作品】(左下)ポール・セザンヌ《リンゴと洋ナシのある静物》1891-92年頃油彩/カンヴァス 44.8×58.7cm ニューヨーク、メトロポリタン美術館Bequest of Stephen C. Clark, 1960 / 61.101.3【日本初公開作品】(右下)クロード・モネ《睡蓮》1916-19年 油彩/カンヴァス 130.2×200.7cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 Gift of Louise Reinhardt Smith, 1983 / 1983.532     ■展覧会名: メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年■会期:2022年2月9日(水)〜5月30日(月)■会場: 国立新美術館 企画展示室1E (〒106-8558 東京都港区六本木 7-22-2)■開館時間:10時〜18時(毎週金・土曜日は20時まで)※入場は閉館の30分前まで ■休館日: 火曜日(ただし、5月3日(火・祝)は開館) ■料金:一般 2,100 円/大学生 1,400 円/高校生 1,000 円 ※事前予約制(日時指定券)導入 ■主催: 国立新美術館、メトロポリタン美術館、日本経済新聞社、テレビ東京、BSテレビ東京、TBS、BS-TBS■後援:米国大使館 ■問い合わせ:TEL. 050-5541-8600 (ハローダイヤル)■アクセス: 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」青山霊園方面改札6出口(美術館直結)、東京メトロ日比谷線「六本木駅」4a出口から徒歩約5分、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」7出口から徒歩約4分 ◎【展覧会ホームページ】https://met.exhn.jp 【東京展作品リスト】https://met.exhn.jp/list_tokyo.pdf◎公式 Twitter→https://twitter.com/TheMet_exhn◎公式 FB→https://www.facebook.com/ThemetOsaka2021Tokyo2022/◎公式 Instagram→https://www.instagram.com/themet_exhn/ ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 2/25(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2022年2月2日(水) [[aform058]]

  • 【特集】特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」

    メインビジュアル  宝石の歴史は古く、古代から魔よけやお守り、地位や立場を示すシンボルとして世界中で用いられてきました。現在では、 宝飾品としても広く親しまれています。特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」では、各地の博物館や、比類なきアルビオン アート・コレクション、ヴァン クリーフ&アーベル、ギメルなどの作品から、多種多様な宝石と、それらを使用した豪華絢爛なジュエリーを一堂に集め、 科学的、文化的な切り口から紹介します。 ※展示内容は変更になる場合があります。 ■ みどころ1 地球がうみだす"貴石" 宝石のラフ(原石)・ルース(磨いた石)約200種を一挙紹介!ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイア、トパーズ、スピネルなどのメジャーな宝石から、フォスフォフィライト、スフェーンなどの レアストーン、真珠、琥珀などの生物由来の宝石まで、地球上の宝石約200種を網羅します! (左)サファイア(ラフ)日本彩珠宝石研究所所蔵 (中央)サファイア(ルース)日本彩珠宝石研究所所蔵 (右)虫入り琥珀 日本彩珠宝石研究所所蔵   ■ みどころ2 地球がうみだす"奇跡" 宝石の生い立ちから輝きの秘密まで、科学的に迫ります! 宝石の素となる鉱物の生い立ちを、大型の原石を用いて紹介! (左)トパーズ(ラフ) 国立科学博物館所蔵 (右)トパーズ(ルース)日本彩珠宝石研究所所蔵 ■ みどころ3 地球がうみだす"軌跡" 芸術の極み!地球の奇跡がうみだした様々な貴石が、ジュエリーになるまでの軌跡を紹介します! 地球の奇跡がうみだした貴石が、人の手を経てジュエリーになるまでの軌跡を紹介。宝石のカット技術の歴史や、ヴァン クリーフ &アーペル、ギメルといった国内外の現在の人気ジュエリーブランドによる技術の粋を、その完成品で堪能できます! また、日本ジュエリー協会が選んだ、新進気鋭のデザイナーによる、意欲的なジュエリーも展示予定です。 (左から)ラズベリー ブローチ ギメルトレーディング所蔵 / 向日葵ブローチ ギメルトレーディング所蔵 葡萄 ピンズ/ペンダントネックレス ギメルトレーディング所蔵 / 蔦の葉 ブローチ ギメルトレーディング所蔵   アルビオン アート・コレクションによる宝石の美 先史〜近代まで 本展ではアルビオン アートの特別協力により、その比類なきジュエリーコレクションから選りすぐりの作品を展示する、特別展示コーナーを設けます。紀元前のメソポタミアや古代エジプトで作られた作品から20世紀の最先端のジュエリーまで、人類がその歴史のなかで生み出した美の歴史を、宝石を使った芸術の粋の数々で堪能できます! [上段](左)ジョルジュ・フーケ作 アルフォンス・ミュシャ作画/デザインコルサージュ・オーナメント 個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート(中央)ロシア大帝エカテリーナ2世のエメラルド(18世紀中期)-ランデル、ブリッジ・アンド・ランデルによるセッティング(1830年頃)-個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート (右)ヴュルテンベルク王室旧蔵 ピンク・トパーズとダイヤモンドのパリュール 個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート[下段](左)ロシアン クラウン ジュエルズ コッホ作  ココシュニックスタイル アクアマリンとダイヤモンドのティアラ個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート(中央)ブシュロン作 アール・ヌーヴォー プリカジュール・エナメル インセクト・ブローチ個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート(右)ヴィクトリアン デマントイドガーネット サラマンダーブローチ個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート   ■展覧会名: 特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」■会期:2022年2月19日(土)〜6月19日(日)※会期等は変更になる場合があります■会場: 国立科学博物館 地球館地下1階 特別展示室 (〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20 )■開館時間: 9時〜17時(入場は16時30分まで)■料金:一般・大学生 2,000 円/小・中・高校生600円 ※未就学児は無料※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 ※ご入場されるお客様は日時指定予約が必要です。当日、博物館で販売する当日券での入場枠もありますが、来場時に待つ場合や、予定枚数が終了している場合があります。■主催: 国立科学博物館、TBS、読売新聞社 ■協賛:DNP大日本印刷■特別協力:アルビオン アート、国立西洋美術館■協力: 石川町立歴史民俗資料館、ヴァン クリーフ&アーペル、神奈川県立生命の星・地球博物館、カナダビジネスサービス、ギメルトレーディング、群馬県立自然史博物館、GIA Tokyo、スタジオKJ、ストーンカメオミュージアム、諏訪貿易、中津川市鉱物博物館、日本彩珠宝石研究所、日本ジュエリー協会、翡翠原石館、瑞浪鉱物展示館、ミュージアムパーク茨城県自然博物館、モリス、山梨県立宝石美術専門学校■問い合わせ:ハローダイヤル[TEL]050(5541)8600[FAX]03(5814)9898■アクセス: JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分■東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分■京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分 ◎公式サイト→ https://hoseki-ten.jp◎公式 Twitter / Instagram→@hoseki_ten2022 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 2/25(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2022年2月2日(水) [[aform059]]

  • 【特集】楳図かずお大美術展

    楳図かずお大美術展キービジュアル ©楳図かずお    長きにわたり歴史に名を刻む傑出したマンガ作品を多く世に送り出した楳図かずお。その作品にはマンガという既存の分野だけでは語りきることができない先見的な世界観、幻視的なビジョンが至るところに発揮されています。本展はそんな楳図かずおの「比類なき芸術性」に焦点を当て、代表作を通じて、気鋭のアーティストらとともに「楳図かずおの世界」を表現する、今までにない展覧会です。 そして最大の目玉は、楳図かずおが制作4年の期間を費やした、27年ぶりの新作『ZOKU- SHINGO小さなロボット シンゴ美術館』の初公開です。「マンガ」としてではなく、本展では原画101点を連作絵画としてご覧いただきます。 アーティスト・楳図かずおはどうやって生まれたのか......? 作品を通じて、何を伝えようとしているのか。漫画家の枠に収まらない"アーティスト・楳図かずお"の「大美術」をご堪能ください。 本展の見どころ  地球規模の気候変動や自然災害の多発による人新世の到来、AI やロボット工学が暗示するシンギュラリティの予感、さらには人が神の領域に立ち入る遺伝子工学やハイブリッド生命体の誕生など... 本展が焦点を当てるのは、驚くほど生々しく描かれた、楳図かずおの先見性に満ちた代表作『漂流教室』、『わたしは真悟』と『14歳』。そして、比類なき芸術家楳図かずおの27 年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』を初公開。全101点の原画でご鑑賞いただけます。 (左)「ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館」©楳図かずお (右)「わたしは真悟」 ©楳図かずお/小学館 「14歳」©楳図かずお/小学館 楳図かずおの世界を表現したコラボメニューも提供  本展会場と同フロアにあるカフェ「THE SUN & THE MOON」に、期間限定でコラボメニューが登場します。楳図かずおの世界を表現したコラボスイーツやフード、ドリンクを提供予定。コラボメニューでも楳図かずおの世界を体感ください。 楳図ハウスパフェ©楳図かずお   ■展覧会名:『楳図かずお大美術展』 ■会期:2022年1月28日(金)〜3月25日(金)※57日間/会期中無休■会場:東京シティビュー(東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)■開館時間:10時〜22時(最終入館21時30分) ※情勢によりやむを得ず、営業時間に変更が生じる場合や、休業となる可能性もございます。■料金:一般 2,200 円/高大生 1,500 円/子ども 4歳〜中学生 900 円/シニア(65歳以上)1,800円 ※屋内展望台入館料含む ※4歳未満無料 ※料金はすべて税込です。 ※障がい者手帳をお持ちの方(介助者1名まで)は無料です。※前売券 各200円割引 ※本展は事前予約制(日時指定券)を導入しております。※チケット詳細の発表・発売開始は12月中旬を予定。 ■主催:東京シティビュー、楳図かずお大美術展製作委員会■後援:六本木商店街振興組合、J-WAVE ■問い合わせ:TEL.03(6406)6652(東京シティビュー) ◎公式サイト:【展覧会公式ポータルサイト】https://umezz-art.jp 【東京会場公式サイト】https://umezz.roppongihills.com◎公式 Twitter→ https://twitter.com/umezz_art(@umezz_art)※本展覧会に関する情報は予告なく変更になる場合があります。最新情報、詳細、 注意事項を公式サイトおよび公式SNSにて必ずご確認ください。 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切1/21(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 [[aform057]]

  • 【特集】ユネスコ無形文化遺産 特別展

    (左)歌舞伎『金門五山桐』南禅寺山門の場 石川五右衛門(中村芝翫〔当時橋之助〕)(上段左)文楽『義経千本桜』道行初音旅 静御前(上段右)能『岩船』天探女(下段左)組踊『銘苅子』天女(下段右)雅楽『還城楽』 ※写真は展示のイメージ 「歌舞伎」「文楽」「能楽」「雅楽」「組踊」の5つのユネスコ無形文化遺産の魅力を一挙に「体感」できるこれまでにない展示!  本展は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として政府が推進する「日本博」及び「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』」の一環として開催するものです。2020年、新型コロナ ウイルス感染拡大防止のため、中止となった特別展を、内容を一部リニューアルして開催します。ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の伝統芸能-歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、組踊-を一堂に集め、明治末期の洋風建築として重要文化財に指定されている東京国立博物館・表慶館という 空間で、それぞれの芸能が持つ固有の美とそれを支える「わざ」を紹介します。 各展示室では、実際に舞台に上がり、伝統芸能ならではの舞台空間を臨場感たっぷりに 体験できる再現舞台を設置するほか、実際の公演で使用されている衣裳、小道具、楽器等を展示します。また、舞台を支える技術者による解説動画や、VR 技術を活用したバーチャルミュージアムのインターネット公開も予定しています。 ユネスコ無形文化遺産に登録された5つの芸能を一度に「体感」できる、史上初の展覧会です。 展覧会の4つの見どころ―伝統芸能の魅力を一挙に体感!― (左)錦絵『楼門五山桐』南禅寺山門の場 初代歌川豊国 国立劇場蔵 (中央上)かしら 文七 国立劇場蔵 (中央下)鼉太鼓 国立劇場蔵 (右上)紅型衣裳 水色地牡丹鳳凰菖蒲文様 国立劇場おきなわ蔵(右下)能装束 紅白段雲龍模様厚板 国立能楽堂蔵   1. 臨場感溢れる舞台を体感!展示室内に、原寸大に近い大きさで歌舞伎、文楽、能楽、 雅楽、組踊の舞台を再現します。実際に舞台に上がり、実演家の視線で伝統芸能ならではの舞台空間を体感できます。 2. 意匠(デザイン)に込められた自然観を体感!実際に舞台で使用される衣裳、楽器、小道具などを多数展示します。間近でご覧いただくことにより、劇場の客席からだけでは分からない意匠の細部に込められた日本人の美意識、特に四季や花鳥風月といった自然との関わりを感じることができます。 3. 貴重な映像資料で至高の技を体感!九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎の至芸を記録した 日本最古の映画『紅葉狩』(フィルムが重要文化財に指定)や、国立劇場で上演された宮内庁式部職楽部出演の雅楽公演の映像など、各展示室にて貴重な映像資料を上映します。 4. 芸能を支える技(わざ)を体感!舞台を支える技術者の解説動画を配信いたします。芸能を支える「わざ」を身近に感じていただくことで、より深く伝統芸能の世界を知ることができます。 ■展覧会名/ユネスコ無形文化遺産 特別展「体感!日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」 ■会期/2022年1月7日(金)〜3月13日(日)※会期中、一部展示替えあり■会場/東京国立博物館 表慶館(〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9)■開館時間/午前9時30分〜午後5時まで※事前予約(日時指定券)推奨 ※詳細は展覧会公式ウェブサイト等でお知らせします。■休館日/月曜日、1月11日(火)※ただし、1月10日(月・祝)は開館■入館料/一般:1,500円、大学生:1,000円、高校生:600円、中学生以下無料※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。■主催/文化庁、日本芸術文化振興会、東京国立博物館、読売新聞社■特別協賛/キヤノン、JR東日本、日本たばこ産業、三井不動産、三菱地所、明治ホールディングス■協賛/清水建設、髙島屋、竹中工務店、三井住友銀行、三菱商事■特別協力/宮内庁式部職楽部■協力/日本俳優協会、文楽協会、人形浄瑠璃文楽座、能楽協会、国立劇場おきなわ運営財団、沖縄美ら島財団、国立映画アーカイブ■お問い合わせ/TEL. 050-5541-8600(ハローダイヤル) ◎公式HP→https://tsumugu.yomiuri.co.jp/dentou2022/ ★こちらの観覧券を2組4名様にプレゼント!★申込み締切 1/21(金)12:00 まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2022年1月5日(水) [[aform056]]

  • 東京ミッドタウン

    ■■ 東京ミッドタウンで心が躍る"VIVID"なクリスマスを! ■■      "VIVID"をコンセプトに、心躍る色鮮やかなクリスマスシーンをお届けする「MIDTOWN CHRISTMAS 2021」。エモーショナルな光の演出のツリーイルミネーションに加え、四季折々の美しい瞬間を閉じ込めたスノードーム、クリスマスまでのカウントダウンを刻む色鮮やかなクリスマスツリーなど、クリスマスへの期待が高まるインスタレーションが各所に登場します。さらに、今年も人気のアイススケートリンクが2月27日までオープン。クリスマスシーズンからアイススケートをお楽しみいただけます。世の中が日々変化しさまざまなことが起きる中、「今年のクリスマスは色鮮やかで輝くような笑顔溢れる時間を過ごしていただきたい」、そんな願いを込めて開催されます。東京ミッドタウンで"VIVID"な時間を過ごしてください。  今年の「MIDTOWN WINTER LIGHTS(ミッドタウン ウインター ライツ)」では、プラザエリアからガーデンエリアまで、さまざまな灯りの演出で色鮮やかな世界を表現します。 ●●光の散歩道     ゴールドの光が街の木々を彩るツリーイルミネーション   *エモーショナルな調光演出* ゴールドの光が街の木々を彩るツリーイルミネーションが登場。今年は新たにエモーショナルに波打つ17時の点灯・23時の消灯演出と毎時00分に木々が共鳴し合っているかのような調光演出が見どころ。ツリーイルミネーションはガーデンエリアに面したレストランからも楽しめます。 【光演出】 17時点灯・23時消灯演出、毎時00分に調光演出あり【場 所】 ミッドタウン・ガーデン、プラザ1F ●●SNOW LIGHT GLOBE     左:雪のように漂うロマンチックなしゃぼん玉演出 右:四季折々の光演出イメージ(春バージョン)   *期間限定のしゃぼん玉演出* 高さ約3m、直径約4.5mの大きなスノードームが出現。今年は四季折々の美しく鮮やかな瞬間を閉じ込めた光の演出に加え、12月12日(日)まではまるで雪のようにふわふわと漂うしゃぼん玉によるスペシャル演出を期間限定で実施します。【しゃぼん玉演出】 〜12月12日(日)※毎時00分より12分に1回【場所】 ミッドタウン・ガーデン内 21_21 DESIGN SIGHT前芝生エリア ●●プレゼントのなる木 プレゼントのなる木とそばにある"木の木サンタ"。今年はお客様参加型のしかけも! *日毎に彩りを増していくVIVIDなツリー* 昨年好評だった「プレゼントが実る不思議なクリスマスツリー」が今年はさらに色鮮やかになってミッドタウン・ガーデンに登場。クリスマスまでのカウントダウンを刻むプレゼントボックスは12月1日(水)から1日ずつ様々なカラーに変化し、クリスマス当日を迎えるとカラフルなクリスマスツリーが出来上がります。そばにある"木の木サンタ"が持っているプレゼントに手をかざすと、まるで魔法をかけたようにクリスマスツリーとプレゼントボックスが輝き出すお客様参加型のしかけも!毎夜輝きを増していくツリーとともに、クリスマスの訪れを、いつもよりワクワクしながら過ごしてみませんか。 【場所】 ミッドタウン・ガーデン ●●ウインターシーズンを通して幻想的な氷と光の世界が楽しめる! 「MITSUI FUDOSAN ICE RINK」        東京ミッドタウンの冬の風物詩、今年で13回目を迎える「MITSUI FUDOSAN ICE RINK(三井不動産 アイスリンク)」を2月27日(日)まで開催。都内の屋外スケートリンクでは最大級かつ、本物の氷の上でスケートができる当イベント。夜は氷上をキャンバスに見立て、光が絵を描くように幻想的で色彩豊かな演出が加わります。いつ来ても楽しめるアイスリンクでウインターシーズンを楽しんでください。 【期間】〜2022年2月27日(日)※ 1月1日(土・祝)は休館日【営業時間】11時〜21時(受付20時まで)※荒天時や当日の気温により、営業時間や開催内容が予告なく変更・中止になる場合があります。 【会場】芝生広場 【滑走料】大人(高校生以上)/ 平日:2,000円、土・日・祝日:2,500円小人(中学生以下) / 平日:1,500円、土・日・祝日:2,000円 ※貸靴料込、館内で利用できるカフェチケット付※年末年始期間12月18日(土)〜1月3日(月)は土・日・祝日料金となります。【入場料】付き添いの方 / 200円【その他料金】貸切料 5万円 / 1時間 ※貸切可能時間 9:00〜10:30 ワンコインレッスン / 500円※火・水・木〈祝日と年末年始期間:12月18日(土)〜1月3日(月)を除く〉の15:00〜15:30 / 16:00〜16:30 / 17:00〜17:30の各30分を予定しています。★そり(ペンギン、スノーマン) / 20分 500円 手袋、靴下販売 / 各300円 ロッカー / 100円〜 ■問い合わせ:03-3475-3100 (東京ミッドタウン・コールセンター) ★「MITSUI FUDOSAN ICE RINK」の招待券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 12/24(金)12:00まで※ 当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2021年12月1日(水) [[aform011]]

  • 【特集】特別展「ポンペイ」

     紀元後79年、イタリアのナポリ近郊のヴェスヴィオ山で大規模な噴火が発生、ローマ帝国の都市であったポンペイが火山噴出物に飲み込まれました。 火山灰で埋没した古代の居住地には、 当時の人々の生活空間と家財がそのまま封印されています。 この「タイムカプセル」の中身を解き明かすべく、ポンペイでは18世紀から現在に至るまで発掘が続いています。本展覧会では、モザイク、壁画、彫像、工芸品の傑作から、豪華な食器、調理具、といった日用品にいたる様々な発掘品を展示。古代ローマの都市の繁栄と、市民の豊かな生活をよみがえらせます。ポンペイ遺跡の膨大な遺物を収蔵するのがナポリ国立考古学博物館です。 本展覧会は、同館が誇る名品がかつてない規模で出品される「ポンペイ展の決定版」ともいえる展覧会となります。 2000年前に繁栄した都市と、そこにいた住民たち。その息吹を体感できた時の感動と興奮。 特別展「ポンペイ」では、発掘資料の実物ならではの魅力を楽しめます。 第1章 ポンペイの街:公共施設と宗教  古代ローマの都市生活に欠かせないのが、街のインフラと公共施設です。1万人ほどの人口を擁したポンペイの街にも、フォルム(中央広場)、劇場、円形闘技場、浴場、運動場といった公共施設がありました。本章では、こうした公共施設にまつわる作品 を鑑賞しながら、ポンペイの街へ思いを馳せていただきます。神々を祀る神殿もまた都市に必要な要素でした。ポンペイで信 仰されたアポロ、ウェヌス、イシスといった神々に関する作品を通じて、ポンペイにおける宗教と信仰についてもご紹介します。 (左上)ポリュクレイトス「槍を持つ人」カッラーラ大理石 ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini(右上)ビキニのウェヌス 大理石(彩色と金装飾の痕跡あり) ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini(下)辻音楽師 モザイク ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini     第2章 ポンペイの社会と人びとの活躍  ポンペイの街で暮らした裕福な市民たち。本章では、その暮らしぶりが分かる出土品を展示します。宴席を飾った豪華な 品々、教養人であることを示そうとした家財や装飾から、裕福な市民の嗜好が浮かび上がります。また、街の有力者の多様 な出自にも注目します。ポンペイの資産家には、ビジネスの才覚でのし上がった解放奴隷や低い出自の女性もいたのです。こうした人物に因んだ発掘品からは、一発逆転のチャンスがあった古代ローマ社会の動的な側面がうかがえます。 (上)ブドウ摘みを表した小アンフォラ(通称「青の壺」)カメオ・ガラス ナポリ国立考古学博物館蔵Photo©Luciano and Marco Pedicini(下)マケドニアの王子と哲学者 フレスコ ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini   (上)テーブル天板 (通称「メメント・モリ」)モザイク ナポリ国立考古学博物館蔵Photo©Luciano and Marco Pedicini(左下)書字版と尖筆を持つ女性(通称「サッフォー」)フレスコ ナポリ国立考古学博物館蔵Photo©Luciano and Marco Pedicini (右下)エメラルドと真珠母貝のネックレス 金(鋳造、圧延、フィリグリー)、真珠母貝、エメラルドナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini 第3章 人びとの生活:食と仕事  ポンペイ街中にはパン屋や、テイクアウト可能な料理屋があり、手軽に食事をとることができした。裕福な家には台所があり、使用人たちが調理し、食事を供しました。本章では、台所用品や食器類、出土した食材を展示し、都市の食生活に せまります。また、医療用具、画材、農具、工具など、ポンペイの住民が使っていた仕事道具を紹介し、実際にポンペイに生きた人々の日常生活に触れていただきます。 パン屋の店先 フレスコ ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini 第4章 ポンペイ繁栄の歴史  本章では、ポンペイ繁栄の歴史を示す3軒の邸宅「ファウヌスの家」「竪琴奏者の家」「悲劇詩人の家」に注目し、会場内 に邸宅の一部を再現します。モザイクや壁画の傑作、出土した生活調度品を鑑賞しつつ、2000年前の邸宅の雰囲気を感じていただきます。「ファウヌスの家」は前2世紀にさかのぼる古い邸宅で、ヘレニズム美術屈指のモザイク装飾が残されています。「竪琴奏者の家」ではポンペイがローマ化し、帝政期になってローマ文化が黄金時代を迎えた頃のフレスコ画、「悲劇詩人の家」では噴火直前に描かれたフレスコ画が知られています。順を追って展示品を鑑賞することで、ポンペイの繁栄の歴史を見ることができます。 (左)踊るファウヌス ブロンズ ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini (右)猛犬注意 モザイク ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini (上)葉綱と悲劇の仮面 モザイク ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini (下)ナイル川風景 モザイク ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini   第5章 発掘の今むかし  本章では、18世紀から現在に至る発掘の歴史を振り返ります。79年のヴェスヴィオ山の噴火で埋没したエルコラーノ(ヘルクラネウム)、ポンペイ、ソンマ・ヴェスヴィアーナの3遺跡をとりあげます。かつての発掘は美術品を獲得するための 「宝探し」でしたが、現在では厳密で慎重な発掘調査が行われています。同時に、遺跡や出土物の保護が、特に重要な課題となっています。有名な「アレクサンドロス大王のモザイク」も表面の保護に続き、裏面の補修に向けた状態の確認作業 が始まっています。本章では、こうした現在進行中の修復作業についても、リアリティのある映像を交えてご紹介します。 ■展覧会名/特別展「ポンペイ」 ■会期/2022年1月14日(金)〜 2022年4月3日(日)■会場/東京国立博物館 平成館(〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9)■開館時間/9時30分〜17時 ■休館日/月曜日、3月22日(火)※ただし、3月21日(月・祝)、3月28日(月)は開館■アクセス/◎JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分◎東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、東京メトロ千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分 ■主催/東京国立博物館、ナポリ国立考古学博物館、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション■観覧料/ 一般 2,100円、大学生 1,300円、高校生 900円 ※事前予約(日時指定券)推奨 ※中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料 ※障がい者とその介護者一名は事前予約(日時指定券)不要■特別協賛/住友金属鉱山 ■協賛/大和ハウス工業、凸版印刷、竹中工務店■後援/イタリア大使館■お問い合わせ/TEL.050(5541)8600(ハローダイヤル) ◎展覧会公式→ https://pompeii2022.jp/◎展覧会公式Twitter→ @pompeii2022 ★こちらの観覧券を2組4名様にプレゼント!★申込み締切 12/24(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2021年12月1日(水) [[aform053]]

  • 【特集】柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年

    ポスタービジュアル(《スリップウェア鶏文鉢》 イギリス 18世紀後半 日本民藝館)  今、なぜ「民藝」に注目が集まっているのでしょうか。「暮らし」を豊かにデザインすることに人々の関心が向かっているからなのか。それとも、日本にまだ残されている地方色や伝統的な手仕事に対する興味からなのか。いずれにせよ、およそ100年も前に柳宗悦、濱田庄司、河井?次郎が作り出した新しい美の概念が、今なお人々を触発し続けているのは驚くべきことです。 柳宗悦の没後60年に開催される本展覧会は、柳らが蒐集した陶磁器、染織、木工、蓑、ざるなどの暮らしの道具類や大津絵といった民画のコレクションとともに出版物、写真、映像などの同時代資料を展示し、総点数450点を超える作品と資料を通して、民藝とその内外に広がる社会、歴史や経済を浮かび上がらせます。 今回とりわけ注目するのは、「美術館」「出版」「流通」という三本柱を掲げた民藝のモダンな「編集」手法と、それぞれの地方の人・モノ・情報をつないで協働した民藝のローカルなネットワークです。民藝の実践は、美しい「モノ」の蒐集にとどまらず、新作民藝の生産から流通までの仕組み作り、あるいは農村地方の生活改善といった社会の問題提起、衣食住の提案、景観保存にまで広がりました。「近代」の終焉が語られて久しい今、持続可能な社会や暮らしとはどのようなものか―「既にある地域資源」を発見し、人・モノ・情報の関係を編みなおしてきた民藝運動の可能性を「近代美術館」という場から見つめなおします。 展覧会の見どころ 1.民藝の歴史的な変化と社会の関係をたどります。  民藝運動はどのような背景のなかで生まれ、変化してきたのでしょうか。関東大震災、鉄道網の発達と観光ブーム、戦争と国家、戦後の高度経済成長―民藝運動の歩みは「近代化」と表裏一体であり、社会の大きな節目と併走するように展開してきました。なぜ今、民藝が注目されるのかをひも解きます。 (左1)《羽広(はびろ)鉄瓶》 羽前山形 (山形県) 1934年頃 日本民藝館(左2)木喰五行(もくじきごぎょう)《地蔵菩薩像》 1801年 日本民藝館 (左3)《ボウバック・アームチェア スプラットタイプ》 イギリス 19世紀 日本民藝館 (右上)《自在掛(じざいかけ) 大黒》 北陸地方 江戸時代 19世紀 日本民藝館 (右下)《染付秋草文面取壺》(瓢形瓶(ひょうけいへい)部分) 朝鮮半島 朝鮮時代 18世紀前半 日本民藝館 2.手を動かす柳宗悦ーそのデザイン・編集手法を分析します。  宗教哲学者であり、文筆活動を主体として民藝運動を推しすすめた柳ですが、実はなかなかの画力の持ち主。集めた器物をスケッチし、書体(フォント)を作り、写真のトリミングや配置を決め、あるいは建物や製品の設計図を描き、大津絵などの絵画の表具をしつらえるなど、あらゆる「編集」作業に腕をふるいました。柳がさまざまなメディアを通して、自らの美的感覚をどのように示し、伝えたのか―その「手さばき」を解析します。 (左)《白地網文様鞠散し革羽織(しろじあみもんようまりちらしかわばおり)》(部分) 江戸時代 18世紀 日本民藝館 (中央上)《ににぐりネクタイ》(デザイン指導:吉田璋也) 向国安処女会ほか (鳥取県) 1931年(デザイン) 鳥取民藝美術館 撮影:白岡晃 (中央下)《緑黒釉掛分(りょくこくゆうかけわけ)皿》(デザイン指導:吉田璋也) 牛ノ戸 (鳥取県) 1930年代 日本民藝館(右)雑誌『工藝』第1号-第3号 1931年(型染・装幀 芹沢銈介) 写真提供:日本民藝館 3.衣食住から景観保存まで  ツイードの三つ揃いスーツ、蝶ネクタイに丸眼鏡、ワークウェアとしての作務衣―民藝の人々はみなスタイリッシュでお洒落でした。しゃぶしゃぶにカレー、地方のお土産菓子など、食文化にも民藝は関わっています。民家の特徴を取り入れた建築にウィンザーチェア、日本・朝鮮・西洋折衷のインテリアデザインは良く知られるところですが、鳥取砂丘の景観保存にも民藝が関わっていたこと、ご存じでしたか? (左上)《木綿切伏(きりぶせ)衣裳》 北海道アイヌ 19世紀 日本民藝館 前期展示:2021年10月26日〜12月19日 (左下1)《藁沓(わらぐつ)》 山形県 1940年頃 日本民藝館 (左下2)《垢取り(あかとり)》 糸満(沖縄県) 1939年頃 日本民藝館 (右上)《キセル》(デザイン:河井?次郎) 金田勝造 島根県 1950-60年代 河井?次郎記念館 (右下)《黒土瓶》(デザイン:柳宗理) 京都五条坂窯(京都府) 1958年 柳工業デザイン研究会 (金沢美術工芸大学寄託) ■展覧会名/柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年■会場/東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー、2F ギャラリー4■会期/2021年10月26日(火)〜 2022年2月13日(日)※会期中一部展示替えあり■休館日/月曜日 ※ただし2022年1月10日は開館年末年始 ※12月28日(火)〜2022年1月1日(土・祝)、1月11日(火)■開館時間/10時〜17時(金・土曜日は10時〜20時)※入館は閉館の30分前まで■観覧料/ 一般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 700円※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。■主催/東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、毎日新聞社 ■協力/NISSHA、三井住友海上 ■特別協力/日本民藝館 ■アクセス/東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分(〒102-8322 千代田区北の丸公園3-1) ■お問い合わせ/TEL.050(5541)8600(ハローダイヤル) ◎美術館公式→ https://www.momat.go.jp ◎展覧会公式→ https://mingei100.jp ◎展覧会公式Instagram→ https://www.instagram.com/mingei100 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 11/19(金)12:00まで※ 当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2021年11月3日(水) [[aform049]]

  • 【特集】特別展大映博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語

     歴史の殿堂として知られるイギリスの大英博物館は、古代エジプト文明の研究でも世界を牽引してきました。その研究成果を紹介する本展は、6体のミイラを選りすぐり、CTスキャンを用いた画像解析によって、外側からはうかがい知ることのできないミイラの謎を解き明かし、古代エジプト人の生き様や文化を紹介します。 王家の所領を管理する役人、代々続く名家の神官、既婚女性、幼い子ども......展示される6体のミイラは、年齢や性別、社会的立場や暮らしていた時代も様々です。彼らはどのような人生を送ったのちにミイラとして残ったのか―? CTスキャン画像をもとにした高精度の映像や、「食」「健康」「音楽」「家族」などのテーマに沿った展示物を交え、各ミイラの6つの物語を展開します。神々の像やミイラ作りの道具は、古代エジプトの信仰や死生観を垣間見せる一方、女性の装身具や子どものおもちゃなどは、今も昔も変わらない人々の暮らしを伝えています。 2019年に日本の調査隊が発見し、現在も調査が続いているサッカラ遺跡のカタコンベ(地下集団墓地)を実寸大の部分模型で再現するなど、日本独自の展示も行います。 01 "歴史の殿堂"大英博物館からミイラがやってくる!  世界最大級の古代エジプトコレクションを誇り、ミイラ研究を牽引してきた大英博物館が選りすぐった6体のミイラと約250点の貴重な遺物が展示されます。 (左)大英博物館 外観 © The Trustees of the British Museum (右上)襟飾り 前2040〜前1985年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(右下)ジェドバステトイウエフアンクのカノポス壺 前380〜前343年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum   (左1)ホルス神に授乳するイシス女神像 前664〜前332年、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(左2)黄金のカルトナージュのミイラマスク 前100〜後100年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(左3)猫のミイラ 国立科学博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(右上)車輪がついた馬の玩具 前30年以降、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(右下)猫の青銅製像 前664〜前332年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum 02 高精度の"ミイラの復元映像"!  ミイラ1体につき約7000枚という破格の撮影枚数のCTスキャン画像から作成された高精度の映像で、生前の健康状態やミイラ化の過程などを解き明かしていきます。 (上段左)アメンイリイレトの内棺と、ミイラのCTスキャン画像から作成した3次元構築画像 末期王朝時代・第26王朝、前600年頃 © The Trustees of the British Museum(上段中央)カルトナージュ棺に納められたネスペルエンネブウのミイラと、CTスキャン画像から作成した3次元構築画像 第3中間期・第22王朝、前800年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum (上段右)ペンアメンネブネスウトタウイの内棺と、ミイラのCTスキャン画像から作成した3次元構築画像 第3中間期・第25王朝、前700年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(下段左)タケネメトのミイラと、CTスキャン画像から作成した3次元構築画像 第3中間期・第25王朝、前700年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(下段中央)子どものミイラと、CTスキャン画像から作成した3次元構築画像 ローマ支配時代、後40〜後55年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(下段右)若い男性のミイラと、CTスキャン画像から作成した3次元構築画像 プトレマイオス朝時代後期ローマ支配時代初期、前100〜後100年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum 03 日本人研究者による最新の発掘調査も紹介!  日本独自コンテンツとして、本展監修者の一人である、金沢大学・河合望教授の率いるチームが発掘中のサッカラ遺跡のカタコンベを実寸大の部分模型で再現。通常は入ることのできない、発掘調査中の遺跡内部を紹介します。 ■展覧会名/特別展「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」 ■会期/2021年10月14日(木)〜2022年1月12日(水) ※会期等は変更になる場合がございます。■開館時間/午前9時〜午後5時(入場は閉館時刻の30分前まで)■休館日/月曜日、12月28日(火)〜1月1日(土・祝)※ただし12月27日(月)、1月3日(月)・10日(月・祝)は開館■入場料/一般・大学生2,100円 小・中・高校生600円 (いずれも税込)※未就学児は無料。障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。※公式サイトでの日時指定予約が必要です■会場/国立科学博物館(東京・上野公園) 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 ■主催/国立科学博物館、大英博物館、朝日新聞社■協賛/鹿島建設、DNP大日本印刷、パナソニック、三菱商事■協力/日本航空■監修/国立科学博物館長 篠田謙一、国立科学博物館 人類研究部 人類史研究グループ長 坂上和弘、金沢大学 教授 河合望 ■お問い合わせ/TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)FAX:03-5814-9898 ◎ホームページ→ https://daiei-miira.exhibit.jp ★こちらの観覧券を3組6名様にプレゼント!★申込み締切 11/19(金)12:00まで※ 当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2021年11月3日(水) [[aform048]]

  • 【特集】『巨大映像で迫る五大絵師』− 北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界 −

    ※会場イメージ  江戸時代の絵師たちの情熱と想像力が込められた浮世絵や金屏風、金襖絵。その歴史的作品が超高精細デジタルアートとして蘇るデジタルアート展『巨大映像で迫る五大絵師』 −北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界−。本展では、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」と歌川広重の「東海道五拾三次」、俵屋宗達と尾形光琳が描いた2つの「風神雷神図屏風」の競演、伊藤若冲の代表作「仙人掌群鶏図」など、日本美術の最高傑作を公開。デジタル技術と映像演出、そして巨大スクリーンによる大スペクタクルを展開します。3面ワイド45mスクリーンに高輝度4Kプロジェクターを駆使したダイナミックな巨大映像空間で、浮世絵は原作和紙の繊維一本一本まで、金屏風や金襖絵は素材や表現の緻密な違いまでを再現します。また、作品のディテールを拡大表示し、わかりやすい解説とともに作品の魅力に迫ります。会期中、上映作品が毎日入れ替わるダブルプログラムで上映します。 巨大映像と音楽をコラボレーションしたドラマチックな演出による新感覚のアートエキシビション。古の人々の息づかいまで聞こえてくるような、時空を超えたアート体験をお楽しみください。 【アンバサダー】 尾上松也 歌舞伎俳優【体験コメント】絵の中に入り込んだような体験だ。絵の中の全ての色、毛の一本一本、鎧の線の一つひとつに、絵師の魂や思いを感じる。どうやって描いているのか、想像もつかない。実物大ではわからない凄さと迫力だ。 【プロフィール】歌舞伎俳優1985年1月30日生まれ。歌舞伎の舞台の他、『半沢直樹』などのテレビドラマや『エリザベート』などのミュージカルでも活躍中。 【監修】 小林忠 学習院大学名誉教授・岡田美術館館長 巨大映像で迫る新たな美の世界美術作品は本物に接するのが一番と思ってきたが、そうした固定観念を打ち壊すような新しい美の世界が開かれた。それは横幅が3面45メートルの巨大画面に映写されるデジタル映像の迫力だった。絵の具や金箔、和紙などの素材の質感や、画家の息づかいまで聞こえてくるような筆使いの強弱の変化が、拡大されることによってこれほど感動的なものに見えるとは思いもよらなかった。超高精細のデジタルアートが、異次元の美の世界を開拓してくれた。これまで誰も体験したことの無い、斬新で驚愕的な体験をお勧めしたい。 本展のみどころ ■ 20億画素の超高精細デジタルリマスターが明らかにする、浮世絵の真実  アルステクネが開発した独自のDTIP(超高品位3次元質感記録処理技術)により、浮世絵を3Dデータとして組み上げ、超高精細なデジタルリマスター化を実現。葛飾北斎、歌川広重が表現した微細な凹凸などの技巧はもちろん、和紙の繊維一本一本(0.05mm程度)の質感までも立体的に復元することに成功しました。 葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」所蔵:山梨県立博物館 画像提供:@アルステクネ   超高精細デジタル画像による「Digital北斎×広重」コーナーでは、「冨嶽三十六景」と「東海道五拾三次」からベストセレクション約60作品を大型モニター10数台で紹介します。 ※会場イメージ ■ 超細密データ画像の巨大映像化で描く圧巻の金世界  新デジタル撮影技術と多分割データ画像処理技術によって、金屏風や金襖絵の金箔、切箔、金砂子、金泥などの素材や表現の緻密な違いまでも再現。俵屋宗達や尾形光琳、伊藤若冲たちが細密に描写し綴られている物語が鮮やかに蘇ります。 ■ 3面ワイド45m巨大スクリーン映像と音楽のコラボによる未知のアート体験  メイン会場は、3面ワイド45mスクリーンによる圧巻の巨大映像空間。先進デジタル技術と高輝度4Kプロジェクター複数台を駆使した映像と、音楽のコラボレーションによる大スペクタクルを体験いただけます。また、超高精細デジタル画像で作品の緻密な部分を拡大表示し、ナレーション(英文字幕)とともに作品をわかりやすく解説するプログラムもございます。巨大な名画をバックに写真撮影も可能です。 ■ 日本美術史を飾った五大絵師の代表的な傑作を超高精細デジタル画像で公開[主な作品](上段左)葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」所蔵:山梨県立博物館 画像提供:@アルステクネ(上段右)歌川広重「東海道五拾三次 日本橋 朝之景」所蔵:大阪浮世絵美術館 画像提供:@アルステクネ (下段左)俵屋宗達 国宝「風神雷神図屏風」原本所蔵:大本山 健仁寺 画像提供:キヤノン(下段中央)尾形光琳 「菊図屏風」(右隻)収蔵:岡田美術館 画像提供:岡田美術館 (下段右)伊藤若冲 重要文化財「仙人掌群鶏図」(部分) 所蔵:小曽根山 西福寺 画像提供:便利堂     ※画像写真の無断転載を禁じます ■展覧会名/『巨大映像で迫る五大絵師』− 北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界 - ■会期/7月16日(金)〜9月9日(木)※上映作品が毎日入れ替わるダブルプログラム■開館時間/10時30分〜19時30分 ※入館は閉館の60分前まで■観覧料/一般2,000円、大学生・専門学校生1,500円、中・高校生1,000円 ※満70歳以上、小学生以下は入場無料。※障がい者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)は無料。※ご来場時、年齢証明ができるもの、または学生証をご提示ください。■主催/フジアール、フジテレビジョン、BSフジ、ニッポン放送■協賛/マウスコンピューター ■後援/フジサンケイグループ、千代田区、千代田区教育委員会■協力/NTT ArtTechnology、アルステクネ・イノベーションアルステクネ、キヤノン綴プロジェクト■特別協力/山梨県立博物館、岡田美術館、大阪浮世絵美術館、大本山 建仁寺、小曽根山 西福寺、金刀比羅宮■会場/大手町三井ホール 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One 3F【アクセス】●東京メトロ・都営地下鉄 各線「大手町」駅 C4出口直結 千代田線:徒歩2分/丸ノ内線:徒歩5分 /半蔵門線:徒歩5分/ 東西線:徒歩9分/三田線:徒歩6分●東京メトロ東西線「竹橋」駅:徒歩2分●JR「東京」駅:徒歩12分■会場問合せ/03(5962)9570 ◎公式HP→https://www.faaj.art/ ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 7/21(水)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2021年7月7日(水) [[aform028]]

  • 【特集】シダネルとマルタン展 -最後の印象派、二大巨匠-

    アンリ・ル・シダネル《ジェルブロワ、テラスの食卓》1930年 油彩/カンヴァス 100×81cm フランス、個人蔵 ©Luc Paris  19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍した画家、アンリ・ル・シダネルとアンリ・マルタンに焦点をあてた、国内初の展覧会です。印象派を継承しながら、新印象主義、象徴主義など同時代の表現技法を吸収して独自の画風を確立した二人は、幻想的な主題、牧歌的な風景、身近な人々やその生活の情景を、親密な情感を込めて描きました。「最後の印象派」と言われる世代の中心的存在であった二人は、1900年に新協会(ソシエテ・ヌーヴェル)を設立、円熟期には共にフランス学士院会員に選出されるなど、当時のパリ画壇の中核にいました。 二人は深い友情で結ばれ同じ芸術観を共有しながらも、それぞれの活動拠点に由来して、異なる光の表現を追求します。シダネルは北フランスに特有の霞がかった柔らかな光を、マルタンは南仏の眩い光を描き出しました。本展では、世紀末からモダニスムへ至るベル・エポック期に、 独自の絵画世界を展開した二人の道のりを、約70点の油彩・素描・版画を通して辿ります。 国内初の二人展 「最後の印象派」の二大巨匠、シダネルとマルタンに焦点を当てた日本で初めての展覧会です。印象派を継承し、穏やかで神秘的な光の表現を展開した二人の足跡を、油彩64点を中心とする約70点を通して辿ります。 (左)アンリ・ル・シダネル《エタプル、砂地の上》1888年 油彩/カンヴァス 46×60.5cm フランス、個人蔵 ©Bonhams(中央)アンリ・マルタン《腰掛ける少女》1904年以前 油彩/カンヴァス 96.4×56.5cm ランス美術館 Inv. 907.19.165 ©C. Devleeschauwer(右)アンリ・ル・シダネル《サン=トロペ、税関》1928年 油彩/カンヴァス 73×92cm フランス、個人蔵 ©Yves Le Sidaner 印象派の "末裔" が描いた北と南、二つの光 フランス北部のダンケルクで10代を過ごしたシダネル、南仏トゥールーズ生まれのマルタン。パリでの修行後、再び北と南へ向かった二人が描いた光は、対照的で異なる性格を帯びています。北を拠点としたシダネルは、黄昏時や月明かりに浮かび上がる静謐な情景を、他方南のマルタンは、眩い陽光に照らし出される南仏風景を色鮮やかに描き出しました。 (左)アンリ・ル・シダネル《ジェルブロワ、テラスの食卓》1930年 油彩/カンヴァス 100×81cm フランス、個人蔵 ©Luc Paris(右上)アンリ・マルタン《農業[フランス国務院(パリ)の装飾画のための習作]》1918年 油彩/カンヴァス 62×205cm フランス、個人蔵 ©Archives photographiques Maket Expert(右下)アンリ・マルタン《二番草》1910年 油彩/板 69×100cm フランス、個人蔵 ©Archives photographiques Maket Expert フランス近代絵画史の "もう一つの本流" 印象派以降、様々な「イズム」が登場したベルエポック期のフランス美術界。私たちがよく知る、前衛画家たちによるフランス近代絵画史とは別の、"もうひとつの本流"を担った画家たちがいました。その代表格が、シダネルとマルタンです。穏やかな画風ゆえにこれまで前衛画家たちの影に隠れていましたが、近年、フランス本国を中心に再評価の機運が高まっています。 (左)アンリ・マルタン《マルケロルの池》1910-1920年頃 油彩/カンヴァス 81.5×100.5cm フランス、ピエール・バスティドウ・コレクション©Galerie Alexis Pentcheff(中央)アンリ・ル・シダネル《ヴェルサイユ、月夜》1929年 油彩/カンヴァス 95×116cm フランス、個人蔵 ©Yves Le Sidaner(右)アンリ・マルタン《コリウール》1923年 油彩/カンヴァス 65×81cm フランス、個人蔵 ©Archives photographiques Maket Expert ■展覧会名/シダネルとマルタン展 -最後の印象派、二大巨匠- ■会期/3月26日(土)〜6月26日(日) ■会場/SOMPO美術館( 〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 )■開館時間/10時〜18時 ※最終入館は午後17時30分まで ■休館日/月曜日 ■観覧料/一般1,600円、大学生1,100円、高校生以下無料 ■主催/SOMPO 美術館、朝日新聞社 ■協賛/損保ジャパン ■後援/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 ■協力/日本航空 ■企画協力/ブレーントラスト■お問い合わせ/050-5541-8600(ハローダイヤル)■アクセス/新宿駅西口より徒歩5分 ◎【展覧会ホームページ】https://www.sompo-museum.org◎公式 Twitter→ https://twitter.com/sompomuseum◎公式 Instagram→ https://www.instagram.com/sompo_museum/ ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント! ★申込み締切 3/18(金)12:00まで ※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2022年3月2日(水) [[aform063]]

  • 【特集】メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

    カラヴァッジョ(本名 ミケランジェロ・メリージ)《音楽家たち》 1597年 油彩/カンヴァス 92.1x118.4cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1952 / 52.81  1870年に創立されたアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで、5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵しています。 本展では、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する約2,500点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画65点(うち46点は日本初公開)を展覧します。15世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った巨匠たちの傑作が、一挙来日します。 フラ・アンジェリコ、ラファエロ、クラーナハ、ティツィアーノ、エル・グレコから、カラヴァッジョ、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール、レンブラント、 フェルメール、ルーベンス、ベラスケス、プッサン、ヴァトー、ブーシェ、そしてゴヤ、ターナー、クールベ、マネ、モネ、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌまで、時代順に3章構成でご紹介します。メトロポリタン美術館が誇る至高の名画を、ぜひ堪能ください。 展覧会のみどころ POINT1 メトロポリタン美術館、主要作品が一挙来日POINT2 ルネサンスから19世紀まで、西洋絵画史500年を彩った巨匠たちの名画が勢ぞろい POINT3 ヨーロッパ絵画部門の2500点余りから選りすぐった名画65点、うち46点が日本初公開 メトロポリタン美術館の歴史  メトロポリタン美術館は、1866年7月4日、パリでアメリカ独立宣言の90周年を祝うために集ったアメリカの人々によって構想が提案され、その4年後の1870年4月13日に創立されました。アメリカ国民のために美術の教育と振興を図ることを使命とし、実業家や資産家、芸術家といった市民が創立者として尽力しました。創立当初、作品は1点もありませんでしたが、個人コレクターからの寄贈など、関係者の努力によってコレクションを形成し、1872年2月20日、ニューヨークのマンハッタンの小さな建物の中で一般公開を開始します。そして1880年、現在の場所である、セントラル・パーク内の建物に移りました。 以来拡張を続け、現在では、先史時代から現代まで5000年以上にわたる世界各地の考古遺物・美術品150万点余りを有しています。 ©Floto+Warner for The Metropolitan Museum of Art ヨーロッパ絵画部門  ヨーロッパ絵画部門のコレクションは、メトロポリタン美術館の創立から1年後の1871年、ヨーロッパの画商から購入した174点の絵画から始まりました。以来、寄贈・遺贈と購入により拡充が続けられ、現在は、13世紀から20世紀初頭まで、2,500点以上に及ぶヨーロッパ各国の絵画を所蔵しています。同部門の常設展ギャラリーは美術館の2階に位置しますが、2018年より照明設備を改修する「スカイライト・プロジェクト」が進められています。電灯が普及する以前の19世紀末まで、絵画は自然光のもとで描かれ、鑑賞されていました。スカイライト・プロジェクトは、天窓からの自然光をギャラリーの照明に活用することで、より快適で自然な鑑賞環境を整える試みです。本展は、この改修工事をきっかけとして実現しました。 l . 信仰とルネサンス     【日本初公開作品】(左)フラ・アンジェリコ(本名 グイド・ディ・ピエトロ)《キリストの磔刑》1420-23年頃 テンペラ/金地、板 63.8x48.3cm ニューヨーク、メトロポリタン美術館Maitland F. Griggs Collection, Bequest of Maitland F. Griggs, 1943 / 43.98.5【日本初公開作品】(中央)ラファエロ・サンツィオ(サンティ)《ゲッセマネの祈り》1504年頃 油彩/板 24.1×28.9cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 Funds from various donors, 1932 / 32.130.1【日本初公開作品】(右)ルカス・クラーナハ (父)《パリスの審判》1528年頃 油彩/板(ブナ)101.9×71.1cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1928 / 28.221   ll. 絶対主義と啓蒙主義の時代 【日本初公開作品】(左)ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》おそらく1630年代 油彩/カンヴァス101.9x123.5cm ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1960 / 60.30【日本初公開作品】(中央)ヨハネス・フェルメール《信仰の寓意》1670-72年頃 油彩/カンヴァス 114.3x88.9cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 The Friedsam Collection, Bequest of Michael Friedsam, 1931/ 32.100.18【日本初公開作品】(右)フランソワ・ブーシェ《ヴィーナスの化粧》1751年 油彩/カンヴァス 108.3x85.1cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 Bequest of William K. Vanderbilt, 1920 / 20.155.9 lll. 革命と人々のための芸術   (左上)オーギュスト・ルノワール《ヒナギクを持つ少女》1889年 油彩、カンヴァス 65.1x54cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 The Mr. and Mrs. Henry Ittleson Jr. Purchase Fund, 1959 / 59.21(右上)エドガー・ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》1890年頃 油彩/カンヴァス 82.2×75.6cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 H. O. Havemeyer Collection, Bequest of Mrs. H. O. Havemeyer, 1929 / 29.100.42【日本初公開作品】(左下)ポール・セザンヌ《リンゴと洋ナシのある静物》1891-92年頃油彩/カンヴァス 44.8×58.7cm ニューヨーク、メトロポリタン美術館Bequest of Stephen C. Clark, 1960 / 61.101.3【日本初公開作品】(右下)クロード・モネ《睡蓮》1916-19年 油彩/カンヴァス 130.2×200.7cmニューヨーク、メトロポリタン美術館 Gift of Louise Reinhardt Smith, 1983 / 1983.532     ■展覧会名: メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年■会期:2022年2月9日(水)〜5月30日(月)■会場: 国立新美術館 企画展示室1E (〒106-8558 東京都港区六本木 7-22-2)■開館時間:10時〜18時(毎週金・土曜日は20時まで)※入場は閉館の30分前まで ■休館日: 火曜日(ただし、5月3日(火・祝)は開館) ■料金:一般 2,100 円/大学生 1,400 円/高校生 1,000 円 ※事前予約制(日時指定券)導入 ■主催: 国立新美術館、メトロポリタン美術館、日本経済新聞社、テレビ東京、BSテレビ東京、TBS、BS-TBS■後援:米国大使館 ■問い合わせ:TEL. 050-5541-8600 (ハローダイヤル)■アクセス: 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」青山霊園方面改札6出口(美術館直結)、東京メトロ日比谷線「六本木駅」4a出口から徒歩約5分、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」7出口から徒歩約4分 ◎【展覧会ホームページ】https://met.exhn.jp 【東京展作品リスト】https://met.exhn.jp/list_tokyo.pdf◎公式 Twitter→https://twitter.com/TheMet_exhn◎公式 FB→https://www.facebook.com/ThemetOsaka2021Tokyo2022/◎公式 Instagram→https://www.instagram.com/themet_exhn/ ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 2/25(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2022年2月2日(水) [[aform058]]

  • 【特集】特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」

    メインビジュアル  宝石の歴史は古く、古代から魔よけやお守り、地位や立場を示すシンボルとして世界中で用いられてきました。現在では、 宝飾品としても広く親しまれています。特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」では、各地の博物館や、比類なきアルビオン アート・コレクション、ヴァン クリーフ&アーベル、ギメルなどの作品から、多種多様な宝石と、それらを使用した豪華絢爛なジュエリーを一堂に集め、 科学的、文化的な切り口から紹介します。 ※展示内容は変更になる場合があります。 ■ みどころ1 地球がうみだす"貴石" 宝石のラフ(原石)・ルース(磨いた石)約200種を一挙紹介!ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイア、トパーズ、スピネルなどのメジャーな宝石から、フォスフォフィライト、スフェーンなどの レアストーン、真珠、琥珀などの生物由来の宝石まで、地球上の宝石約200種を網羅します! (左)サファイア(ラフ)日本彩珠宝石研究所所蔵 (中央)サファイア(ルース)日本彩珠宝石研究所所蔵 (右)虫入り琥珀 日本彩珠宝石研究所所蔵   ■ みどころ2 地球がうみだす"奇跡" 宝石の生い立ちから輝きの秘密まで、科学的に迫ります! 宝石の素となる鉱物の生い立ちを、大型の原石を用いて紹介! (左)トパーズ(ラフ) 国立科学博物館所蔵 (右)トパーズ(ルース)日本彩珠宝石研究所所蔵 ■ みどころ3 地球がうみだす"軌跡" 芸術の極み!地球の奇跡がうみだした様々な貴石が、ジュエリーになるまでの軌跡を紹介します! 地球の奇跡がうみだした貴石が、人の手を経てジュエリーになるまでの軌跡を紹介。宝石のカット技術の歴史や、ヴァン クリーフ &アーペル、ギメルといった国内外の現在の人気ジュエリーブランドによる技術の粋を、その完成品で堪能できます! また、日本ジュエリー協会が選んだ、新進気鋭のデザイナーによる、意欲的なジュエリーも展示予定です。 (左から)ラズベリー ブローチ ギメルトレーディング所蔵 / 向日葵ブローチ ギメルトレーディング所蔵 葡萄 ピンズ/ペンダントネックレス ギメルトレーディング所蔵 / 蔦の葉 ブローチ ギメルトレーディング所蔵   アルビオン アート・コレクションによる宝石の美 先史〜近代まで 本展ではアルビオン アートの特別協力により、その比類なきジュエリーコレクションから選りすぐりの作品を展示する、特別展示コーナーを設けます。紀元前のメソポタミアや古代エジプトで作られた作品から20世紀の最先端のジュエリーまで、人類がその歴史のなかで生み出した美の歴史を、宝石を使った芸術の粋の数々で堪能できます! [上段](左)ジョルジュ・フーケ作 アルフォンス・ミュシャ作画/デザインコルサージュ・オーナメント 個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート(中央)ロシア大帝エカテリーナ2世のエメラルド(18世紀中期)-ランデル、ブリッジ・アンド・ランデルによるセッティング(1830年頃)-個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート (右)ヴュルテンベルク王室旧蔵 ピンク・トパーズとダイヤモンドのパリュール 個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート[下段](左)ロシアン クラウン ジュエルズ コッホ作  ココシュニックスタイル アクアマリンとダイヤモンドのティアラ個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート(中央)ブシュロン作 アール・ヌーヴォー プリカジュール・エナメル インセクト・ブローチ個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート(右)ヴィクトリアン デマントイドガーネット サラマンダーブローチ個人蔵、協力:アルビオン アート・ジュエリー・インスティテュート   ■展覧会名: 特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」■会期:2022年2月19日(土)〜6月19日(日)※会期等は変更になる場合があります■会場: 国立科学博物館 地球館地下1階 特別展示室 (〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20 )■開館時間: 9時〜17時(入場は16時30分まで)■料金:一般・大学生 2,000 円/小・中・高校生600円 ※未就学児は無料※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 ※ご入場されるお客様は日時指定予約が必要です。当日、博物館で販売する当日券での入場枠もありますが、来場時に待つ場合や、予定枚数が終了している場合があります。■主催: 国立科学博物館、TBS、読売新聞社 ■協賛:DNP大日本印刷■特別協力:アルビオン アート、国立西洋美術館■協力: 石川町立歴史民俗資料館、ヴァン クリーフ&アーペル、神奈川県立生命の星・地球博物館、カナダビジネスサービス、ギメルトレーディング、群馬県立自然史博物館、GIA Tokyo、スタジオKJ、ストーンカメオミュージアム、諏訪貿易、中津川市鉱物博物館、日本彩珠宝石研究所、日本ジュエリー協会、翡翠原石館、瑞浪鉱物展示館、ミュージアムパーク茨城県自然博物館、モリス、山梨県立宝石美術専門学校■問い合わせ:ハローダイヤル[TEL]050(5541)8600[FAX]03(5814)9898■アクセス: JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分■東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分■京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分 ◎公式サイト→ https://hoseki-ten.jp◎公式 Twitter / Instagram→@hoseki_ten2022 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 2/25(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2022年2月2日(水) [[aform059]]

  • 【特集】楳図かずお大美術展

    楳図かずお大美術展キービジュアル ©楳図かずお    長きにわたり歴史に名を刻む傑出したマンガ作品を多く世に送り出した楳図かずお。その作品にはマンガという既存の分野だけでは語りきることができない先見的な世界観、幻視的なビジョンが至るところに発揮されています。本展はそんな楳図かずおの「比類なき芸術性」に焦点を当て、代表作を通じて、気鋭のアーティストらとともに「楳図かずおの世界」を表現する、今までにない展覧会です。 そして最大の目玉は、楳図かずおが制作4年の期間を費やした、27年ぶりの新作『ZOKU- SHINGO小さなロボット シンゴ美術館』の初公開です。「マンガ」としてではなく、本展では原画101点を連作絵画としてご覧いただきます。 アーティスト・楳図かずおはどうやって生まれたのか......? 作品を通じて、何を伝えようとしているのか。漫画家の枠に収まらない"アーティスト・楳図かずお"の「大美術」をご堪能ください。 本展の見どころ  地球規模の気候変動や自然災害の多発による人新世の到来、AI やロボット工学が暗示するシンギュラリティの予感、さらには人が神の領域に立ち入る遺伝子工学やハイブリッド生命体の誕生など... 本展が焦点を当てるのは、驚くほど生々しく描かれた、楳図かずおの先見性に満ちた代表作『漂流教室』、『わたしは真悟』と『14歳』。そして、比類なき芸術家楳図かずおの27 年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』を初公開。全101点の原画でご鑑賞いただけます。 (左)「ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館」©楳図かずお (右)「わたしは真悟」 ©楳図かずお/小学館 「14歳」©楳図かずお/小学館 楳図かずおの世界を表現したコラボメニューも提供  本展会場と同フロアにあるカフェ「THE SUN & THE MOON」に、期間限定でコラボメニューが登場します。楳図かずおの世界を表現したコラボスイーツやフード、ドリンクを提供予定。コラボメニューでも楳図かずおの世界を体感ください。 楳図ハウスパフェ©楳図かずお   ■展覧会名:『楳図かずお大美術展』 ■会期:2022年1月28日(金)〜3月25日(金)※57日間/会期中無休■会場:東京シティビュー(東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)■開館時間:10時〜22時(最終入館21時30分) ※情勢によりやむを得ず、営業時間に変更が生じる場合や、休業となる可能性もございます。■料金:一般 2,200 円/高大生 1,500 円/子ども 4歳〜中学生 900 円/シニア(65歳以上)1,800円 ※屋内展望台入館料含む ※4歳未満無料 ※料金はすべて税込です。 ※障がい者手帳をお持ちの方(介助者1名まで)は無料です。※前売券 各200円割引 ※本展は事前予約制(日時指定券)を導入しております。※チケット詳細の発表・発売開始は12月中旬を予定。 ■主催:東京シティビュー、楳図かずお大美術展製作委員会■後援:六本木商店街振興組合、J-WAVE ■問い合わせ:TEL.03(6406)6652(東京シティビュー) ◎公式サイト:【展覧会公式ポータルサイト】https://umezz-art.jp 【東京会場公式サイト】https://umezz.roppongihills.com◎公式 Twitter→ https://twitter.com/umezz_art(@umezz_art)※本展覧会に関する情報は予告なく変更になる場合があります。最新情報、詳細、 注意事項を公式サイトおよび公式SNSにて必ずご確認ください。 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切1/21(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 [[aform057]]

  • 【特集】ユネスコ無形文化遺産 特別展

    (左)歌舞伎『金門五山桐』南禅寺山門の場 石川五右衛門(中村芝翫〔当時橋之助〕)(上段左)文楽『義経千本桜』道行初音旅 静御前(上段右)能『岩船』天探女(下段左)組踊『銘苅子』天女(下段右)雅楽『還城楽』 ※写真は展示のイメージ 「歌舞伎」「文楽」「能楽」「雅楽」「組踊」の5つのユネスコ無形文化遺産の魅力を一挙に「体感」できるこれまでにない展示!  本展は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として政府が推進する「日本博」及び「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』」の一環として開催するものです。2020年、新型コロナ ウイルス感染拡大防止のため、中止となった特別展を、内容を一部リニューアルして開催します。ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の伝統芸能-歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、組踊-を一堂に集め、明治末期の洋風建築として重要文化財に指定されている東京国立博物館・表慶館という 空間で、それぞれの芸能が持つ固有の美とそれを支える「わざ」を紹介します。 各展示室では、実際に舞台に上がり、伝統芸能ならではの舞台空間を臨場感たっぷりに 体験できる再現舞台を設置するほか、実際の公演で使用されている衣裳、小道具、楽器等を展示します。また、舞台を支える技術者による解説動画や、VR 技術を活用したバーチャルミュージアムのインターネット公開も予定しています。 ユネスコ無形文化遺産に登録された5つの芸能を一度に「体感」できる、史上初の展覧会です。 展覧会の4つの見どころ―伝統芸能の魅力を一挙に体感!― (左)錦絵『楼門五山桐』南禅寺山門の場 初代歌川豊国 国立劇場蔵 (中央上)かしら 文七 国立劇場蔵 (中央下)鼉太鼓 国立劇場蔵 (右上)紅型衣裳 水色地牡丹鳳凰菖蒲文様 国立劇場おきなわ蔵(右下)能装束 紅白段雲龍模様厚板 国立能楽堂蔵   1. 臨場感溢れる舞台を体感!展示室内に、原寸大に近い大きさで歌舞伎、文楽、能楽、 雅楽、組踊の舞台を再現します。実際に舞台に上がり、実演家の視線で伝統芸能ならではの舞台空間を体感できます。 2. 意匠(デザイン)に込められた自然観を体感!実際に舞台で使用される衣裳、楽器、小道具などを多数展示します。間近でご覧いただくことにより、劇場の客席からだけでは分からない意匠の細部に込められた日本人の美意識、特に四季や花鳥風月といった自然との関わりを感じることができます。 3. 貴重な映像資料で至高の技を体感!九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎の至芸を記録した 日本最古の映画『紅葉狩』(フィルムが重要文化財に指定)や、国立劇場で上演された宮内庁式部職楽部出演の雅楽公演の映像など、各展示室にて貴重な映像資料を上映します。 4. 芸能を支える技(わざ)を体感!舞台を支える技術者の解説動画を配信いたします。芸能を支える「わざ」を身近に感じていただくことで、より深く伝統芸能の世界を知ることができます。 ■展覧会名/ユネスコ無形文化遺産 特別展「体感!日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」 ■会期/2022年1月7日(金)〜3月13日(日)※会期中、一部展示替えあり■会場/東京国立博物館 表慶館(〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9)■開館時間/午前9時30分〜午後5時まで※事前予約(日時指定券)推奨 ※詳細は展覧会公式ウェブサイト等でお知らせします。■休館日/月曜日、1月11日(火)※ただし、1月10日(月・祝)は開館■入館料/一般:1,500円、大学生:1,000円、高校生:600円、中学生以下無料※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。■主催/文化庁、日本芸術文化振興会、東京国立博物館、読売新聞社■特別協賛/キヤノン、JR東日本、日本たばこ産業、三井不動産、三菱地所、明治ホールディングス■協賛/清水建設、髙島屋、竹中工務店、三井住友銀行、三菱商事■特別協力/宮内庁式部職楽部■協力/日本俳優協会、文楽協会、人形浄瑠璃文楽座、能楽協会、国立劇場おきなわ運営財団、沖縄美ら島財団、国立映画アーカイブ■お問い合わせ/TEL. 050-5541-8600(ハローダイヤル) ◎公式HP→https://tsumugu.yomiuri.co.jp/dentou2022/ ★こちらの観覧券を2組4名様にプレゼント!★申込み締切 1/21(金)12:00 まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2022年1月5日(水) [[aform056]]

  • 東京ミッドタウン

    ■■ 東京ミッドタウンで心が躍る"VIVID"なクリスマスを! ■■      "VIVID"をコンセプトに、心躍る色鮮やかなクリスマスシーンをお届けする「MIDTOWN CHRISTMAS 2021」。エモーショナルな光の演出のツリーイルミネーションに加え、四季折々の美しい瞬間を閉じ込めたスノードーム、クリスマスまでのカウントダウンを刻む色鮮やかなクリスマスツリーなど、クリスマスへの期待が高まるインスタレーションが各所に登場します。さらに、今年も人気のアイススケートリンクが2月27日までオープン。クリスマスシーズンからアイススケートをお楽しみいただけます。世の中が日々変化しさまざまなことが起きる中、「今年のクリスマスは色鮮やかで輝くような笑顔溢れる時間を過ごしていただきたい」、そんな願いを込めて開催されます。東京ミッドタウンで"VIVID"な時間を過ごしてください。  今年の「MIDTOWN WINTER LIGHTS(ミッドタウン ウインター ライツ)」では、プラザエリアからガーデンエリアまで、さまざまな灯りの演出で色鮮やかな世界を表現します。 ●●光の散歩道     ゴールドの光が街の木々を彩るツリーイルミネーション   *エモーショナルな調光演出* ゴールドの光が街の木々を彩るツリーイルミネーションが登場。今年は新たにエモーショナルに波打つ17時の点灯・23時の消灯演出と毎時00分に木々が共鳴し合っているかのような調光演出が見どころ。ツリーイルミネーションはガーデンエリアに面したレストランからも楽しめます。 【光演出】 17時点灯・23時消灯演出、毎時00分に調光演出あり【場 所】 ミッドタウン・ガーデン、プラザ1F ●●SNOW LIGHT GLOBE     左:雪のように漂うロマンチックなしゃぼん玉演出 右:四季折々の光演出イメージ(春バージョン)   *期間限定のしゃぼん玉演出* 高さ約3m、直径約4.5mの大きなスノードームが出現。今年は四季折々の美しく鮮やかな瞬間を閉じ込めた光の演出に加え、12月12日(日)まではまるで雪のようにふわふわと漂うしゃぼん玉によるスペシャル演出を期間限定で実施します。【しゃぼん玉演出】 〜12月12日(日)※毎時00分より12分に1回【場所】 ミッドタウン・ガーデン内 21_21 DESIGN SIGHT前芝生エリア ●●プレゼントのなる木 プレゼントのなる木とそばにある"木の木サンタ"。今年はお客様参加型のしかけも! *日毎に彩りを増していくVIVIDなツリー* 昨年好評だった「プレゼントが実る不思議なクリスマスツリー」が今年はさらに色鮮やかになってミッドタウン・ガーデンに登場。クリスマスまでのカウントダウンを刻むプレゼントボックスは12月1日(水)から1日ずつ様々なカラーに変化し、クリスマス当日を迎えるとカラフルなクリスマスツリーが出来上がります。そばにある"木の木サンタ"が持っているプレゼントに手をかざすと、まるで魔法をかけたようにクリスマスツリーとプレゼントボックスが輝き出すお客様参加型のしかけも!毎夜輝きを増していくツリーとともに、クリスマスの訪れを、いつもよりワクワクしながら過ごしてみませんか。 【場所】 ミッドタウン・ガーデン ●●ウインターシーズンを通して幻想的な氷と光の世界が楽しめる! 「MITSUI FUDOSAN ICE RINK」        東京ミッドタウンの冬の風物詩、今年で13回目を迎える「MITSUI FUDOSAN ICE RINK(三井不動産 アイスリンク)」を2月27日(日)まで開催。都内の屋外スケートリンクでは最大級かつ、本物の氷の上でスケートができる当イベント。夜は氷上をキャンバスに見立て、光が絵を描くように幻想的で色彩豊かな演出が加わります。いつ来ても楽しめるアイスリンクでウインターシーズンを楽しんでください。 【期間】〜2022年2月27日(日)※ 1月1日(土・祝)は休館日【営業時間】11時〜21時(受付20時まで)※荒天時や当日の気温により、営業時間や開催内容が予告なく変更・中止になる場合があります。 【会場】芝生広場 【滑走料】大人(高校生以上)/ 平日:2,000円、土・日・祝日:2,500円小人(中学生以下) / 平日:1,500円、土・日・祝日:2,000円 ※貸靴料込、館内で利用できるカフェチケット付※年末年始期間12月18日(土)〜1月3日(月)は土・日・祝日料金となります。【入場料】付き添いの方 / 200円【その他料金】貸切料 5万円 / 1時間 ※貸切可能時間 9:00〜10:30 ワンコインレッスン / 500円※火・水・木〈祝日と年末年始期間:12月18日(土)〜1月3日(月)を除く〉の15:00〜15:30 / 16:00〜16:30 / 17:00〜17:30の各30分を予定しています。★そり(ペンギン、スノーマン) / 20分 500円 手袋、靴下販売 / 各300円 ロッカー / 100円〜 ■問い合わせ:03-3475-3100 (東京ミッドタウン・コールセンター) ★「MITSUI FUDOSAN ICE RINK」の招待券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 12/24(金)12:00まで※ 当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2021年12月1日(水) [[aform011]]

  • 【特集】特別展「ポンペイ」

     紀元後79年、イタリアのナポリ近郊のヴェスヴィオ山で大規模な噴火が発生、ローマ帝国の都市であったポンペイが火山噴出物に飲み込まれました。 火山灰で埋没した古代の居住地には、 当時の人々の生活空間と家財がそのまま封印されています。 この「タイムカプセル」の中身を解き明かすべく、ポンペイでは18世紀から現在に至るまで発掘が続いています。本展覧会では、モザイク、壁画、彫像、工芸品の傑作から、豪華な食器、調理具、といった日用品にいたる様々な発掘品を展示。古代ローマの都市の繁栄と、市民の豊かな生活をよみがえらせます。ポンペイ遺跡の膨大な遺物を収蔵するのがナポリ国立考古学博物館です。 本展覧会は、同館が誇る名品がかつてない規模で出品される「ポンペイ展の決定版」ともいえる展覧会となります。 2000年前に繁栄した都市と、そこにいた住民たち。その息吹を体感できた時の感動と興奮。 特別展「ポンペイ」では、発掘資料の実物ならではの魅力を楽しめます。 第1章 ポンペイの街:公共施設と宗教  古代ローマの都市生活に欠かせないのが、街のインフラと公共施設です。1万人ほどの人口を擁したポンペイの街にも、フォルム(中央広場)、劇場、円形闘技場、浴場、運動場といった公共施設がありました。本章では、こうした公共施設にまつわる作品 を鑑賞しながら、ポンペイの街へ思いを馳せていただきます。神々を祀る神殿もまた都市に必要な要素でした。ポンペイで信 仰されたアポロ、ウェヌス、イシスといった神々に関する作品を通じて、ポンペイにおける宗教と信仰についてもご紹介します。 (左上)ポリュクレイトス「槍を持つ人」カッラーラ大理石 ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini(右上)ビキニのウェヌス 大理石(彩色と金装飾の痕跡あり) ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini(下)辻音楽師 モザイク ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini     第2章 ポンペイの社会と人びとの活躍  ポンペイの街で暮らした裕福な市民たち。本章では、その暮らしぶりが分かる出土品を展示します。宴席を飾った豪華な 品々、教養人であることを示そうとした家財や装飾から、裕福な市民の嗜好が浮かび上がります。また、街の有力者の多様 な出自にも注目します。ポンペイの資産家には、ビジネスの才覚でのし上がった解放奴隷や低い出自の女性もいたのです。こうした人物に因んだ発掘品からは、一発逆転のチャンスがあった古代ローマ社会の動的な側面がうかがえます。 (上)ブドウ摘みを表した小アンフォラ(通称「青の壺」)カメオ・ガラス ナポリ国立考古学博物館蔵Photo©Luciano and Marco Pedicini(下)マケドニアの王子と哲学者 フレスコ ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini   (上)テーブル天板 (通称「メメント・モリ」)モザイク ナポリ国立考古学博物館蔵Photo©Luciano and Marco Pedicini(左下)書字版と尖筆を持つ女性(通称「サッフォー」)フレスコ ナポリ国立考古学博物館蔵Photo©Luciano and Marco Pedicini (右下)エメラルドと真珠母貝のネックレス 金(鋳造、圧延、フィリグリー)、真珠母貝、エメラルドナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini 第3章 人びとの生活:食と仕事  ポンペイ街中にはパン屋や、テイクアウト可能な料理屋があり、手軽に食事をとることができした。裕福な家には台所があり、使用人たちが調理し、食事を供しました。本章では、台所用品や食器類、出土した食材を展示し、都市の食生活に せまります。また、医療用具、画材、農具、工具など、ポンペイの住民が使っていた仕事道具を紹介し、実際にポンペイに生きた人々の日常生活に触れていただきます。 パン屋の店先 フレスコ ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini 第4章 ポンペイ繁栄の歴史  本章では、ポンペイ繁栄の歴史を示す3軒の邸宅「ファウヌスの家」「竪琴奏者の家」「悲劇詩人の家」に注目し、会場内 に邸宅の一部を再現します。モザイクや壁画の傑作、出土した生活調度品を鑑賞しつつ、2000年前の邸宅の雰囲気を感じていただきます。「ファウヌスの家」は前2世紀にさかのぼる古い邸宅で、ヘレニズム美術屈指のモザイク装飾が残されています。「竪琴奏者の家」ではポンペイがローマ化し、帝政期になってローマ文化が黄金時代を迎えた頃のフレスコ画、「悲劇詩人の家」では噴火直前に描かれたフレスコ画が知られています。順を追って展示品を鑑賞することで、ポンペイの繁栄の歴史を見ることができます。 (左)踊るファウヌス ブロンズ ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini (右)猛犬注意 モザイク ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini (上)葉綱と悲劇の仮面 モザイク ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini (下)ナイル川風景 モザイク ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo©Luciano and Marco Pedicini   第5章 発掘の今むかし  本章では、18世紀から現在に至る発掘の歴史を振り返ります。79年のヴェスヴィオ山の噴火で埋没したエルコラーノ(ヘルクラネウム)、ポンペイ、ソンマ・ヴェスヴィアーナの3遺跡をとりあげます。かつての発掘は美術品を獲得するための 「宝探し」でしたが、現在では厳密で慎重な発掘調査が行われています。同時に、遺跡や出土物の保護が、特に重要な課題となっています。有名な「アレクサンドロス大王のモザイク」も表面の保護に続き、裏面の補修に向けた状態の確認作業 が始まっています。本章では、こうした現在進行中の修復作業についても、リアリティのある映像を交えてご紹介します。 ■展覧会名/特別展「ポンペイ」 ■会期/2022年1月14日(金)〜 2022年4月3日(日)■会場/東京国立博物館 平成館(〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9)■開館時間/9時30分〜17時 ■休館日/月曜日、3月22日(火)※ただし、3月21日(月・祝)、3月28日(月)は開館■アクセス/◎JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分◎東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、東京メトロ千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分 ■主催/東京国立博物館、ナポリ国立考古学博物館、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション■観覧料/ 一般 2,100円、大学生 1,300円、高校生 900円 ※事前予約(日時指定券)推奨 ※中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料 ※障がい者とその介護者一名は事前予約(日時指定券)不要■特別協賛/住友金属鉱山 ■協賛/大和ハウス工業、凸版印刷、竹中工務店■後援/イタリア大使館■お問い合わせ/TEL.050(5541)8600(ハローダイヤル) ◎展覧会公式→ https://pompeii2022.jp/◎展覧会公式Twitter→ @pompeii2022 ★こちらの観覧券を2組4名様にプレゼント!★申込み締切 12/24(金)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2021年12月1日(水) [[aform053]]

  • 【特集】柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年

    ポスタービジュアル(《スリップウェア鶏文鉢》 イギリス 18世紀後半 日本民藝館)  今、なぜ「民藝」に注目が集まっているのでしょうか。「暮らし」を豊かにデザインすることに人々の関心が向かっているからなのか。それとも、日本にまだ残されている地方色や伝統的な手仕事に対する興味からなのか。いずれにせよ、およそ100年も前に柳宗悦、濱田庄司、河井?次郎が作り出した新しい美の概念が、今なお人々を触発し続けているのは驚くべきことです。 柳宗悦の没後60年に開催される本展覧会は、柳らが蒐集した陶磁器、染織、木工、蓑、ざるなどの暮らしの道具類や大津絵といった民画のコレクションとともに出版物、写真、映像などの同時代資料を展示し、総点数450点を超える作品と資料を通して、民藝とその内外に広がる社会、歴史や経済を浮かび上がらせます。 今回とりわけ注目するのは、「美術館」「出版」「流通」という三本柱を掲げた民藝のモダンな「編集」手法と、それぞれの地方の人・モノ・情報をつないで協働した民藝のローカルなネットワークです。民藝の実践は、美しい「モノ」の蒐集にとどまらず、新作民藝の生産から流通までの仕組み作り、あるいは農村地方の生活改善といった社会の問題提起、衣食住の提案、景観保存にまで広がりました。「近代」の終焉が語られて久しい今、持続可能な社会や暮らしとはどのようなものか―「既にある地域資源」を発見し、人・モノ・情報の関係を編みなおしてきた民藝運動の可能性を「近代美術館」という場から見つめなおします。 展覧会の見どころ 1.民藝の歴史的な変化と社会の関係をたどります。  民藝運動はどのような背景のなかで生まれ、変化してきたのでしょうか。関東大震災、鉄道網の発達と観光ブーム、戦争と国家、戦後の高度経済成長―民藝運動の歩みは「近代化」と表裏一体であり、社会の大きな節目と併走するように展開してきました。なぜ今、民藝が注目されるのかをひも解きます。 (左1)《羽広(はびろ)鉄瓶》 羽前山形 (山形県) 1934年頃 日本民藝館(左2)木喰五行(もくじきごぎょう)《地蔵菩薩像》 1801年 日本民藝館 (左3)《ボウバック・アームチェア スプラットタイプ》 イギリス 19世紀 日本民藝館 (右上)《自在掛(じざいかけ) 大黒》 北陸地方 江戸時代 19世紀 日本民藝館 (右下)《染付秋草文面取壺》(瓢形瓶(ひょうけいへい)部分) 朝鮮半島 朝鮮時代 18世紀前半 日本民藝館 2.手を動かす柳宗悦ーそのデザイン・編集手法を分析します。  宗教哲学者であり、文筆活動を主体として民藝運動を推しすすめた柳ですが、実はなかなかの画力の持ち主。集めた器物をスケッチし、書体(フォント)を作り、写真のトリミングや配置を決め、あるいは建物や製品の設計図を描き、大津絵などの絵画の表具をしつらえるなど、あらゆる「編集」作業に腕をふるいました。柳がさまざまなメディアを通して、自らの美的感覚をどのように示し、伝えたのか―その「手さばき」を解析します。 (左)《白地網文様鞠散し革羽織(しろじあみもんようまりちらしかわばおり)》(部分) 江戸時代 18世紀 日本民藝館 (中央上)《ににぐりネクタイ》(デザイン指導:吉田璋也) 向国安処女会ほか (鳥取県) 1931年(デザイン) 鳥取民藝美術館 撮影:白岡晃 (中央下)《緑黒釉掛分(りょくこくゆうかけわけ)皿》(デザイン指導:吉田璋也) 牛ノ戸 (鳥取県) 1930年代 日本民藝館(右)雑誌『工藝』第1号-第3号 1931年(型染・装幀 芹沢銈介) 写真提供:日本民藝館 3.衣食住から景観保存まで  ツイードの三つ揃いスーツ、蝶ネクタイに丸眼鏡、ワークウェアとしての作務衣―民藝の人々はみなスタイリッシュでお洒落でした。しゃぶしゃぶにカレー、地方のお土産菓子など、食文化にも民藝は関わっています。民家の特徴を取り入れた建築にウィンザーチェア、日本・朝鮮・西洋折衷のインテリアデザインは良く知られるところですが、鳥取砂丘の景観保存にも民藝が関わっていたこと、ご存じでしたか? (左上)《木綿切伏(きりぶせ)衣裳》 北海道アイヌ 19世紀 日本民藝館 前期展示:2021年10月26日〜12月19日 (左下1)《藁沓(わらぐつ)》 山形県 1940年頃 日本民藝館 (左下2)《垢取り(あかとり)》 糸満(沖縄県) 1939年頃 日本民藝館 (右上)《キセル》(デザイン:河井?次郎) 金田勝造 島根県 1950-60年代 河井?次郎記念館 (右下)《黒土瓶》(デザイン:柳宗理) 京都五条坂窯(京都府) 1958年 柳工業デザイン研究会 (金沢美術工芸大学寄託) ■展覧会名/柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年■会場/東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー、2F ギャラリー4■会期/2021年10月26日(火)〜 2022年2月13日(日)※会期中一部展示替えあり■休館日/月曜日 ※ただし2022年1月10日は開館年末年始 ※12月28日(火)〜2022年1月1日(土・祝)、1月11日(火)■開館時間/10時〜17時(金・土曜日は10時〜20時)※入館は閉館の30分前まで■観覧料/ 一般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 700円※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。■主催/東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、毎日新聞社 ■協力/NISSHA、三井住友海上 ■特別協力/日本民藝館 ■アクセス/東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分(〒102-8322 千代田区北の丸公園3-1) ■お問い合わせ/TEL.050(5541)8600(ハローダイヤル) ◎美術館公式→ https://www.momat.go.jp ◎展覧会公式→ https://mingei100.jp ◎展覧会公式Instagram→ https://www.instagram.com/mingei100 ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 11/19(金)12:00まで※ 当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2021年11月3日(水) [[aform049]]

  • 【特集】特別展大映博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語

     歴史の殿堂として知られるイギリスの大英博物館は、古代エジプト文明の研究でも世界を牽引してきました。その研究成果を紹介する本展は、6体のミイラを選りすぐり、CTスキャンを用いた画像解析によって、外側からはうかがい知ることのできないミイラの謎を解き明かし、古代エジプト人の生き様や文化を紹介します。 王家の所領を管理する役人、代々続く名家の神官、既婚女性、幼い子ども......展示される6体のミイラは、年齢や性別、社会的立場や暮らしていた時代も様々です。彼らはどのような人生を送ったのちにミイラとして残ったのか―? CTスキャン画像をもとにした高精度の映像や、「食」「健康」「音楽」「家族」などのテーマに沿った展示物を交え、各ミイラの6つの物語を展開します。神々の像やミイラ作りの道具は、古代エジプトの信仰や死生観を垣間見せる一方、女性の装身具や子どものおもちゃなどは、今も昔も変わらない人々の暮らしを伝えています。 2019年に日本の調査隊が発見し、現在も調査が続いているサッカラ遺跡のカタコンベ(地下集団墓地)を実寸大の部分模型で再現するなど、日本独自の展示も行います。 01 "歴史の殿堂"大英博物館からミイラがやってくる!  世界最大級の古代エジプトコレクションを誇り、ミイラ研究を牽引してきた大英博物館が選りすぐった6体のミイラと約250点の貴重な遺物が展示されます。 (左)大英博物館 外観 © The Trustees of the British Museum (右上)襟飾り 前2040〜前1985年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(右下)ジェドバステトイウエフアンクのカノポス壺 前380〜前343年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum   (左1)ホルス神に授乳するイシス女神像 前664〜前332年、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(左2)黄金のカルトナージュのミイラマスク 前100〜後100年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(左3)猫のミイラ 国立科学博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(右上)車輪がついた馬の玩具 前30年以降、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(右下)猫の青銅製像 前664〜前332年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum 02 高精度の"ミイラの復元映像"!  ミイラ1体につき約7000枚という破格の撮影枚数のCTスキャン画像から作成された高精度の映像で、生前の健康状態やミイラ化の過程などを解き明かしていきます。 (上段左)アメンイリイレトの内棺と、ミイラのCTスキャン画像から作成した3次元構築画像 末期王朝時代・第26王朝、前600年頃 © The Trustees of the British Museum(上段中央)カルトナージュ棺に納められたネスペルエンネブウのミイラと、CTスキャン画像から作成した3次元構築画像 第3中間期・第22王朝、前800年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum (上段右)ペンアメンネブネスウトタウイの内棺と、ミイラのCTスキャン画像から作成した3次元構築画像 第3中間期・第25王朝、前700年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(下段左)タケネメトのミイラと、CTスキャン画像から作成した3次元構築画像 第3中間期・第25王朝、前700年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(下段中央)子どものミイラと、CTスキャン画像から作成した3次元構築画像 ローマ支配時代、後40〜後55年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum(下段右)若い男性のミイラと、CTスキャン画像から作成した3次元構築画像 プトレマイオス朝時代後期ローマ支配時代初期、前100〜後100年頃、大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum 03 日本人研究者による最新の発掘調査も紹介!  日本独自コンテンツとして、本展監修者の一人である、金沢大学・河合望教授の率いるチームが発掘中のサッカラ遺跡のカタコンベを実寸大の部分模型で再現。通常は入ることのできない、発掘調査中の遺跡内部を紹介します。 ■展覧会名/特別展「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」 ■会期/2021年10月14日(木)〜2022年1月12日(水) ※会期等は変更になる場合がございます。■開館時間/午前9時〜午後5時(入場は閉館時刻の30分前まで)■休館日/月曜日、12月28日(火)〜1月1日(土・祝)※ただし12月27日(月)、1月3日(月)・10日(月・祝)は開館■入場料/一般・大学生2,100円 小・中・高校生600円 (いずれも税込)※未就学児は無料。障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。※公式サイトでの日時指定予約が必要です■会場/国立科学博物館(東京・上野公園) 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 ■主催/国立科学博物館、大英博物館、朝日新聞社■協賛/鹿島建設、DNP大日本印刷、パナソニック、三菱商事■協力/日本航空■監修/国立科学博物館長 篠田謙一、国立科学博物館 人類研究部 人類史研究グループ長 坂上和弘、金沢大学 教授 河合望 ■お問い合わせ/TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)FAX:03-5814-9898 ◎ホームページ→ https://daiei-miira.exhibit.jp ★こちらの観覧券を3組6名様にプレゼント!★申込み締切 11/19(金)12:00まで※ 当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2021年11月3日(水) [[aform048]]

  • 【特集】『巨大映像で迫る五大絵師』− 北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界 −

    ※会場イメージ  江戸時代の絵師たちの情熱と想像力が込められた浮世絵や金屏風、金襖絵。その歴史的作品が超高精細デジタルアートとして蘇るデジタルアート展『巨大映像で迫る五大絵師』 −北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界−。本展では、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」と歌川広重の「東海道五拾三次」、俵屋宗達と尾形光琳が描いた2つの「風神雷神図屏風」の競演、伊藤若冲の代表作「仙人掌群鶏図」など、日本美術の最高傑作を公開。デジタル技術と映像演出、そして巨大スクリーンによる大スペクタクルを展開します。3面ワイド45mスクリーンに高輝度4Kプロジェクターを駆使したダイナミックな巨大映像空間で、浮世絵は原作和紙の繊維一本一本まで、金屏風や金襖絵は素材や表現の緻密な違いまでを再現します。また、作品のディテールを拡大表示し、わかりやすい解説とともに作品の魅力に迫ります。会期中、上映作品が毎日入れ替わるダブルプログラムで上映します。 巨大映像と音楽をコラボレーションしたドラマチックな演出による新感覚のアートエキシビション。古の人々の息づかいまで聞こえてくるような、時空を超えたアート体験をお楽しみください。 【アンバサダー】 尾上松也 歌舞伎俳優【体験コメント】絵の中に入り込んだような体験だ。絵の中の全ての色、毛の一本一本、鎧の線の一つひとつに、絵師の魂や思いを感じる。どうやって描いているのか、想像もつかない。実物大ではわからない凄さと迫力だ。 【プロフィール】歌舞伎俳優1985年1月30日生まれ。歌舞伎の舞台の他、『半沢直樹』などのテレビドラマや『エリザベート』などのミュージカルでも活躍中。 【監修】 小林忠 学習院大学名誉教授・岡田美術館館長 巨大映像で迫る新たな美の世界美術作品は本物に接するのが一番と思ってきたが、そうした固定観念を打ち壊すような新しい美の世界が開かれた。それは横幅が3面45メートルの巨大画面に映写されるデジタル映像の迫力だった。絵の具や金箔、和紙などの素材の質感や、画家の息づかいまで聞こえてくるような筆使いの強弱の変化が、拡大されることによってこれほど感動的なものに見えるとは思いもよらなかった。超高精細のデジタルアートが、異次元の美の世界を開拓してくれた。これまで誰も体験したことの無い、斬新で驚愕的な体験をお勧めしたい。 本展のみどころ ■ 20億画素の超高精細デジタルリマスターが明らかにする、浮世絵の真実  アルステクネが開発した独自のDTIP(超高品位3次元質感記録処理技術)により、浮世絵を3Dデータとして組み上げ、超高精細なデジタルリマスター化を実現。葛飾北斎、歌川広重が表現した微細な凹凸などの技巧はもちろん、和紙の繊維一本一本(0.05mm程度)の質感までも立体的に復元することに成功しました。 葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」所蔵:山梨県立博物館 画像提供:@アルステクネ   超高精細デジタル画像による「Digital北斎×広重」コーナーでは、「冨嶽三十六景」と「東海道五拾三次」からベストセレクション約60作品を大型モニター10数台で紹介します。 ※会場イメージ ■ 超細密データ画像の巨大映像化で描く圧巻の金世界  新デジタル撮影技術と多分割データ画像処理技術によって、金屏風や金襖絵の金箔、切箔、金砂子、金泥などの素材や表現の緻密な違いまでも再現。俵屋宗達や尾形光琳、伊藤若冲たちが細密に描写し綴られている物語が鮮やかに蘇ります。 ■ 3面ワイド45m巨大スクリーン映像と音楽のコラボによる未知のアート体験  メイン会場は、3面ワイド45mスクリーンによる圧巻の巨大映像空間。先進デジタル技術と高輝度4Kプロジェクター複数台を駆使した映像と、音楽のコラボレーションによる大スペクタクルを体験いただけます。また、超高精細デジタル画像で作品の緻密な部分を拡大表示し、ナレーション(英文字幕)とともに作品をわかりやすく解説するプログラムもございます。巨大な名画をバックに写真撮影も可能です。 ■ 日本美術史を飾った五大絵師の代表的な傑作を超高精細デジタル画像で公開[主な作品](上段左)葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」所蔵:山梨県立博物館 画像提供:@アルステクネ(上段右)歌川広重「東海道五拾三次 日本橋 朝之景」所蔵:大阪浮世絵美術館 画像提供:@アルステクネ (下段左)俵屋宗達 国宝「風神雷神図屏風」原本所蔵:大本山 健仁寺 画像提供:キヤノン(下段中央)尾形光琳 「菊図屏風」(右隻)収蔵:岡田美術館 画像提供:岡田美術館 (下段右)伊藤若冲 重要文化財「仙人掌群鶏図」(部分) 所蔵:小曽根山 西福寺 画像提供:便利堂     ※画像写真の無断転載を禁じます ■展覧会名/『巨大映像で迫る五大絵師』− 北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界 - ■会期/7月16日(金)〜9月9日(木)※上映作品が毎日入れ替わるダブルプログラム■開館時間/10時30分〜19時30分 ※入館は閉館の60分前まで■観覧料/一般2,000円、大学生・専門学校生1,500円、中・高校生1,000円 ※満70歳以上、小学生以下は入場無料。※障がい者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)は無料。※ご来場時、年齢証明ができるもの、または学生証をご提示ください。■主催/フジアール、フジテレビジョン、BSフジ、ニッポン放送■協賛/マウスコンピューター ■後援/フジサンケイグループ、千代田区、千代田区教育委員会■協力/NTT ArtTechnology、アルステクネ・イノベーションアルステクネ、キヤノン綴プロジェクト■特別協力/山梨県立博物館、岡田美術館、大阪浮世絵美術館、大本山 建仁寺、小曽根山 西福寺、金刀比羅宮■会場/大手町三井ホール 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One 3F【アクセス】●東京メトロ・都営地下鉄 各線「大手町」駅 C4出口直結 千代田線:徒歩2分/丸ノ内線:徒歩5分 /半蔵門線:徒歩5分/ 東西線:徒歩9分/三田線:徒歩6分●東京メトロ東西線「竹橋」駅:徒歩2分●JR「東京」駅:徒歩12分■会場問合せ/03(5962)9570 ◎公式HP→https://www.faaj.art/ ★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!★申込み締切 7/21(水)12:00まで※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 更新日:2021年7月7日(水) [[aform028]]